19時過ぎ。夜風が極めて快適。
体力的にはまだ大丈夫ですが、そろそろ足の裏がマメひどいようです。
やっぱ、次はもっといい靴用意しないとダメだな。
舎人ライナーの豪快な高架。
一見して当然ながら、下側にぶら下がるのでなく上側を走ります。
そういえば昔、伊丹空港近くで良く似た高架を見たような。
道に迷って飛行機に遅れそうで、大慌てしてましたが。
第18駅、西日暮里。
ただしこれも舎人ライナーのほうです。
線路と歩道が2段平行に重なった、キレイなデザインですね。
それに対してJRの西日暮里は、ガード下のこんな。
写ってませんが、駅前で酒盛りしてるレゲエのおっちゃん2人組なども。
西日暮里には、すぐそばに開成高校があります。
20年前受けて落ちましたが、男子校なせいかオッカナイ雰囲気の所で、
コンクリートの殺風景な教室に、ボコボコに凹んだ金属製のゴミ箱が
無造作に転がってるのが印象的でした。
”質実剛健”がモットーだそうですが、確かに校内といい駅といい、
私立にしては珍しいほど飾りっ気がありません。いや駅は関係ないか。
入口に比べると、ホーム部分は随分立派な印象です。
周辺も、駅前通過後から急に、完全な住宅地に変貌します。右側は塾。
夜なせいもあってか、ここまでには無かった雰囲気の場所に感じます。
左の公園で少々休憩しましたが、ベンチにやけに人が多くて、
カップルの逢引き場か下手するとハッテンバかと心配になり、
早めに引き揚げました。
公園のすぐ反対側を筆頭に、周囲はマンションだらけなので、
杞憂かなとも思うのですが。というか公園の砂だらけなベンチより、
マンションの玄関前にキレイなベンチありました。後悔。
第19駅、田端(たばた)。
なかなかいい眺めです。こちらの丘まで、
細い仮設橋みたいな階段が這い上がって来ます。
南端の大崎に対して、このあたりが山手線の北端になります。
ちなみに高架は、舎人ライナーでなく新幹線。
山手線から離れて埼玉方面に伸びていきます。
ジンセイについて相談したくなりそうです。
「先生、エラーが多いんです…。」
看板が明るすぎるので、入口や窓は写真上、真っ暗につぶれてしまってます。
パッと見、関西弁に見えました。
…うぅむ、精神的に疲れてきたようです。
第20駅、駒込。
もはやただの通路みたいですが、奥に入口あります。
いえ、これと別にもっと立派な入口もあるんですけどね。
学校ではなく、公的な運動場のようです。
時刻は20時半ですがサッカーの練習中で、
会社帰りの人々なのか、広いグラウンドのない学校が特訓中なのか。
こちらももう一頑張りしましょう。
よくある居酒屋チェーン(土風炉)なのですが、
一見さんお断りされそうな、ものすごい趣ある建物です。
箱根湯本あたりに、こんな感じの飲食店とか旅館が多かった気がします。
第21駅、巣鴨。
いきなり道路のすぐ斜め下にホームが現れました。
電車からゾロゾロ降りる群衆を見下ろす視点は、案外新鮮?
ここから次の大塚に向かう途中、
逆に前方から来たオジーサンに、巣鴨への道を訊かれます。
もっとも線路がすぐ脇を通ってて、始終電車の音が聞こえて来ますし、
迷いようも無さそうなんですが(むしろ大塚側からそこまでの方が判りにくい)。
どうも、こんな時間にとげぬき地蔵参拝らしくてですね。
思考はハッキリしてるようなのでまぁ、大丈夫でしょう。
いえ、それじゃオマエはこんな時間に何してんだって話ですが。
しかし、道訊かれは今日2度目。普段はそんな事もないんですが、
今回に限らず、歩き旅してると道訊かれる事が多いです。
歩き中は何か、捕まえやすそうなオーラでも出てるんでしょうか。
第22駅、大塚。
これはまた特異なデザインですね。
シンプルさと自己主張が同居しているかのようです。
すぐ脇の都電荒川線(路面電車)駅は、ガード下がすぐホーム。
いかにも”ひっそり間借りさせてもらってる”ような佇まいです。
大きな薬屋ですが、
花粉症の薬だけはあまり売れなそうな気がするのは私だけでしょうか。
そろそろ足の裏も限界だなぁ。
池袋が見えてきました。
夜に見上げる灰色の超高層ビルは、冷厳な支配者のようでもあります。
一方こちらは、どこか合成写真のような、非現実的な美しさです。
実際はもうちょっと紫色っぽいんですが、完全に青ですね。
カメラの調整悪いのかな?
第23駅、池袋。
時刻は21:15、出発からちょうど8時間。通った区は9つ。
渋谷まではあと7~8kmです。今回はここまでですね…
ま、池袋から渋谷までは確か昔歩いたし、ヨシとしよう(←読者おいてけぼり 汗)
人身事故、いつまで経っても減らないですね。
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