今日はちょっと難題かもしれないと思った仕事が何とかうまく片付いて、
さて閉店時間までに本屋へ行こうかスーパーで夕食買って行こうか
それとも赤羽の居酒屋開拓事業でも進めようか、
などと考えながら、爽やかな秋空の下を帰宅中でありました。
今夜は皆既月食!
地球の赤い影と、普通の三日月とは違う奇妙な円弧とに塗り分けられた月です。
ビルの谷間で月が見える位置を探しながら彷徨っていると、
火星やアンタレスなどにしては位置もおかしいし明るすぎる、赤い光点が。
というかあれ点滅してるなぁ。たまに緑っぽくなったりもするなぁ。
でも飛行機にしては動かないんです。
いつも持ち歩いている望遠スコープで見ると、
なんと円形に並んだ小さい光点が順繰りに明滅しているではありませんか!
どう見ても人工の燈火としか思えないのですが・・・、
・・・・・・そういえば「東京都北区赤羽」というマンガに
赤羽はいつもUFOが浮いている
と書いてありました。
まさかあれがそのUFOなのか!? 矢追センセイ来ちゃう!?
よしっ、本屋はあきらめて、アイツを追おう!
もしあれが星や飛行機ではなくて近くに浮いている何かなら、
真下に行けるかも知れない。
案の定、初めは北に見えていた光が、ちょっと歩いただけで西に移って来ました。
高度も上がり、かなり天頂に近づいて来ています。
川(隅田川支流の新河岸川)べり付近。
岩槻街道の橋と京浜東北線の間あたりで、ほぼ天頂に近くなります。
つまりほぼ真下に近づいているということですな。
どうもこのマンションの前か、もう少し川に寄ったあたりが真下のようです。
マンションから誰か吸い上げられたりはしていないでしょうか。
いや、それよりもさっきから上を向いたままカメラ持ってフラフラ歩いている
私自身こそが不審者の嫌疑をかけられないか
という不安はあるのですが。 ひとーりぼっちのよーるー♪
川べりの方にも、鉄塔の脚もなにも見えはしません。謎です。
やはり接近したからか、さっきよりも明るいですね。
雲よりは低いはずだと思うのですが、結局正体は不明です。
レーザー光線で投影してるわけでもなさそうだしなぁ・・・。
ムリヤリ望遠スコープをカメラにくっつけて撮ってみました。
露出時間1秒ぐらいかかる写真を空に向けて手持ちで撮っているので
望遠だとどうしてもブレが目立ちますが、
何色かの小さな光が混ざっていることは判りますでしょうか。
というか手ブレ補正ONにするの忘れてました
私につられて頭上を見上げる人を量産しながら
名残惜しく引き返したのですが、
ちょうど9時過ぎ、最初の交差点に戻ったところで、
光点の位置が動いていました!
何だ!?いよいよビジターどもの攻撃開始か!?
すると背後で通りすがりの2人組が、
「あれは凧だよ」などと話しながら通り過ぎて行きました。
どうやら赤羽には
夜中に電飾を付けた凧を揚げるオジサンが存在する
らしいのです・・・!
凧ったって、かなり強力な電飾付けたやつ(しかも規則的な明滅制御されている)で、
どう見ても何百メートルか揚がっている
代物ですよ!? 目的も不明だし!
まぁ、UFO=未確認飛行物体であることは確かでしょうか・・・。
色々と割り切れないので、夕食はタコを食ってやることにしました。
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