2011年3月4日金曜日

[error:0465] 手賀沼一周(北岸編)


ここ東葛地区(千葉県北西部)の水辺と言えば、
利根川・江戸川とこの手賀沼。

距離的には充分に東京通勤圏ですが、見ての通りの田舎です。


1周20kmほどのサイクリングコースも設定されておりますので、
今日はここを歩いてみたいと思います。



対岸がすぐ見えている事からも判る通り
ざっと500m×6kmぐらいの東西に大変細長い沼なのですが、

まさか「河川」扱いとは思いませんでした。



北柏駅から沼の西端に出て、まずは北岸を東へ進みます。


あと1ヶ月待てば桜並木が壮観だったかな、と早くも後悔。

たまに自転車の生徒が通り過ぎるうららかな田舎の桜道は、
卒業入学シーズンが良く似合います。

諸外国に逆らって日本の年度初めを春に持ってきた人
(明治初期ごろの誰か?)には、やはり慧眼を讃えざるを得ません。



金属製の作り物かと見紛うほどに光り輝いています。



しばらくは畑などに隔てられて湖岸がやや遠いですが、
ここから先は水辺に出る事ができます。



かつては「日本一汚い湖沼」不動の王者であり、

高校生の時に何千円かする高いボールペンを落とした時などは
ごく浅い水深にも関わらず泣く泣く諦めざるを得なかったのですが、

最近ではトライアスロンの水泳コースにさえ設定されるほどマシになってます。

当時そんな暴挙を敢行したら、誇張抜きで死のレースと化したでしょう。



それにしてもデカいですね白鳥。

しかも水から上がっていると一層、優美さよりケモノっぽさが強調されます。

実際、意外と凶暴らしいので気を付けて下さいね!



海岸のようですが、まぎれもなく「沼」です。

もし潮臭かったら、それはただのヨゴレ。



どうにも座りにくいベンチ。



平和です。



平坦で歩き易いし風景は爽快なのですけど、如何せん単調ですね。
変な看板などはあまりありません。

風さえ無ければ徒歩よりは自転車か、またはボートがオススメでしょう。



この大きな橋がだいたい沼の中央部、つまりここまでで約4分の1です。

橋を渡れば幾つか観光施設などがありますがそれは後半に回し、
このまま湖岸を進みましょう。



何かの養殖プールだと思います。今はカラ。

石油コンビナートのタンク(残量に応じて蓋が下がり、空気が入らなくする)
もこんな感じですよね。

多数並んでるとそれなりに壮観です。



北柏でなく我孫子駅から来ると突き当たる(本当はむしろそちらが表玄関)、
親水公園エリアに入りました。

看板によると、実物の5000分の1の「ミニ手賀沼」だそうです。

要するに細長い池というだけであり、
特にジオラマセットなどがある訳ではありませんが、
おそらく噴水の先の橋が、先ほど見た手賀大橋でしょう。



が、5000分の1だと実際の5kmが1mのはずでありまして
どう考えてもそんな縮尺では無いと思うんですが、

もしかして本当にまだ誰も気付いていないのか、
それとも近くにひっそりと10cm×1mぐらいの池が存在したのか。



そして左上に写っている西洋城型ラブホテルっぽい建造物は、



「水の館」という、手賀沼の博物館というか展示施設的なものです。

何だかんだ言って割と遠くからでも目立つので、良い目標物になります。



沼の東端らしき入り江が見えてきました。

遊歩道はさらに田舎度を深めて参ります。



肉食獣のくせに枯れ草を食ってるように見えるんですが、
平和そうに見えてよほど空腹なのかなぁ。


ちなみにネコはイヌほど粗食に耐えないので、
ドッグフードよりキャットフードのほうが良い材料使ってるそうです。

なのでイヌもむしろキャットフードの方を好むんだとか…。



で、この「日本一小さなネズミ」君は食われずに済んでるのでしょうか。



そして東端部に近付いて来ました。

かすかに柏方面のビル群のシルエットが見えるのが出発点(西端部)。
ここまで1時間半ほどと順調です。




ここから先は「沼」でなく「川」。

この橋から南岸に渡り、後半に続きます!



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