ハイこちらです、古河総合公園。
上野公園の半分ぐらいありますかね。
桃は見事にピークでありました。
甲府盆地のように地域全体が花霞がかって匂い立つほどではありませんが、
首都圏東部方面では比較的手ごろな桃観処と言えるでしょう。
桃祭り期間過ぎの平日という事もあってか、
公園全体としても落ちつける雰囲気です。
今は時季外れですが、千葉の検見川で2000年前の地層から採取された
古代ハスの栽培にも成功しているそうです。
突然道が塞がれてしまいますが、死体でも転がってたんでしょうか。
桃観客の方々もちらほら。
ここで盃を交わすと「桃園の誓い」ごっこができるかも知れません。
そういや今日の服、こんな派手な赤ピンク(と言うのか何色と言うのか)でした。
昔、古河藩で材木用に成長の早い桃(”桃栗3年、柿8年”)を植林したのが
古河の桃の起源だそうです。
その桃園は一度「炭素病」で壊滅した、とありますが
たぶん「炭疽病」の誤植でしょう。 なぜか誤植発見能力に長ける私。
なお植物の「炭疽病」はカビ害のようなもので、テロの炭疽菌とは違うようです。
富士山を模した見晴らし台ですね。
公園の池で砂浜付きというのはなかなか無いと思います。
夏は泳げるんでしょうか。
橋を渡って雑木林(「公方様の森」)の向こうには、
古河公方(室町時代の鎌倉公方=関東総督のようなものが移転した)の御所跡が
ありますが、現在建っているのは古農家の保存建物ですね。
ちなみに古農家が観たければ、小金井の「江戸東京たてもの園」あたりの方が立派でオススメ。
何の変哲もない建物脇の段差も、実は土塁・空濠跡なんだそうです。
ツバキの仲間? も鮮やかな色ですが霜降り肉が食べたくなってきますね。
桜並木もあります。名前はなぜか「芋ころがし坂」。
「納豆博物館」もちょっと気になる。
管理事務所&イベントルーム(兼休憩室)の建物も、なんとなく御所風?
しかし変わったベンチですな。ある意味合理的だけど。
「ドラム缶ピザづくり」は楽しそう。
あと「ひみつきちづくり」も。秘密でも何でもなく丸見えっぽいけど。
来る時は裏口方面から入ったのですが、
帰りは正面入口から中心市街地へ抜けてみましょう。
あれ、どうやらこっちの方が桃園のレベル高そうですね。
裏口方面のはあまり匂いませんでしたが、こっちのはそれなりに匂いますよ。
さらに正面入口方面は桜と花壇も充実。
「メリナ・メルクーリの小径」
ギリシャの文化大臣(元女優)、「日曜はダメよ」など。
日本では文化庁止まりですが、ギリシャには「文化大臣」があるんですね。
それはいいとして外国の公園に賞を与える、ってのも正直妙な気が…
どこぞのDQNネームかと思ったら先ほどのメリナ大臣でしょうか。
「え」と「ぎ」の間が妙に空いていますが、「萌え議会」ではない…はず。
同じ樹から紅白の桃が生える「源平」。
それでは公園を後にして、中心市街地へ向かいましょう。
.
0 件のコメント:
コメントを投稿