2011年7月29日金曜日

[error:0530] 刺激的ビフォアアフター

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いよいよPhotoshopの本領と申しますか、皆さんお待ちかね、

禁断の写真修整技術に関する授業に入って参りました。



before


たとえばこんな写真の、首元の細かいゴミなどを取り除く
(付近の色をコピーしてきて塗り潰してしまう)作業なのですが、

悪用しますと、



after


このような不気味な存在を産み出す事も簡単なのであります。


何と言うか、神をも恐れぬ所業。



before


しかし何と言ってもネコより需要が高いのは女性ですね。

教科書にはこの人のホウレイ線(頬のシワ)等々を消して差し上げるべし、
などとモデルさんには屈辱的な指令が書かれていまして、



after1


素直に教科書の通り加工しますと簡単にこのようになります。

フフフフ、見合い写真などどうにでもなりますぜ。


ちなみに講師の先生によると、
よくデジカメの広告に出てくる浜崎あゆみはかなりやり過ぎだそうです。




after2


逆に、手相を顔に移植手術したりしますとかなり悲惨な事になります。

「お手手のシワとシワを合わせてシアワセ(お仏壇のハセガワ)」とは
なかなかいかないようです。


他にも皆さん、眼をあちこちに移植したりなんて
教科書落書き的な遊びは当たり前にやってしまう事ではありますが、



after3


不肖この私めは眼よりむしろ

口を増やした方が気持ち悪い

事を発見いたしました。

口の奥まで含めた立体感に着目するのがポイントと思います。


蓮コラに通じるものがありますオエップ。


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2011年7月28日木曜日

[error:0529] 「アドビ写真屋さん」で遊ぼう。

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デザイン塾開講から1ヶ月。

既に知っている内容の多かったHTML&CSSの授業は終わり、
画像編集ソフト「Photoshop」の授業に入りましたよ。


とりあえず何は無くとも、と「範囲選択のしかた」を練習したので
(「型抜き」みたいなモンで、精密に切ろうとすれば結構面倒)、

授業はまだそこまで進んでないのですが
拡大・縮小・回転や特殊効果などもテキトーにメニューから選んでみまして、



非常に不自然な合成写真でも作ってみました。

鳥とか花を切り抜いて来て、マイピクチャあたりに転がってる画像にテキトーにハメたやつです。


こんなのが最終的にどこまで巧くなるのかが、この授業の価値。


逆に言うと、怪しげな折込チラシか何かでこの程度の合成画像を見たら

それは未経験者がのんびりペースで十数時間やれば作れるレベル

だという事ですな。



実はウチのPCにも機能限定版Photoshopが最初から入ってはいるんですが、
その選択機能すら貧弱な上に重過ぎて使い物にならなそうです orz


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2011年7月23日土曜日

[error:0528] 南総チラ見発見伝(勝浦編)


ちょっとトイレっぽい途中駅など通過しながら、



大原から15分ほどで勝浦駅に着きます。

五井から勝浦まで、ほぼ上総国の両端。


勝浦は人口こそ右肩下がりに下がっているようですが(首都圏で人口最少の市)
カツオ漁や海中展望台、それに最近では「ビッグ雛祭り」で有名ですね。



外房線の電車も11両編成(乗客はガラガラ)なのが別世界のようでしたが、
駅舎もかなり投資してそうです。

さすがビッグ雛祭り。



そういえば「日本三大朝市・勝浦朝市」でも有名でした。

カッピー君の顔色がちょっと心配ですが、



パンフレットなどではカワイイ状態に戻りますので大丈夫です。


さてこのグルメマップを手に勝浦タンタンメンを探しましょう。

…と言っても開けてみたら和食屋が大半ではありませんか。
ラーメン屋あんまり載っていないぞ、ここは現場で探すしかないのか。



カメは一応肺呼吸なのでシュノーケルはまだ良いとして
(ならば酸素ボンベは一体何だ?)、

甲羅の上からビキニってのはちとどうなのか。



表に出てみると改めて、従来の駅の概念を覆したデザインに驚きます。

右は漁協直営だという土産物屋。



Tシャツはちょっと買い過ぎてるので我慢すべきですが
「勝浦Tシャツ」、ここまで自信を持って書かれるとどうも気になります。


あと「勝浦タンタンメンふりかけ」や「勝浦タンタンメンチップス」は、
乾燥させちゃったらただのネギ塩ラー油製品ではないかという気が…。



養老渓谷駅は御当地キューピーでしたがこちらはキティ。

意外と似合いますね、朝市のオバサンキティ。

ネコにカツオの番をさせるのは諺通り心配とも言えますが。



有名人の銅像というのは良くありますが、まさかカラー写真の石碑とは。

※東海大学創始者、松前重義(出身は熊本)。勝浦にある国際武道大が東海大の系列。
 …どうもカラー石碑にするほど勝浦と直接関係はないような気が。



太平洋まで出たからには、お約束として海も見ておきませんとね。

海と言うか漁港だけど。



時間帯が非常に悪い(夕方4時過ぎ)なせいもあってか、
名物なはずがなかなか見つかりません、勝浦タンタンメン。


関係ないけど、BOOKSと書いてあるのに花火専門店。



ようやく見付けたので、一も二もなく入店いたします。



達人募集と貼り出されているのが
料理人なのか用心棒なのか気になりましたが、

めくれている部分を覗きこんだら「配達人募集」だったというオチでした。



そして目標の勝浦タンタンメン実物。

普通のタンタンメンと違ってゴマダレ味ではなく、
醤油ベースのネギ塩ラー油味になります。

辛党には非常にオススメできる一品。もっと探せば激辛な店もあるのかどうか?


以前コンビニのカップ麺で「勝浦タンタンメン」を2、3度食べて
なかなかお気に入りでしたが、

アレの再現度はかなり高かったのではないか、と改めて感じました。



驚くべき事にそのカップ麺、

いまだにコンビニに大量陳列されていたので
つい買ってしまいました。


コイツがまだ製造されていたとは…。 いや製造年月日確認すべきだったか?


まさか今日唯一土産物買ったのがコンビニ、という結果は予想外でした。
しかも今本物食べたばかりなのに。



あ、あと電車待ち用に勝浦の地酒なども。




駅へ戻る地下ミチ、いや近道。



勝浦タンタンメンの野望。


ここはひとつ勝浦駅の駅ソバ屋で出すってのはどうでしょう。

いやむしろ町中を探し歩かせるのも戦略のひとつか?



最近みんなマネし過ぎだってば。


そういえば「ガンバレ日本」のオリンピック標語はかのドクター中松
発明したらしいですが、彼は何も言って来ないのでしょうか。





それでは地酒飲んで帰宅します、皆さんごきげんよう。



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[error:0527] 南総チラ見発見伝(いすみ鉄道編)


養老渓谷駅の隣、上総中野駅でまた30分ほど待って
いすみ鉄道に乗り換えます。


この巨大な竹は何かと言うと、実はトイレ。



どうも周辺にたけのこの里が多いからみたいです。 案内板にあるだけで6つ。



仮にもターミナル駅だというのに無人の駅舎には、
2週間前の切符のスケッチと思われる謎の貼り紙が。



駅ノートもあります。「いすみのおと」。サウンド・オブ・いすみ?


「へんな●こと●をかかないでくたいさ」ではやはり通じなかったか、
正直「へんなこと」も多いです。

ノートに「がんばろう」と書かれると
「もっとがんばりましょう」的に聞こえますし。


でもひょっとして駅ノートの書き込みが犯罪捜査の証拠になる
なんて可能性もゼロではないかも知れないので侮れません。



これはひょっとして廃物レール?


銚子電鉄などはレールをスライスして売ってたりしましたよね。

いや、いすみ電鉄こそは「運転手養成コースの自腹(700万円!)受講生」を
募集していたほどだから、これに匹敵する会社はさすがに無いか…。



天然板ベンチですが、片側にしか人が居ないと浮き上がるのが残念。



列車が来ました…がほぼバスですねこれは。

小湊のほうはまだ車掌いましたし2両ありましたが、
こちらはワンマン1両編成。

「電車」じゃないのはともかく、1両でも「列車」って言うんだろうか?


ついでに車内アナウンスもバスそのもので、
「ボタン押さないと降りられないんじゃないか」って錯覚すらします。



フィンランドと何か縁があったのか、ムーミン大々的にフィーチャリング。



車内もです。

さすがに運転手に着ぐるみ着せるまではやってませんでしたが
途中の駅にはムーミン出現するらしいです。


しかし能登のUFOラッピング電車ほど不審ではないと言えるでしょう。



紅葉の養老渓谷に対して、いすみ鉄道の売りは春、線路沿いの菜の花。

今の時季はさっぱり判りませんが、田んぼが清々しくはあります。


でも県道と並走してるような区間も結構あるし、
車窓風景は小湊鐵道のほうがローカル線らしさが徹底していて良いかも。



そんななか「房総の小江戸」と題された門などが見えて来たのは
おそらく沿線の中心地である、大多喜。

時間の関係上、今回は降りずにスルーしたいと思いますが、
徳川四天王・本多忠勝の城下町という事で売っています。

…はずなのですが、



いすみ鉄道は駅名も売ってしまったため「大多喜」ではなく、

「デンタルサポート大多喜」と変更されています。

どうみても小江戸の面影さえありませんね。


ほかに「三育学院大学久我原駅」なんてのもあります。



しかし、駅名(もはやほぼバス停の名前ですが)が果たして
歯医者の宣伝に役立つのかどうか?


と思って調べたら「デンタルサポート」というのはグループであり、
本社はいすみ鉄道と遠く離れた千葉市であるうえ、傘下の歯科医院には

「デンタルサポート」の名前さえ付いていない

事が判りました。意味ねぇじゃんネーミングライツ!



廃止しちゃおいねえ(南総方言・「いけねぇ」)よ


ともかくも終点、大原駅に到着しました。

菜の花は良いのですが悲痛なポスターです。



駅に改札は無くても土産物屋はあります。

もはや物販に全てを賭けたこの態勢! 大漁旗どーん!



自販機にも!

…あとゴミ箱がどこか哀しげなムーミン。


この、いすみ車両仕様自販機はなんと
後で(直接繋がってはいない)勝浦へ行っても存在しました。

ここまで来たら、いすみ市役所庁舎もいすみ車両仕様に塗装するしか!



しまった、来るの来週にしておけばこの見所豊富そうな「かかし祭り」が…!



隣接するJR外房線の大原駅には本棚が。

都会の駅だとあっと言う間に盗まれてしまいますよね。


品揃えが偏り気味なのは仕方ないとして、
エロゲのノベライズが1冊混じってるんですけど
いいんですかそんなモン駅に置いといて?




最初の予定ではこれから外房線で北上して帰るところなんですが、

列車と散歩ばかりで空腹のところ「勝浦タンタンメン」の事を思い出したので
逆にちょっと南下して勝浦へ寄ってみます。


喫煙所と明記されているのに灰皿が無い場合、
どちらを信用すべきなんでしょう。




近代的そうな特急車両ですが

ローマ字で書いてしまうと「暴走特急」っぽいです。

ゆっくり走ろう暴走半島。



新人なのか、ちょっと暴走しちゃって悪名高い「日勤教育」でも受けてるのか、
運転士がかなりシゴかれているようでした。



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[error:0526] 南総チラ見発見伝(養老渓谷編)


養老渓谷、と言うほど奥へ行く時間はありませんが
駅でくすぶっていても勿体ないので、雨の中ちょっとだけ散歩してきましょう。


どこかに立てるつもりなのか、立てていたのを外したのか
軽いわびさびアイテムその1。



わびさびアイテムその2。

今でも売っているんでしょうか増田胃腸丸。



渓谷方面は駅の反対側なので、まず踏切を渡ります。

本当にこの先に踏切などあるのか心配になる道ですが合っています。



わびさびアイテムその3。

増田胃腸丸と同じくらい聞いた事ありません、ハイクロンA。



四角く風化されたかっこいい地層。


大学の地質学実習でこの養老渓谷の隣の谷を行ったり来たりしましたが

房総丘陵なので丘のヒルは良いとして、
森にも川にも血を吸う方のヒルが大量なのが厄介でした。

ちなみにヒルは無理に引っぺがすと口だけが残って穴開きっ放しになるので、
タバコの火か何かであぶって自ら落ちさせるのがセオリー。
覚えておくと役に立つかも。



すごい崖だし、まさか人の住居ではなく物置小屋か何かと思いますが、

「まんが日本昔話」に出てきそうな如何にもな屋根。



先程から人も車もあまり通りませんが、橋がかっこよくされています。



隣には青い橋も。

平行な岩層の露出した浅い静かな川は、まさに渓谷美ですな。


橋のたもとに釣りの料金表が掲げられてましたが、
この底がすぐ見える川には、肝心の魚影が見当たらないような…。



房総あたりでこんな、ヒノキの香りのする針葉樹の森は珍しい気がします。

しかも巨大。



ギリシャの神殿跡みたいな柱の回廊を見る限り、
どうも計画的に植えられたようですね。




これは防空壕か何かでしょうか。

入れない事もなさそうですがかなり低く狭いです。

もし行き止まりだったらしゃがんだままバックで出るしかなさそうなので、
外から見るだけにしておきました。




立入禁止、と言われても小さな湧き水があるだけだよなぁ。

まさかここで行水する人が居たとか、底がどこかに通じているとか。



「護美箱」という表現はたまに見ますが
「護美置場」ではあたかもゴミ自体が美しいかのような。



巨大エンドウマメみたいな何か。

割ろうとしてみましたが硬すぎて無理でした。



傾斜地の棚田が霧雨に濡れている。ほとんどすれ違う人もなし。

涼しい日が続いてるうちにと思って来ましたが、気分転換には良い感じでした。


本格的な渓谷はまだ全然見えてきませんが、
そろそろ時間なので戻らないといけません。

やはり日帰りで上総国周遊となると、相当朝早く出ないと半端に終わりますね。



駅まで戻ってみたら、ネコが増えていました。



それでは後続の列車に乗って、いすみ鉄道方面へ。


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