2010年5月17日月曜日

[error:0233] 山手線Walker(大崎~東京)

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山手線ウオーク企画、大崎駅を出ました。
時刻は15時前ぐらい。



ここで略字を使うのは珍しいと思います。
オー京浜」かと思いました。

ところでなぜ、あれだけ全部大文字なんでしょう?
どっちにしろ、走ってる車からあんなモン読めるのか疑問ですが。



目黒川の橋の上。
持ってきた地図が粗すぎたため(100円ショップの東京全図。100円と思うと凄いですが)
ここで道が判らなくなります。

線路は急激に左カーブし、道はその向こうに突き抜けて行きますが、
線路に”沿って”進む道がどれなのか。
左に見えている道は外れで、ほぼ今来た方に戻ってしまいます。

結論としては、そのまま太い道を直進して
線路の反対側に出るべきだったのですが、
この時はとりあえず、川と線路の間の細い山道をエッチラ登ってしまいました。

でも変な道を進むと、時には怪我の功名という事もあるもんです。



急坂に頑張って埋め込まれているベンチ、というか椅子。
ここから花火大会か街並みでも見えると面白いんでしょうけども、
坂道と森しか見えません。


結局そのまま住宅地をクネクネ抜けて行って、
最終的には品川方面に出る事ができましたが、


その途中、後方の坂の下からリクルートスーツのお姉さんが
低速でふらつきながらも必死に追いすがって来て、道を訊いてきました。

時刻は確か15時7分。15時から面接か説明会か何かだったのでしょうか。
目的地の地図を持っていましたが、ここはその地図に載ってない小道です。


しかし清泉女子大の付近(五反田駅からなら真っ直ぐ数百メートル)を目指してて
なぜこんな大崎の山奥に居るのか、道に迷ったにしても少々極端ですが、
きっと私と同類で「2、3kmぐらいなら乗り物使わなくても歩けばいいや」的な
冒険家だったのかも知れません。

中国人っぽかったですが非常に美人・快活な人で、
途中まで一緒に歩きました。

(日本生まれではないのだとすると、それにしては年齢の割に日本語流暢でした。
それだけに「ゴタンダ」なる読み方が判らなかったとは想像しにくいです。)

わずか数分ながらハバナイスタイムできましたですよ^^



平らな丘の頂上の交差点に出て、一気に視界が開け、品川が見えてきました。

風が爽快で、気持ちの良い眺めです。
つい数百年前はそこがもう海だったはずで、
”東海道品川宿の風景”が想像されます。



第6駅、品川。
実は品川区ではなく港区であるというトリビアでも有名です。

ちなみに、区としてはここまでに渋谷区・目黒区・品川区・港区を通っています。
もし23区連続徒歩制覇とかをやろうとすると、
山手線の何倍もエライ事になるでしょう。



自販機のジュース、3時間で5本目ぐらいだったかな…
他にトイレ入るために喫茶店寄ったりもしてます。

少しは我慢しないと、却って水分過剰で疲れるかも。



勝手なイメージですけど、やたら感じ悪そうな名前ですなぁ。



住友不動産か何かの立派なビル。
特に外から見えるガラスロビーが洒落てます。西日で暑そうなイメージだけど。

そしてビル自体はもとより、庭園がイイ感じ出してます。
特にどこかに通じている訳ではないっぽいので、
ホントにわざわざ観賞用に造ってあるのでしょう。
ひょっとすると不動産屋としてもセンスのアピールなのかも知れません。



ちょっと寄ってみますと、シバザクラが勢力拡大中の模様でした。



実は一番奥に、キリシタン処刑場跡。
東京は、どこにいきなり歴史遺跡が現れるか判りません。



「札の辻(幕府のお触れが掲示された場所)」交差点からの東京タワーです。

あれもこれから実用性を失って、ある意味”歴史遺跡”と化して行くのでしょう。



第7駅、田町。
どれが駅か非常に判り辛いですが、多分あの辺です。


「釣りバカ日誌」的な光景(釣り船で通勤)

川とはいえ、潮の匂いがします。



かなりムリヤリな「ツタの絡んだビル」。

というかこの這わせ方じゃ、真ん中の部屋は窓使えません。
ちょうど隣のビルが工事中ですが、解体する時も面倒なんだろうなぁ。



第8駅、浜松町。
道の奥まで行くのが面倒なので、ちと写真が遠くなっております。



第9駅、新橋。
この先から銀座です。でも、到底そうは思えないほど駅周辺は汚い。



歩行者天国時間ではありませんでしたが、それでも銀座の道は歩き易い。
ただし、ここ通ったせいで第10駅・有楽町を素通りしてしまいました(汗)。


最近は中国人観光客(金持ち階層)が増えているとは聞いてましたが、
確かにスゴイです。道行く人の3分の1ぐらいはそうじゃないかってほど。



さすが銀座、センス良さそうなジャコふりかけなど販売しております。
ふりかけ1袋315円と言うのは高いのか安いのか判りにくいですが。


買って帰りたいところなんですけど、今は荷物が増えるので却下。
歩き旅はとにかく軽さが重要です。



二宮金次郎なソバ屋。

健気な姿ですが、実は学習スタイルとしては余りオススメできません。
読書ばかりが勉強ではありませんし、
ただのながら族な人と解釈するほうが適切かも知れません。


「二八そば」と暖簾が出ていますが、立ち食いではないでしょう。

江戸時代、立ち食いソバが16文だったので「二八そば」だそうなんですが、
この立地だと16文(300~500円程度?)どころか
1600円ぐらいしそうな恐怖さえします。



第11駅、東京。
レンガ舎のイメージですが、年中工事が止まない事で有名です。


はるかに、新幹線の発車メロディが聞こえてきます。
ここから新幹線で帰れば新横浜まで20分、1300円ちょっと。
強い誘惑に駆られますが、まだまだ頑張るべきでしょう。
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