デザイナー塾の方は、低いビルを高くする合成写真の授業など
いよいよ面白くなって来たところですが(※自殺者は教科書には居ません)、
旧暦7月7日である本日は、50年以上の歴史を持つという
「阿佐ヶ谷七夕祭り」になどやって参りました。
松戸から中央線方面となると、普通は上野かお茶の水を目指すところですが、
定期券の届く武蔵野線回り・西船橋からの方が安い事を発見。
まぁ遠回りではありましたけどね。
左側の人だかりは、
短冊記帳所のようです。
とりあえず、毎年夏になると発症する
脇の下のできものが痛いので治して欲しいですが、
「手術しないと完治しない」と既に宣告されているので諦めます。
目下その次の願いとしては…、
そろそろ髪の毛がもっさりしてきてるので床屋行きたいなぁ。
良く見ると短冊は星型。その下は祭りの歴史パネルですね。
第1回は1954年で、もともと戦後復興策のような祭りらしいのですが、
今年は兄貴分とも言うべき仙台七夕(こちらは江戸時代以来)の
震災復興の件などで特盛り上がりだったりするかも知れません。
会場は駅前の大通り(中杉通り)ではなく、実は裏手の細いアーケード街。
というか「七夕祭りのためにわざわざアーケードにした」んだそうです。
道が細いだけに、仙台七夕よりも混んでそうな雰囲気でありますが…、
ハイ案の定、身動きできないほど混んでました。
祭りは5日間ぐらい続きますが、土日は24時間オープンにでもしとかないと
客数さばききれなそうな勢いです。
そして阿佐ヶ谷七夕祭りの特色は、張り子の数々。
商店街の各店舗、および地元の各種団体などがあれこれ出品しております。
まぐろメンチ200円は良いのですが若干不吉なオーラが。
首吊りっぽさも気になりますが
(うまく吊れるよう、重心位置の調整なども製作のポイントになるはずです)、
俗に言う「パン・ツー・マル・ミエ」な点も気になります。
ちなみに、萌え絵っぽい後姿ながら正面に回ると凄みのある顔で、ビックリ。
しかし人波に流されるので、通り過ぎてから後方を撮るというのは困難でした。
元々昭和っぽい商店街には
左の金魚張り子(金魚すくい)やら右の越後屋やら、
沿道の商店・露店も気になりますし、またそれが主催者の狙いのはずですが、
混み過ぎててそれどころではありません。
長い商店街なので、たぶん床屋だって1軒や2軒あるんでしょうけども、探せず。
一方通行化するか、ロープで簡単な「車線」を作るかすれば
少しはマシになるでしょうか?
10月の別イベントの告知も張り子で。
ふぅ、一旦脇道に逸れて休憩しようかな…。
労力の掛かった大物もあります。
張り子とはいえ、落ちて来たら結構な惨事だろな。実重量よりむしろパニックで。
遠目に目玉のおやじ宇宙服仕様? とか思ったらドコモダケ。
消防団員募集でありながら
マッチか何かくわえたナマズ、というこの不吉さよ。
でもナマズの出来自体は良いですね。良く曲率計算してある感じです。
あまり「義援金」云々のセリフは似合わなさそうな土方艦長がおいでな所を見ると
宇宙戦艦ヤマト、いやヤマトではなくアンドロメダ級かな。
なにぶん、吊られてるだけに艦底部しか見えないですからねぇ。
かなりコアなネタかとは思いますが、曲線の多いヤマトよりは簡単だからかも?
こちらも30年の歴史を持つガリガリ君。
顔部分に比べて、むしろ圧倒的に簡単なはずのアイス部分のクオリティが
少々低いような気もします。整骨院が不器用そうでは困ります。
祭りには、金魚すくいが異常に良く似合います。
良く読むとクワガタとかカエルとかイモリとかウーパールーパーとか
一緒に売ってるみたいですが?
トウモロコシの下にあるのは…、タコヤキ屋とお好み焼き屋でした。
なお、ずーっと見てるとカッコいいカールおじさんっぽい気もしてきます。
商店街の終わり近くまで来てやっと床屋見つかりましたけど、
値段がどこにも書いてないってのがちょっとなぁ。
なお分岐点なせいもあってか、人口密度はだいぶ減ってきました。
あ、こっち2000円だって。決めたこっちにしよう。
しかしトリコロールはLEDより、普通の蛍光灯ののほうが目立ちますね。
七夕祭りに来たからと言って床屋寄るような人も多くないでしょうから
空いていたのはまぁ不思議でもないんですが、
わずか20分余りでズバズバッと終わりましたよ、2000円床屋。
特に顔剃りのスイングスピードが恐ろしく高速でビビリました。
こちらは整骨院の前。
えードナルドさんの死体的な何かが鎮座してるんですが?
首から提げているのは「義援金入れ」の様子。
ひょっとしたらただの同姓同名な人かも知れませんが、
期待のニューフェイスらしいパン屋さんなので
さっきアーケード街で何も買わなかった分、チーズパンでも。
さすが、東京都内は今や世界一のグルメタウンであります。
最後はちょっと中野に寄って、
件のデザイン塾同級生が広報担当もしているインディーズ的映画を。
昔の南氷洋マグロ漁船の記録映画ですな。
せっかくだからまぐろメンチ200円を差し入れしてあげたかったです。
本編暴投やチラシに鳥羽一郎とか漁港バンドが出てくるソウルフルさに
圧倒されかけますが、意外にもNHKドキュメンタリー風に上品にまとまってます。
1回しか上映しないのがもったいないほど良く出来てましたよ。
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