2011年7月23日土曜日

[error:0526] 南総チラ見発見伝(養老渓谷編)


養老渓谷、と言うほど奥へ行く時間はありませんが
駅でくすぶっていても勿体ないので、雨の中ちょっとだけ散歩してきましょう。


どこかに立てるつもりなのか、立てていたのを外したのか
軽いわびさびアイテムその1。



わびさびアイテムその2。

今でも売っているんでしょうか増田胃腸丸。



渓谷方面は駅の反対側なので、まず踏切を渡ります。

本当にこの先に踏切などあるのか心配になる道ですが合っています。



わびさびアイテムその3。

増田胃腸丸と同じくらい聞いた事ありません、ハイクロンA。



四角く風化されたかっこいい地層。


大学の地質学実習でこの養老渓谷の隣の谷を行ったり来たりしましたが

房総丘陵なので丘のヒルは良いとして、
森にも川にも血を吸う方のヒルが大量なのが厄介でした。

ちなみにヒルは無理に引っぺがすと口だけが残って穴開きっ放しになるので、
タバコの火か何かであぶって自ら落ちさせるのがセオリー。
覚えておくと役に立つかも。



すごい崖だし、まさか人の住居ではなく物置小屋か何かと思いますが、

「まんが日本昔話」に出てきそうな如何にもな屋根。



先程から人も車もあまり通りませんが、橋がかっこよくされています。



隣には青い橋も。

平行な岩層の露出した浅い静かな川は、まさに渓谷美ですな。


橋のたもとに釣りの料金表が掲げられてましたが、
この底がすぐ見える川には、肝心の魚影が見当たらないような…。



房総あたりでこんな、ヒノキの香りのする針葉樹の森は珍しい気がします。

しかも巨大。



ギリシャの神殿跡みたいな柱の回廊を見る限り、
どうも計画的に植えられたようですね。




これは防空壕か何かでしょうか。

入れない事もなさそうですがかなり低く狭いです。

もし行き止まりだったらしゃがんだままバックで出るしかなさそうなので、
外から見るだけにしておきました。




立入禁止、と言われても小さな湧き水があるだけだよなぁ。

まさかここで行水する人が居たとか、底がどこかに通じているとか。



「護美箱」という表現はたまに見ますが
「護美置場」ではあたかもゴミ自体が美しいかのような。



巨大エンドウマメみたいな何か。

割ろうとしてみましたが硬すぎて無理でした。



傾斜地の棚田が霧雨に濡れている。ほとんどすれ違う人もなし。

涼しい日が続いてるうちにと思って来ましたが、気分転換には良い感じでした。


本格的な渓谷はまだ全然見えてきませんが、
そろそろ時間なので戻らないといけません。

やはり日帰りで上総国周遊となると、相当朝早く出ないと半端に終わりますね。



駅まで戻ってみたら、ネコが増えていました。



それでは後続の列車に乗って、いすみ鉄道方面へ。


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