2011年3月11日金曜日

[error:0468] 歩く予定ではなかったのに(往路編)

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流山市総合運動公園のトーテムポールが面白いらしい…

との情報を確認すべく松戸の北隣、流山に向かっております。



「南流山」~「流山セントラルパーク」の1駅だけですが、
つくばエクスプレス(TX)初体験です。

しかし南流山駅は地下駅で、ただの地下鉄にしか見えないのでありました。

ただし快速の追い抜きがあるのか、トンネルが随分広い印象はあります。



もっと郊外の区間&快速に乗ればの話でしょうがトップスピード130km/h、
さらに車内では無線LANまで稼働中というハイテク車です。

…その、無線LANなんか稼働してるような状況で今さら
「優先席付近では携帯電話の電源云々かんぬん」
ヘッタクレも無いような気はしますが。

そもそも電車自体の架線やモーターの磁界がかなりあるはずですし。


ともかく窓が広い上に空いていて、沿線もさほどビルだらけではなく、
非常に開放的な印象であります。



流山セントラルパーク駅には周辺案内図が無いな…と思ったら

時刻表から沿線マップ、駅ビル案内や接続するバス路線図までも含まれた
100ページものガイドブックが無料配布されていて、度肝を抜かれます。

さすが、運賃少々お高めなだけの事はあります。



というか全線(秋葉原~つくば、60km弱)の6ヶ月定期、22万円。

スクーターより高いですわな。

現金札束で定期買ってるシーンを想像しますと非現実的ですらあります。

たかだか快速で45分の区間なのに、会社は定期代出してくれるのか心配?


ちなみにJRですと、
同じ秋葉原から90kmの羽鳥(茨城県小美玉市)辺りまで行けます。




こちらは裏表紙。

何と言うか、さすが秋葉原始発の路線だとでも
評したくなるようなイメージキャラクターが付いてるようです。



さて、真新しい洒落た高架駅を出てみますと駅前はごらんの有様です。

「とりあえず街より先に駅だけ作ってしまった」感じですね。

東武線で群馬か栃木辺りまで来ると、だいたいこんな感じだったような気が…。



ともかく件の運動公園的な場所へやってきました。


情報ソースには「1万8000平方メートルもの敷地」などと紹介されてましたが

良く考えたらたかが1.8ヘクタール(およそ130m四方に相当)なんだよねぇ。


そもそも駅名の「流山セントラルパーク」ってのは
この「流山市総合運動公園」のことと考えて良いんだろうか、

他にそれらしいものも見当たらないし。



しかしなんとSLが展示されているとは予想外でした。



さらにもう1台、流鉄(流山電鉄)の古い車両ですね。

石綿使用の車両とかで、残念ながら近づけないよう柵で囲われて…


………


ん?ん?何だか気持ち悪いな。


TXで乗り物酔いしてたのか俺?

それとも石綿吸い込んでる?

いやそんなバカな。


あれっ、車両の上の屋根が今にも外れそうなほど波打ってるぞ。突風?

※写真でも、良く見ると葉っぱとか大量に落ちて来ててます。



いや違う、こりゃ地震だ!デカいぞ!



携帯電話で調べたらなんと、はるか宮城沖の大地震とのことで、

「30年以内に99%」と言われていた日本一危険な震源域ですから
何ら不思議ではないのですが、驚きではあります。


ともかくこの時点ではほとんど詳細な情報もありませんし
気を取り直して公園の奥へ進んでみれば、

どうやらあれが本題のトーテムポールらしい。



なかなか大所帯です。

もしここが何千年か後に ”古代文明の遺跡” として発掘される事でもあれば、

ポリネシア系民族との繋がりがどうのとか
ここは往時の宗教的な一大中心地だとか

と解釈されてしまうかも知れません。



しかし、これなんか本当に本格的ですね。

すぐ脇に岡本太郎っぽいのが立ってたりもしますが。




この辺のはどうにも怖いですね。



写真では判るはずもありませんが、また何度も地震が来て
トーテムポールもエンピツみたいに揺れています。


工事現場の金属フェンスが先駆けてガシャガシャ鳴るため
「あ、来るな」と思ったら地面がグルグルし始める。

…関東人は日本の中でも比較的地震に慣れているとはいえ、
それでも1日で10年分ぐらいの有感地震に揺られた気がします。



もう少しで立派な植え込み迷路が作れそうですが、
今のところ単に刈り揃えてあるだけみたいですね。



1本だけですが、頑張って芳香を放っている梅(たぶん…)の木。

そろそろ桃や桜にバトンタッチですね。



小さな日本庭園もありましたが、水は枯れていました。


さて、そろそろ出ましょうか。

行きと同じ道を通るのも面白くないので、
流鉄流山駅に向かって歩いてみる事にします。



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