[error:0186] よく書いてよく食べた日

毎度おなじみ・マンション前の早咲き桜も、満開の様相であります。


春は手続きの多い季節。
本日は関内界隈にて、あれこれ手続き集中デーでありました。

実際はたまたまこの日に集中しただけなんですけどね。



さて、まずはパスポートの更新があるので、規定サイズの顔写真が必要です。

いえ、海外旅行なんて次いつ行く機会があるのかないのか判らないんですが、
一旦期限切れにしちゃうと、あれこれ面倒になると思いまして。

いつもそこら中で眼にしているくせに
いざ探そうと思うとどこにあったか思い出せない不思議な施設とは、
何を隠そう、このスピード写真機ですな。


しかし夜からずっと起きてて、
6時頃には「さーてボチボチ風呂浴びて出掛けるか」と動き出したくせに、
この時点で既に9時過ぎ。私もつくづくスローライフ化したモンです。

最近のスピード写真機は、画面案内が充実してたり、撮り直しできたり、
できた写真に方眼が入ってたり、色々進化してますね。

でも1枚欲しいだけで700円、高ーい。

あと、ガラスに映っていたはずの顔と全く印象が違うのも困り物です。
たぶんレンズが広角すぎるんじゃないかなぁ。

本当はもっと広い場所で、わざと遠くから望遠で撮った方が、歪みが少なくて済みます。


いずれ「写真」ではない、3Dレーザー測定の撮影機なんてのも
登場するかも知れませんね。

10時40分。こちら横浜市中区山下公園前パスポートセンター。


写真撮ったのはいいですが、
肝心のパスポートを忘れて新横浜に戻ったりして愉快なサザエさん。

電車が一日フリーパス使っててヨカッタ。

平日午前中にも関わらず40人ぐらい並んでます。
これほど繁昌している施設なのに建物はやけに古臭く、
雑然たる昭和の香りがします。


延長申請は期限切れの1年前から可能ですが、
残りの有効期間は切り捨てられてしまうので、ギリギリに来るのが吉です。

こちらが申請用紙になります。

行列待ち時間を除けば申請提出自体はすぐですし、
用紙だって機械読取式のはずですが、
なぜか新しいパスポートができるまで1週間も掛かります。

しかも受取時には、10年パスで16000円分もの印紙が必要です（泣）。
もし全国民が1回パスポート更新したらそれだけで税収2兆円なわけで、
まったく殿様商売もいいところだねぇ。


ちなみに以前、写真を切るハサミがなくて困ったような記憶があり、
今回わざわざハサミ持参で来たのですが、
写真切抜機がバッチリ設置されてました（そのまま出しても係の人が切ってくれます）。
なんだか微妙に損した気分です。

結局、住所や本籍の都道府県さえ変わって無ければ、
持参するのは写真（現地でも撮れますが、混むかと）と古いパスポートだけで足ります。

ただし署名部分がそのままパスポートに転写されるので、
備え付けの安物ボールペンの字じゃ嫌だという人は、ペン持参で。

13時、関内JTBで4月の旅の手配。
えらい僻地なんですが、安いプランが見つかって良かったです。
おかげでつい7泊8日も取ってしまいました。


さらになぜか、金麦の引換券4枚もらえました。
ほぅ、この私に花押スタンプをもう2個ばかりもらってこいと？

ついでにバス停の広告までも金麦。大攻勢ですなサントリー。

15時30分、桜木町ランドマークタワーで保険の更新手続き。
保険代もまた痛いのですが、無収入だからこそ保険は必要でしょうしねぇ。


会う保険屋は前職場時代から担当の、非常に人のいいオバチャン、
今や完全にお婆ちゃんと言っていいトシ（69歳）なんですが、
営業成績が良いのでいまだに現役であるらしい人です。

話が少々クドすぎたり、電話番号を無断で他の外交員に教えちゃったり、
前職場の事務室を無断で待ち合わせ場所に指定しようとしたり、
難点もあるにはあるのですけど…

働いていた頃より、私は血色が良くなってるそうです。
ともかく、ここでまた書類を何枚も、住所やら名前やら書きまくりです。


14時20分には到着してしまったので時間潰しに困ってしまったのですが、
別館5階の本屋になぞ寄ってみてたら、危うく遅刻するところでした。
本屋の魔力おそるべし。

ちなみにノンフィクション派の私としましては
「日本語という外国語」 「あの航空機事故はこうして起きた」
なる2冊を買ってみました。

17時。最後はおなじみ、高島町のショート映画館で締めます。

1作品、前職場の某先輩と某後輩をモンタージュしたような顔の役者が出てて
大変驚きました。スウェーデン映画のはずなんだけどなぁ。

年間パスポートなので何度来てもタダですが
やっぱりいつも空き過ぎてて経営が心配なので、
幕間に紅茶など頼んでみるささやかな経営支援。

でもなかなかハイセンスな空間と食器でしょ。

無名画家の絵が月替わりで飾られてたりもしますが、この辺お気に入りです。

そうだ、いっそのことスクリーンがレストランバーになってる
気軽な映画館なんてどうだろう？
映画観ながらなら、酒の売れ行きも進むんじゃなかろうか。

マック、ソバ屋、待ち合わせの喫茶店、映画館の紅茶、そしてイタリアン。
実は今日、これで外食5軒目だと気付いて愕然としました。

うぅむ、外歩きの長い日は危険だ。
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