久ーーしぶりに地元の映画館に行ってみました。妖怪人間ベム。
普段テレビには背を向けてる私ですが、去年のドラマ版は面白かったですね。
私の後ろで上映リストを眺めていた高齢夫婦は
明らかに大昔のアニメ版と混同している様子でしたが。
演出など若干力み過ぎと表現できる点や
ドラマ版を観てないと(アニメ版ではダメ)判らないであろう点があるものの、
全体としては良い出来だと思います。
人質や民間人が至近距離にいるのに
毎度問答無用で先制一斉射撃する警察とか、
相変わらず善悪を簡単に決めつけないアナーキーな脚本もナイスです。
製薬会社が映画に出て来たら100%ロクな事しないってのはお約束ですが。
でもねぇ、
この映画館自体、まさか来月で店じまいだったとは思いませなんだ。
去年、ふと試しに入ってみたラーメン屋が閉店2日前だったなんてこともありましたが。
少し昔はレンタルビデオ屋、今はDVDなどに押されて、
映画館というものも全国どんどん減っているようですからね。
1度しか観ないならDVDより安上がりなんですけども。
松戸は他にも過去、「輝竜会館」や「サンリオ劇場」が消えていて、
ここは(それら古い映画館よりは新顔ながら)最後の砦とも言えたのですが、
今後は映画観るのに電車賃がかかる確率が上がったってわけです。
仮にも人口50万近い都市の中心駅周辺に、映画館が皆無ってのもねぇ。
個室ビデオ店とかならあるんですが。トホホ。
あと当館、松戸市民は木曜に来れば1800円→1000円で済んでたってのも
観終わってから初めて知りました。
やっぱり映画館自体の宣伝不足も否めないかな・・・
このリーフには1月一杯有効の、本当に最後の200円割引券が付いてましたが
もし来るとしても木曜に来るほうを選ぶでしょう。
有効期間2ヶ月の割引前売りチケットのポスターも、
もうあと1ヶ月しか残っていない今となっては虚しいものがあります。
年の瀬とはいえ、今ベムを観ていた客も5、6人しか居ませんでしたし
(くどいようですが決してダメ映画というわけではないはずです)、
あと1ヶ月、お祭り感覚でジャンジャン投げ売ってもいいんじゃないかなぁ。
老い先短い雄姿を記録に残しておきましょう。
こうしてみると、ギリシャのパルテノン神殿風な外観なのも
ヨーロッパ金融危機の今日び、不吉といえば不吉かも知れないな。
駅から近いし、小さな公園挟んで向かいにダイエーもあるし、
本来なら好立地と言えても良さそうなものなのですが、
館の立派さの割に道は狭く、公園はホームレスかそれに近い人だらけで、
常々アンバランスさが気にはなってました。
代わりに駅デッキには照明燈・・・と言うのか何と言うのか、
こんなオブジェが新たに誕生してましたよ。
正直、こんなの1本だけ作っても、むしろ無駄な出費って気もしますけどね。
イメージアップや観光名所化を図っているなら、もっと大々的にやるべきだし、
待ち合わせ場所にでもするつもりなら、銅像か何かの方が判り易そうです。
松戸で銅像作るとすると・・・マツモトキヨシ?マブチモーター?
千葉県マスコットのチーバ君を使わせろ、ってのはちょっと贅沢かな。
ちなみに「那須与一漬け」や「玉三白玉粉」は却下です。
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