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「第1回オープンフォレスト in 松戸 おいでよ!松戸の森へ」
と銘打って、市内の民有林があちこち開放されているそうです。
コピーがDS「おいでよ!どうぶつの森」に似ているとか
市サイトの特設ページがショボ過ぎる(いっそ任せてもらえれば…)とか
紙パンフは「森めぐりツァー」(ロシア皇帝かいな)などと誤植されてるとか
色々急ごしらえ感のするイベントではありますが、
民有林なぞ普段行けない場所なだけに、挑んでみるも一興かと。
会場は市内十数ヶ所に散在していますが、
割と駅から近い道に3ヶ所ほどが集中して並ぶ、常盤平を選びました。
常盤平は普段あまり行きませんが、線路脇がバラ花壇になっていたり。
どうやらあれか。思ったより迫力ありそうな森です。
こうした森も減っているとは言え、
人口50万近い松戸市とは思いがたい風景ですね。
囲いの外側から覗く限り、ものすごい密林です。樹海と言ってもいいです。
たぶんこの辺は手入れの進んでいない「森の中のへき地」なんでしょうが
もし全体がこんな感じだったら、ホイホイと見学に来た一般市民なぞは
迷子や負傷者が続出しちゃったりしないですかね?
そういえば、こないだ面接行った会社は落ちてしまったんですが、
今日は別に樹海に来ているわけではありません。
電車で140円ぐらいのところです。
ここが入口っぽいですが、大変良くある事ながら
どうやら閉まってますね??
公式サイトが判りづらかったのであまり詳しく読まないで来たのですが、
平日は全部の会場が開いているわけじゃないみたいです。
候補地はまだあるので、どれか開いてるだろうとは思いますが…
こうした小規模民有林は整備コストに見合う収入が得られるわけでもないので
しばしば荒れ放題に放置されがちですが、
最近は組織化された市民ボランティアが手入れに当たっているようです。
毎月の草花や虫の様子などがレポートされてますね。
カラスがゴミ捨て場の生ゴミを荒らすという話は判りますが、
これは現代里山の問題点とか何とかではなくて単に
ボランティア参加者の人が目を離した隙に
お弁当(ドミグラスソースオムライス)をカラスにやられた
という失敗談なのでは。
南国風の喫茶店か酒場か、と思ったら造園や外装の会社だそうです。
都内のコンクリートジャングルより、こういう勤務環境もいいですよね。
さて左前方の森が第2の会場なんですが、
実は右に、普段からオープンな自然公園があったりして。
むろん整備は行き届いているので、森林浴ならここで充分だったり。
普通にキノコなども見つかります。
しかしそこら辺にアヤメが転がってたりするのは意外。
やはり森と言えばゲリラなんでしょうか。
なお、この銃器は中国製であります (`・ω・́)ゝビシッ
調べてみると300円ぐらいらしいです。
…で、どうやら2ヶ所目の会場も閉まってますよ。
やっぱり平日じゃダメなのか!?
しかし休日だけだと期間中2~3日しか開かない事になる(しかも午後3時
ぐらいまでしかやってない?)のに、わざわざノボリまで作るかなぁ、松戸市。
そのすぐそばに3ヶ所目。今度はどうだろう。
しかしネコとか、
トカゲとか、
モグラの穴(ヘビじゃないといいけど)とか、生物相は豊かでありますね。
なお青い網の向こうはブドウ園。
まだ小さいですが、今日の夏のような陽射しを存分に溜めこんでくれるでしょう。
侵入禁止なのはわかるけど竹林ってキケンなのかな。
地震の時は、根のしっかり張る竹林が非常に安全らしいですが。
お!今度こそ開いてるみたいですよ。
入ると、ボランティアのおじさんが一緒に歩きながら解説してくれます。
どっちかというと1人でのんびり散策したいのですが
素人をほっとくと何をするか判らないので良くないのか、
本日まだ4人目の見学者だからなのか、おじさん熱心です。
しかしこの辺が昔なんと川越藩の飛び地だったなど、
意外な知識を授けてもらえました。
内側から見ると、いい竹林ですね。 ケヤキの大木と混成なのも売りだそうです。
赤布ベンチの茶席とか作っても面白いかも。
(代わりに子供用のハンモックが吊ってありました。)
ウチの風呂場のシイタケ原木はサッパリなんですよね。
やっぱりこういう、風通しの良い森じゃないとダメなのかな。
帰り、おみやげにハンドメイドな竹炭をもらえました。
きょうび囲炉裏や火鉢がある家はそうないと思いますが
靴の匂い消し、植木鉢用の保湿材などに使えるそうです。
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