アイコンが実にイイ感じです。下側のは「矢切の渡し」。
すでに、画面奥に江戸川の土手が見えていますね。
「男はつらいよ」第24作、「寅次郎春の夢」から。
同じ案内板の側面には、テキ屋寅さんの胡散臭い名調子が。
私も同作の詳しい内容までは覚えていないのですが、
「春の夢」なのになぜ赤トンボなのか、
寅さんは九州の奥地からでも歩いてきたのか、
などとあれこれ考えるのは野暮でありましょうか。
ちなみに私も箱根～豊橋間までは歩きましたが（約200km・9日間）、
歩きながら越冬という経験まではありません。
飛行機のファーストクラス乗っても釣りが来るほど宿代掛かりますし、
かと言って野宿してたら、それは紛れも無くホームレスであります。
マクドナルドの2階にでも住む？
さて、
地には花もなく空は薄ら寒い今日この頃ですし、寝転ぶのは見合わせましょう。
どうせオイラはヤクザな兄貴ー♪ 判っちゃいるんだ妹よー♪
セルフタイマーで寅さんオープニングを真似るのは絶望的に困難でした。
ちなみに私に妹は居ません。
広い川原にポツンとある、公衆便所覚えてますか。
森高千里の「渡良瀬川」がこんな歌詞だったらみんな絶望です。
それにしてもサイケデリックなトイレです。
もし内壁まで同様に塗られていたら、
いくら公衆便所でも落ち着かなさすぎるでしょう。
右面の小舟は矢切の渡しだと思いますが、下の方の泣いてる魚は何だ！？
ひょっとして、使うと河川水質に問題をもたらすトイレなのか。
そしてこれが「矢切の渡し」。
残念ながら今日は営業日ではないので
川原ホームレス小屋にしか見えませんが、
細川たかしの演歌などでそれなりに有名な観光資源ではあります。
特製ワラジなども販売している模様ですが、
個人的には精巧な情景模型でも出した方がウケるかな、と思います。
あちらが松戸側の船着き場。距離は100mあまり。
双方向発着するはずですがなぜか、川をかなり斜めに渡る形なんですね。
左の方には舟が何艘か繋留されていますが、
流れが速い時の対策らしく、モーターも付けられています。
ちなみに江戸川は案外深く、しかも丁度ここのすぐ下流に最深部があって、
満潮時だと水深10mぐらい行くようです。
現在は舟運などではなく、電車と自動車の時代ではありますが、
災害時には避難や物資輸送に江戸川を使う事も計画されているようで、
すぐ近くには非常用桟橋なんてのもあります。
むろんそんな大規模災害など起こらぬに越した事はないのですが、
実際どんな状況になるのか、ちょっと見てみたい気もしますね。
自衛隊の輸送艦がここまで遡上して来たりするのかなぁ？
凶暴な亀がいるからキケン、と言っているように見えます。
捨てられたワニガメとかアリゲーターとか、
排水中の化学物質で突然変異した怪物とかでしょうか。
フロリダ並みですね江戸川。
蛇の穴みたいなのがそこら中に開いているのも気になります。
夏でも松戸市内で蛇なんか見る事は無いんだけどなー。
ついでにスカイツリーも案外近距離。
やはり尖塔状に雪囲いされている植木も写ってますが、判りますでしょうか。
さて最後は映画など観に、
亀有（金町の隣）のショッピングモールへ向かいます。
今日は上本郷→松戸→金町→柴又→金町→亀有と、
すでに1駅区間ばかり5回も乗らされてるのが非常に損した気分ですが。
この「トラ情報」ってのは、たぶん寅さんじゃなくて阪神ですよね？
この辺はどう考えても巨人ファンが多いんじゃないかって気がしますが。
亀有は、神社の狛犬まで亀と化してました。
凶暴そうな風貌ですが、江戸川産のミュータントタートルでない事を祈ります。
こち亀ゲームぱ～く
「こちら葛飾区アリオ亀有（ショッピングモール）内ゲームパーク」？
観たのは実写版「あしたのジョー」。
白木お嬢さん（香里菜）以外は概ね合格点じゃないかな。
イメージ合わない上に、演技力に問題あると思います。
とりわけ力石（伊勢谷友介）、イイですね。
でも表情から髪型から体型から何からソックリな知人が居るのが、
個人的に常時気になって仕方ありませんでしたが。
ドヤ街の汚さ、セットの精巧さも◎です。 漬物30円。
若干寅さんに似てますが人違いです。
ところでここのスクリーン、幕間にムーミンの偽者みたいな
可愛いアニメキャラが踊るのですが、
それが悲壮な決意感のある重低音のＢＧＭ（それ自体は非常にカッコいい）に対し
全く水と油であるのが、妙に印象に残りました。
帰りの電車。
「国民的社員食堂」ってのも
オープンなのかクローズドなのか摩訶不思議な表現ですが、
体脂肪に充分配慮してくれる食堂のようです。
なんとなく、「バナナと牛乳だけ」とか減量中ボクサーの食事
みたいなのを出されそうに見えるのは、映画帰りだからでしょうか。
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