人生エラーログ: [error:0707] 燃やせ北区の小宇宙！

弁士と書いてあるから何かの講演会なんでしょうが、実際どうなるんでしょう。
まさか急遽号泣会見でも敢行したりはするまいな。

そういえばこの写真、美川憲一に似てるような気が。

まぁそれはともかく、北区の清掃局は本気のようですよ！

赤羽の清掃工場で「クリーンフェスティバル」なるものを開催するらしくてですね。

あの刑務所の監視塔みたいなのが清掃工場の煙突であります。

なるほどここは市民の清掃局への ~~誤解を解く~~ 理解を集めるイベントも必要でしょう。

120mぐらいあるらしく、
建物にさえ邪魔されなければかなりのランドマーク度を誇ります。
もし登れるなら200円ぐらい取って展望台にすれば流行るでしょうに。

会場まで迷うことはないと思われましたが、

ただ問題はどこが入口なのか判らないってことです。

ここは清掃工場に付き物の、温水プールその他の施設ですな。

一応入ってみましたが関係なかったようです。

さすがにこの看板の置き方は、この公園の奥かって思うでしょ？
でも行き止まりなんだな。

広い敷地を半周回ってやっと見つけました、入口。

はてさて北区の広報誌がガセネタ流したのか、
清掃局の幹部が不明朗支出で大騒ぎにでもなってイベント中止になったか
と疑ってしまったではないですか。

たぶん役所企画としては入場者数を計る必要があるが
入口が複数あると面倒、ってところだったんだろうなぁ。

独特のお役所っぽさがあるデザインのハンドタオルもらいました。
ところでさっき看板に出てたモッタイくんとサンクルちゃんは使わないのかな・・・

工場見学ツアーの整理券も一応もらいましたが、なんと2時間半待ち。
4時間しかやっていないイベントでですよ。

小学校の社会科見学で一度松戸のを見たことはありますが
もしやこれ、すごい人気イベントだったりする？

最初イベント中止かと思ったぐらいなのに。

苗木ももらえるらしいのですが、こちらはもらってもどうしようもないのでパス。

何日もしないうちに枯木を死体袋で送り返すことになってしまいます。

区報の隅っこに小さく載ってた程度なのに、やっぱり人たくさんいるなぁ。

どうせなら焼きソバでも売らないのかな。

クレーンゲームが60分待ちですってよ。

というか60分待ってまでクレーンゲームやらなくても、

本物のクレーンゲームを見物してればよかったり。

清掃工場に限ったものではないかも知れませんが
人間用の可動式エレベーターもあります。

側面が透明になったゴミ収集車の実演。

意外とかわいいトラックです。

スイッチ操作してるだけの運転手はかなりヤル気なさそうな様子でしたが。

空母の格納庫っぽいこの区画からトラックがゴミを落としますが、
見学ツアーについて行かないと通れません。が、

屋内展示もやってまして、この病院っぽい廊下の窓からある程度眺められます。

説明ビデオを流している部屋もありますし
見学ツアーの人々も出入りしていて、よく説明が聞こえてきます。

2時間半も待たなくても、もうそれでいいんじゃないかなぁ・・・

というかツアーに紛れ込んでも問題ないんじゃないかって気もしましたが。

さっきの空母格納庫（違）の裏側のゴミ捨て穴です。

ゴミが均一に良く燃えるよう、
クレーンで拾ったり落としたりして混ぜてるんだそうです。

燃やす焼却炉はまた別で、燃えないゴミは埋め立て地送り、
資源ゴミ・粗大ゴミ類はまた別のリサイクル処理行きですね。

北区は焼却炉の性能がいいのか、プラスチックでもお構いなく「燃えるゴミ」ですが、
もう東京湾の埋め立て地がなくなりそうなので
できるだけ燃やしてしまう必要がある、ということのようです。

トラックがゴミを落としたあとの洗浄か、ゴミを冷やす必要があるからか、
まるで黒部ダムのごとく放水されています。

いかにも秘密基地。

焼却熱による発電室。電気は電力会社（つまり東電だよね）に販売してるそうです。
年間2億円ぐらい！

見学者が通るのでうかつに居眠りとかできない指令室。大モニターもあるよ！

指令室というと、いかにも人が一杯いて
偉い人たちがテンパった様子であれこれ指示を飛ばしているイメージありますが、

実際はむしろここで一体どんな事態が起きたらそうなるのかというところでしょう。

焼却炉の温度が一定以下になったら仕掛けた爆弾が起動する
清掃工場大爆破とか

故障した炉に閉じ込められた作業員を酸素切れまでに無事帰還させる
アポロ清掃工場とか

映画でもありそうにないよなぁ。