2010年3月20日土曜日

[error:0195] 両洋パレード対決(東洋編)

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奇しくも元町の隣、中華街も媽祖祭なる縁日なんです。

媽祖は中国に実在した仙女。ただし本当の祭日は旧暦3月23日(5月6日)のはずなんですが。



混雑度はこちらの方が上ですね。警官も多数出動中です。

別に廃油再利用疑惑に怒る民衆とかいう図ではありません。



アイルランドが緑色なら中国はさしずめで統一かというと、
統一どころかありったけの色を投入しております。

たぶん媽祖ではなく、何か官女かお姫様かの役だと思いますが、
180cmぐらいありそうな随分見栄えのするお姉さんです。



とか思ってたら、なんか呂布か兀突骨みたいなのキター!

※三国志演義に登場する武将。呂布は10尺(230cm)、兀突骨は12尺(280cm)だとか…



巨大将軍は全部で4体。
台車付きの木像にしてしまっても良さそうですが、あえて重労働に甘んじます。

良く見ると、将軍のタスキには台湾どうたらと書いてありました。

だとするとそれこそアイルランドと英本土の違いみたいな話で、
赤で統一なんてとんでもないのかも知れませんね。



踊りながら子供にアメを配る仙人。
七福神か何かみたいな縁起物なんでしょうけど、問題は顔が怖いこと。



中国系のお祭りに付き物なのが爆竹ですね。

長崎でお盆にやる「精霊流し」なんかほとんど市街戦の様相を呈しますが、
ここでは安全対策なのか後掃除対策なのか、車付きの箱の中で少量焚く程度。

最初、焼きイモか焼き甘栗(中華街に多い)の売り子かと思いました。



龍踊り。あれもペースを合わせながら走りっぱなしなので大変そうです。

噛まれると福が来る獅子舞のような位置づけらしく、
観衆の頭の上を撫でるように進みます。

手前のオジサンはたまたま写ってしまっただけで、
むろんこの人の頭髪祈願とか何とか言うお話ではありません。


ところで担ぎ手や爆竹運びやらの人々の装束。だぶついた軽装で赤か黒。

どこかで見たような気がして思ったんですが、
中国の演劇やなんかで走り回る”エキストラ”の人達って、
あんな感じじゃありませんでしたっけ。
もしやあれが中国式の「黒子」服なんでしょうか。


 
 
もひとつおまけ。関内付近の自販機のゴミ箱です。
 


何を言いたいのか良く判りませんが、なかなか絵心のある落書きですな。

キャプションはなぜか日本語、中国語、ドイツ語、英語が混じってるようで、
書いたのはなかなかの才人かもしれません。
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