2010年2月6日土曜日
[error:0162] 芸術は爆発だ(前編)
大学時代に住んでいた、世田谷は東松原界隈であります。
駅前商店街といえども細く複雑怪奇な路は、
車泣かせの異名をとる世田谷の特徴。
それでも松戸あたりから出てきたスラムドッグの眼からすると、
陽だまりの似合う、静かで小洒落た街並みなのでありました。
当時余り行った事は無かったのですが、
羽根木公園という所で梅祭り開催中です。
白いのもありますよ。
誤解されがちですが「紅梅」「白梅」というのは
花の色ではなく樹材の色でして、
どちらだかは切ってみないとわかりません。
とはいえ、全体として見頃にはまだ早過ぎたようですね。
後日また別の梅公園にでも出直すとしましょう。
力強い梅の枝。
次の行先は、なんとあの岡本太郎美術館!なのですが、
行ったあとからこの写真見ますと全部岡本太郎作に見えます。
露店エリア。梅にちなんで梅干やら梅ヨウカンやらもあります。
お茶ももらえます。
どうでもいいですが、犬が見事に保護色ですね。
小田急線で向ヶ丘遊園駅へ移動。
岡本太郎美術館のある生田緑地へは、1kmほど歩きます。
珍しい金属製の電柱ですな。
軽いのか安いのか(元々電柱は意外に安く、8mのコンクリ製で2万ほどだそうですが)、
何かしらメリットがあるんだと思いますが、
直感的には感電しそうに見えてしまいます。
生田緑地に到着しました。
ここはもと枡形城という城跡らしく、なかなかに険しい丘です。
この生田緑地では40年ほど前、人工的な土砂崩れの再現実験中に
ちょっと派手に崩しすぎちゃって15人ほど生き埋め死という事故も
あったようです。
地層が良く見えますね。
垂直な仕切り壁のような硬い部分は、
断層に水が浸みこんで鉱物が溶け出したものでしょうか。
地層の解説板。
実際の場所の対応が書いてないので、余り参考にはなりませんが。
三色アイス軽石層の説明がただ一言「食べられません」 ってのはねぇ…
※12万年前ぐらいの箱根の噴火で飛んできた軽石です。
ちなみに三色アイスやシモフリやゴマシオ以外にも、
関東ローム地帯には栗ヨウカン軽石層とかバヤリース軽石層とか、
おいしそうな名前の層が多いです。研究者が腹減ってたのかなぁ。
「樹木の名前を当ててみよう!」のコーナーがあちこちにあります。
えーと、こりゃツバキだな。
でも正解&解説のプレートが、遠すぎて届きません。
凝った展望台です。しかもご丁寧にエレベーター付き。
その前に、ここまで登ってくる事自体が大変ではあるのですが。
多摩川と武蔵野台地が一望できます。写真の正面は新宿あたり。
東西南北の表示の代わりに干支の動物像が配されているという
気の利き具合もナイスです。
ほぼ影だけですが、写真は北面なのでネズミ。
ウシとトラは首だけという残念仕様です。というか不吉です。
ウサギは普通にかわいい。
ヘビはというと、トグロが垂直に立っていて奇妙。
.
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿