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奇しくも元町の隣、中華街も媽祖祭なる縁日なんです。
媽祖は中国に実在した仙女。ただし本当の祭日は旧暦3月23日(5月6日)のはずなんですが。
混雑度はこちらの方が上ですね。警官も多数出動中です。
別に廃油再利用疑惑に怒る民衆とかいう図ではありません。
アイルランドが緑色なら中国はさしずめ赤で統一かというと、
統一どころかありったけの色を投入しております。
たぶん媽祖ではなく、何か官女かお姫様かの役だと思いますが、
180cmぐらいありそうな随分見栄えのするお姉さんです。
とか思ってたら、なんか呂布か兀突骨みたいなのキター!
※三国志演義に登場する武将。呂布は10尺(230cm)、兀突骨は12尺(280cm)だとか…
巨大将軍は全部で4体。
台車付きの木像にしてしまっても良さそうですが、あえて重労働に甘んじます。
良く見ると、将軍のタスキには台湾どうたらと書いてありました。
だとするとそれこそアイルランドと英本土の違いみたいな話で、
赤で統一なんてとんでもないのかも知れませんね。
踊りながら子供にアメを配る仙人。
七福神か何かみたいな縁起物なんでしょうけど、問題は顔が怖いこと。
中国系のお祭りに付き物なのが爆竹ですね。
長崎でお盆にやる「精霊流し」なんかほとんど市街戦の様相を呈しますが、
ここでは安全対策なのか後掃除対策なのか、車付きの箱の中で少量焚く程度。
最初、焼きイモか焼き甘栗(中華街に多い)の売り子かと思いました。
龍踊り。あれもペースを合わせながら走りっぱなしなので大変そうです。
噛まれると福が来る獅子舞のような位置づけらしく、
観衆の頭の上を撫でるように進みます。
手前のオジサンはたまたま写ってしまっただけで、
むろんこの人の頭髪祈願とか何とか言うお話ではありません。
ところで担ぎ手や爆竹運びやらの人々の装束。だぶついた軽装で赤か黒。
どこかで見たような気がして思ったんですが、
中国の演劇やなんかで走り回る”エキストラ”の人達って、
あんな感じじゃありませんでしたっけ。
もしやあれが中国式の「黒子」服なんでしょうか。
もひとつおまけ。関内付近の自販機のゴミ箱です。
何を言いたいのか良く判りませんが、なかなか絵心のある落書きですな。
キャプションはなぜか日本語、中国語、ドイツ語、英語が混じってるようで、
書いたのはなかなかの才人かもしれません。
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