電車もバスも眼の前で発車、ならばと歩けば信号ことごとく赤、
そうしてタイムロスがタイムロスを呼ぶ。
まぁそんな日もあるもんですが。
それでイライラ慌てながらどこへ行くつもりかと言いますと、
古巣の大学で講演会など拝聴しに。
ちなみに私も理学部出身ですし講演会も理学部のなのですが、
有名なこの安田講堂とか赤門とかの辺りは
主に文系の人々のナワバリでして、滅多に来た事はありません。
私ほどの不肖の卒業生もそう居ないと思われますが
わざわざ開催お知らせのメールなど送ってくれます。
というか全くの部外者でも無料で聴けますし、
そうでなくても近隣のオジサンが犬の散歩とかしてます。
こういうセキュリティ無用の姿勢も、最近では貴重になりました。
正式名称を育徳院心字池という三四郎池、相変わらずの風情です。
というか昔以上に草木ボーボーな気もします。
ここでトランシット(角度を測るための三脚望遠鏡)覗いて
測量実習などやった授業を思い出しますが、
結局ちゃんと測量士資格なるものを取らないと就職には役立たないようです。
一方で、いつのまにか珍奇な建物が続々と増えているのには閉口します。
歴史あるレンガの校舎を壊さないようにしたつもりかも知れませんが
ムリヤリまたいで上に建てるって姿勢はどうなんでしょう。
だいたい耐震性とかホントに大丈夫なんだろか、アレ。
まさか建築学科とか入ってる校舎なのではあるまいな。
ともかくも本題はこちら。
すでに時間は来ているので、外で待っている人は居ません。
確か映画館の予告編と同じで
司会の前置きがかなり長かったと思うのでまだ大丈夫でしょうが
割と人は集まるので、見易い席はもうないかも?
今回のラインナップはこちら。あと、いまいち何言いたいか判りにくい前文も。
だいたいこの手の宣伝文句というのは
商売の広告以上に抽象的かつ大げさなものですが、
南極上空90キロの大気とか溶鉱炉の温度測定とか、
あまり「身近なところ」とは言えないのでは。
個人的には例えば
「蚊の飛行特性と誰でも簡単撃墜方法」
なんて紹介してくれると有難いです。
あんなフラフラと遅い飛行体がなぜあれほどはたき潰しにくいのか、
不思議で仕方なリ始める毎年今日この頃であります。
スポーツ試合や観劇と違って、特に臨場感が必要なものでもありませんから
インターネット配信してたのなら
わざわざ来る必要なかったですね。
故意に変な質問でもして、インターネット配信されてやろうかチクショウ。
現場まで出向くメリットとしては
スタンプカードとパンフレットがもらえる事ぐらいでしょうか。
この「熊さん」ってのは人の名前なんですか?
そういえばレオナルド熊なんて今どうしてるでしょう。
私の卒業後に学科の新設・統廃合なども色々行われているようですが、
「所属:ビッグバン」ってのは一体何かと思ってしまいます。
ビッグバンの人。ビッグバンに配置転換。ビッグバンの予算。
たぶんココの事かと思われます。
さて、1階は画面の見えないような両端以外かなり埋まってたので
2階席に収まりました。
内容的には前回のほうが面白かったかな。
教授、ちょっと喋り慣れていないようですねぇ。
でも変な質問、いや明らかに質問ではない ”意見表明” してる客は本当に居ました。
しかし、こんな明るい部屋でハッキリ投影できる大型プロジェクターって
何気にすごいですね。
会社の忘年会余興で一度プロジェクター使った事あるんですが、
小さいうえに会場真っ暗にしてもらってもサッパリ薄すぎて、大失敗でしたよ。
この安田講堂とプロジェクター、忘年会用に安く貸し出したりしてないかなぁ?
しかし「セレンディピティ」という用語を学べた事は収穫です。
「何かを探しているときに、探しているものとは別の
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