before
えー、突然ですがキーボードが非常に汚いです。
パソコン周りは俗に「便座よりバイキンだらけ」なんて言いますし、
ここはひとつ次にヤル気が起こる日を待つ前に掃除すべきでしょう。
で、ドンキホーテとかビックカメラPC売り場なぞに出向いてきたのですが
ちゃんとした専用除菌ティッシュって結構高いんですよね。
しかも量多いから、1枚あたりの単価では大した事もないんでしょうけど
会社ならともかく個人で買っても、干からびてしまう可能性大とみました。
よほど除菌ティッシュなんか買うのやめて代わりに
980円の安物新品キーボード買って済ませようか
とも思ったのですが、
そんな事では人としてダメだとも思い直しまして
あれこれ探し回った結果ですね、
怪しげな新兵器を発見しました。
はるばるスイッツァーラントの国からお越し頂いた次第であります!
「ギュッと押しつけてスキっとひっぺがす」
という素晴らしいキャッチコピーを産みだすために
日本版展開スタッフの人々(眼鏡関連製品のアイリスオーヤマですね)は
どれほど苦悩したことでしょう。
「ハイテッククリーニングコンパウンドサイバーグリーン」!
390円とは思えないほどの、
なんかものすごい未来化学素材のような長い名前が期待を呼びます。
汚れきるか干からびるまで繰り返し使えるので
ティッシュより経済的かつエコ、かつ使い易い…との触れ込みであります。
「捨てる時は不燃ゴミで」=燃やすな危険、だそうではありますけども。
ところでスイスでも擬音は「ギュッ(Gyu)」とか「ペリッ(Peri)」なんですか?
さて、透明窓からすでに毒々しい蛍光グリーンの柔肌がのぞいておりますが
いよいよこちらを開封いたしますと、
…なあこの「ハイテッククリーニングコンパウンドサイバーグリーン」さぁ、
何と言うか要するにさぁ…、
30年前ぐらいに流行った
ツクダオリジナルの「スライム」
に酷似してね?
あれ確かホウ砂を洗濯糊でとけばOKな代物だよねぇ、
キーボードクリーナーとして使うなら粘性度の調整とかは必要だろうけど…
まぁともかく押しつけるべし、押しつけるべし!
あしたのためにスキっと引っぺがすべし!
手に絡みついてもへこたれるな!
ついでにマウスの穴の中もやっとけ!
そんなわけで10分後ぐらいでしょうか、after写真でございます。
ホコリなどの軽い汚れは一瞬でもぎ取られるのでありますが、
肝心の目立つ汚れはまるで落ちてませんね。
どうしたんだベベイベイベー、
「ハイテッククリーニングコンパウンドサイバーグリーン」!
やっぱり塔とかダンジョン的なものの掃除人たるスライム一族の中でも
グリーンスライムは最弱なんでしょうか。
ここはぜひ将来的にダークイエロースライムとか
メタルキングの登場を待ちたいところです。
ちなみに台所の王者ママレモン様に軽くお出まし願ったところ、
頑固な手垢もバッチリ落ちました。
普通のティッシュだと溶けるので使いにくいのが弱点ではありますが。
やっぱり粘着力に限度があるんだろうな。
押しつけるだけで使い易い代わり、汚れが固まる前に毎日使えという事か…
…はっ、もしやセロテープでも使った方が手っ取り早かったのでは!?
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