続いて、熟練者による武道模範演武が始まりました。まずは弓道。
型だけなのかなと思いましたがそんなことはないらしく、
みごと命中しているようなのですが、
的がこちらから手前側の壁際にあるらしくて見えません。
観客からすれば別にどちらが勝っても良い対戦格闘系の武道と違って、
弓道は冷厳な当たり外れの事実があるだけですから、
こうしたイベントごとでの披露はとりわけシビアですよね。
たぶん殺傷能力も一番高いので、
外れまくって逆上した射手が来賓席や観客席に無差別射撃とか
そんな事件が起こらないことを切に願います。
来賓席には臼井日出男や山谷えり子まで居ることですし。
続いて居合いと、
合気道。
やっぱり場所が悪すぎるみたいなんで移りましょう。
だいぶ観やすくなりました。
あると思わなかった、少林寺拳法。
他の武道が大抵暗黙に神道色の強いなか、唯一明らかに仏教系ですしね。
道着がなかなかカッコイイ。あと、全武道中2番目ぐらいによく叫びます。
なぜかこの体勢でしばらく静止するのですが、
カラテカという単語が頭に浮かんできました。
蹴り技は見応えがあります。
これに対して、次の柔道がどうも何というか・・・、
まぁたぶん意図的にそういう演目になっているんでしょうけど、
何やら妙に動きが遅くて、社交ダンスっぽいんですよねぇ。
頭頂部に親近感のある二人ということもあってか、なんか楽しそうだし。
「だーれだ♪」
友人が背後からスイーッと接近してるような感じ、とでも言いますか。
「いってくるよ」
「ネクタイ曲がってるわよ」
しばらく見つめ合ったあと、「組み合う」というような獰猛さは抜きで、
むしろ夫婦っぽいとでも言いますか。
「初めてだろ 力抜けよ」 「アッー!」
最後の礼もなんか姿勢おかしくないですか?
そんなだからパッと見「攻め」「受け」に見えましたよ。
さらに薙刀、
空手。
演武に滑稽感が加わってしまう構図です
この人、一体何があったのか、こんな所であまりにも延々
舞台に背を向けっ放しで電話し続けてるので、撮ってやりました。
すぐ目の前出入口なんだから、観ないなら廊下で電話すればいいのに。
実は存在自体を知りませんでしたが、「銃剣道」だそうです。
銃剣で闘うのはいいのですが、
ものすごく奇声上げ続ける武道なんですね。
それも「デヤーッ!」「ハァァーッ!」といった気合いの掛け声ではなくて、
何か妙なリズムで歌っているっぽいんですよ。
きょうび銃剣使うシーンってのはたぶん夜襲とかでしょうから、
むしろ音を立てずに接近することが重要そうな気もするんですが。
そして出ました、スモー・レスラーズ!
臼井日出男・山谷えり子はじめ来賓に
至近距離でフンドシ姿をさらすというセレモニーは、
そりゃあどこの国にもそうそうありえるものではないでしょう。
何か召喚儀式でもおっぱじめそうですね。
上手投げがキレイに決まりました。
この舞台で不浄負け(別名モロ出し)だけは勘弁してもらいたいものです
が、
決まり手の解説する人まで
フンドシでなくてもいいんじゃないかな。
なんだこの尋常ならざる構図は。
しかもこの人が一番スネ毛が濃いみたいです。スネどころか太ももまで来てます。
そして最後に合同稽古会とのことですが・・・
すごいことになってきたぞ。
これだけの人数が抜けたんで、客席はかなりガラガラ。
それだって大抵武道経験ぐらいある人たちじゃないかと考えると、
地下鉄のパンフで見かけてやって来ただけの自分のアウェー感強いです。
さすがにちょっとムリがありますよねぇ。
でもここら辺はまだ秩序立ってるほうで、
この辺はほぼ暴動に近いですな。
来賓席にだれか投げ飛ばされたりしそうだし。
各道の代表者だけ集めて異種格闘バトルロイヤル
というわけにはやはりいかなかったんでしょうか。
わざわざ来賓席に向けて腹筋背筋ってのもねぇ。
しかし来賓席いつのまにかガラガラですな。
まぁ気持ちはわかります。
これをあと40分ぐらい眺めて待ったらお汁粉がもらえるらしいのですが、
私もさすがにここまでで退散しましたから。
たぶん「萌え文書」と読まれて困ってるんでしょうね最近。
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