2011年6月7日火曜日

[error:0507] 東京ドームで僕と握手!(第1・第2試合編)


実は入った事ないんです、東京ドーム。

後楽園球場時代の日ハム戦が1度か2度あっただけ。
巨人戦なんか、なんだかんだ言ってまだまだ高価ですからね。


ところが今週(本日初日)は全日本大学野球選手権というのがありまして、
わずか1200円ほどで安く侵入するチャンスなのですよ!

しかも1日4試合あって観客入替ナシですので、実質1試合300円。
時間当たりの計算ならネカフェより安いですね。


全日本大学野球選手権というのは「東京六大学リーグ」など
全国各地の大学リーグの優勝チームを集めたトーナメントですので、
試合内容もそれなりにハイレベルなものが期待できると思います。

ちなみに東京六大学からの代表は慶應。
東大は代表どころか勝率ゼロらしいです。相変わらずです。



さすがに横浜球場よりは、通路も広くて小奇麗ですね。

ただしプロ試合ではないせいか店は一部しか営業しておらず、
そもそも内野席1・2階のエリアしか開いてません。

ジュース自販機ぐらいは少数存在しますが、紙パックので160円とお高め。
(飲み物の持ち込みはできず、入口で荷物検査があります。食べ物は多分OKなんですが…)


4試合観るのは良いとして、最後までここに籠ってるのもまた大変そうです。



ちなみに喫煙所(横浜球場と違い通路内にある)からでも
テロップ付きのテレビ中継が楽しめます。

もしかしたら本人も、まさかこんな映像にされているとは思ってないかも。
すげぇな東京ドーム。



その通路からグラウンドが見えるのは、アメリカ式っぽい構造ですね。
いやサンディエゴパドレスのペトコパーク球場に行った事があるだけですが。



ところで、第1試合は朝8時半開始だというので
さすがに諦めて第2試合(11時開始)を狙って来ました。

ところが快速停車駅やら何やらの関係で
松戸→上野→秋葉原→神田→お茶の水→水道橋、と
距離の割にものすごく面倒くさい乗り継ぎを繰り返したせいで意外に遅くなり、
すでに11時5分ぐらいです。

帰りは、何十円か高くなっても千代田線の新お茶の水乗り換えにしよう…。



あれ?今すでに第2試合なのかと思ったら、第1試合がまだ押してるのか。

そんなに乱打戦というわけでもないし、
アマ試合でそうそう何人も継投するとも考えにくいし…

負傷中断とかあったんじゃないと良いんですが。

後で調べたら先攻チームが15四死球もらいながらも19残塁とか、そんな試合だったようです。



ともかく客席に降りましょう。

客足はこの程度。貸し切り状態とまで行きませんが、まったく余裕です。

しかし応援のほうは大変盛り上がっていて、
1・3塁付近に陣取る両校ブラスバンドが頑張っていますね。



自由席なのでどこでもOKです。

本塁付近最前方、本来ならプラチナチケット級の席であろうとも、1日1200円!


これに匹敵するコストパフォーマンスはプロのフューチャーズ戦ぐらいでしょうが
そちらが言わば練習試合なのに対し、
大学野球選手権はトーナメント戦で後がないため、皆必死です。

女子プロ野球戦は、値段も試合レベル的にも、ここまでは行きません。
(珍しさ的な価値はありますけども。)


そういえば東京ドーム、草野球の試合でも35~60万円ほどで使えるそうです。
驚いた事にオールナイト枠なんてものもあります。

それは関係ない人が観戦しようと思えばタダで観られるのか、
逆に立ち入り制限して草野球チームが入場料を徴収することができるのか、
あたりについては不明です。



オールナイトでマラソン野球する草野球リーグなんてものが存在するのか、
それとも徹マン大会とかドンチャン騒ぎで使う人も居るのか等は置いといて、

今年は省電力作戦のために、ナイターの開催は大変風当たりが強いですよね。

でもそんな心配は無用かも知れない、と判りました。

なぜならドーム球場は
デイゲームでも充分、照明煌々としてるから。


いや照明の電力というのは実はそれほどでもないんですが、
気温や気圧の調整のためにエアコンがかなり効いてるでしょうしね。

実際、空気については何時間座ってても大丈夫なぐらい快適でしたし。



楽天球場(クリネックススタジアム)ほど至れり尽くせりではありませんが
座席はクッション付きで快適。

確か、旧後楽園球場では駅のホームにあるような
ただのプラスチック塊(割れてるのもよくある)だったので、格段の進歩です。


個人的には相撲みたいに座敷席もあると良いんですが

そうするとどうしても鍋とか刺身とか欲しくなって、
ファールボールが飛んで来た時に困るかなぁ。



すでに9回表に入っている第1試合は
先攻: 徳山大(山口、中国地区大学野球連盟代表) vs
後攻: 奈良産業大(奈良、近畿学生野球連盟代表)。

なんとなく広島 vs ヤクルトみたいなユニフォームの対決ですね。


なぜか先攻の ヤクルト 徳山大 が1塁側ベンチに入っていますがともかく
後攻側が 3 - 1 で勝ってますので、ここで2点取れないと試合が決まります。

そこでいきなりデッドボール当たりそうになるの図。



今度こそデッドボール当たるの図。


ヘルメットに当たったように見えましたが大丈夫でしょうか。

初日の第1試合から危険球退場とか乱闘とか
広島監督のベース投げとか発生しないでしょうか。



そして確か牽制悪送球か何かの隙に1点!

しかし結局反撃はここまで、 3 - 2 で奈良産業大の勝利となりました。



くたびれ切った様子の負けチーム。

だいたい負けチームの表情のほうがドラマチックなものではあります。



続いては、慣らし練習とか記念撮影を挟んで1時間遅れの第2試合。

先攻: 京都学園大(京都、京滋大学野球連盟代表) vs
後攻: 福岡大(福岡、九州六大学野球連盟代表)であります。


これも1塁ベンチに入っていますが先攻京都の皆さん。

個人的に前列中央やや左の人が、非常に堂々とした表情でイイです。
でもある意味、出征兵の写真っぽくも見えます。



この試合の特徴は、選手よりむしろ近くで応援してた人に尽きます。


右の人は校歌か何か歌っていまして、
こちらも球場全部に響く見事な声量でした。

左の人はダッグアウトのすぐ上だと言うのに
良く通る野球部声で戦術面にまで始終口を出すので、
選手がベンチからの指示と混乱してしまわないか心配でした。

ちなみに試合は、その熱烈応援されている京都学園大が
0 - 6 で大負けしました。



ところで今の時代、ブロックサインだ何だと面倒な事をしなくても
アゴに小型通信機でも付けてプレイできないモンでしょうか。

野球選手というより米兵か家電量販店の店員みたいで
外見はアレですが。



一方こちらの人は忙しく何か書いていますが
独自にスコアでもつけているのか、もしやスカウトの人だったりするのか。

何となくこういう帽子の人多いようなイメージあるんですが、スカウトの人。




9回終わる前にちょっと抜けだして(たぶん混むので)、軽く昼食を。

チリドッグ440円。やっぱりお高めですね。

ハンバーガーが300円ぐらいで売ってるはずらしかったんですが、
そのお店が開いてないっぽいんですよね。



例えばこのようにシャッターが…って、
よりによってなぜここでサッカー?

というか他の店はことごとく野球柄っぽかったですよ?




こちらは年間MVP選手コーナー。クロマティとか懐かしいです。

しかもじつに良い写真があるものです。



アーティストというからホームランバッターの殿堂かと思ったら、
こちらは本当にここで公演した歌手とかの事みたいでした。

※アーチ(橋型)弾道をよく描くからアーティスト、と言います。


たぶん、今日は閉鎖になっている区域とか球場の外周周辺とか探せば
もっと色々記念品的な物件が見つかるのでしょうが、それよりも、



なんかゲーセンのガンシューティング機みたいなのがあると思ったら
石膏で型どりした選手(原監督も)の手コーナーでした。

後楽園遊園地 東京ドームで僕と握手!

平面写真やユニフォーム生地との強引な継ぎ合わせも見所かも知れません。

股間とか微妙に気になる凹凸具合だし。



さて色々とお腹いっぱいになったところで、第3試合の開始を待ちましょう。


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