2015年2月14日土曜日

[error:0731] アイと雪の殿様(昼間編)



夜に向けてか、何やら準備中です。ブドウ園みたいなところに網が垂れていますね。




広場だと思って近づきたくなりますが、城のお濠ですんでエラいことになります。

これだけのお濠が残っている城跡は多くないですね。





夜に点灯される雪灯籠がズラリと用意されていますが、
傾いてたり崩れてたり、できの悪いのもありますね。




ちょっと奥まったところに神社もあります。静かでいいですね。




「ヤばデキる」という怪しげな表記をされることもある一文と
上杉鷹山像ですが、ちょっと派手すぎというか狙いすぎというか。




ちょっと過剰なぐらい立派なホールがあります。
クレーン車が見えるのは、何か雪下ろし作業とか電線の整備とか?




こういう、祭りの裏方的なシーンというのも面白いですよね。

・・・と思ったら、単なるクレーン車の展示イベントだったみたいです。




ホール脇特設ステージには上杉家武将に扮した方々が。

しかしこの手のイベントというのは、
実際の本人は多分こんなんじゃなかったんだろうな、などと思ってしまいます。




ゆるキャラ部隊も出動中です。

夏のイベントと違って暖かいのは良いでしょうが、
雪の上は非常に歩きにくいのではないかと。




これは危険物なのでは?




ハスキーとか秋田犬とか柴犬なら雪で喜ぶのが常道ですが、
この子はちょっと寒そう。




館内に入ってみましょう。

促成栽培した早咲き桜の華道展示があるようです。




花を騙して咲かせておいて温室から急に雪祭り会場に連れ出してくるとは、
お主もワルよのう。



華道は難しくなってくると色々、宗教的セオリーがあるらしいのですが、
この辺からは素直なミニチュア手芸的遊び心が伝わってきますね。




鍋の残り物かなんかぶっこんだような
いい加減そうなのもあるように見えるのは、
私の風流心レベルがまだ低いからでしょうか。




ホール中央に鎮座しているのは能舞台。しかも可動式だそうです。




ちょうど能の上演も始まりましたが、私は能は全然わかりません。




代わりに冬虫夏草のスケッチ展とかやってたのでそちらへ行きました。

たまたま駅で仕入れていた雪祭りのチラシ持参で、割引になってラッキー。

この清水大典という人は画家ではなく学者ながら
微に入り細を穿つスケッチで、この道の第一人者となった人のようです。
ぜひ見習いたいものです。




ホール前には雪灯籠だけではなく、雪像もあります。




いまだ制作中らしい、米沢工業高・吹奏楽部の雪像。

今夜に向けて最後の追い込み中であろうにもかかわらず、
近くを通るとみんな「こんにちはー」と声をかけてくれます。

よく判らないけど、ふなっしーと敵対してるみたいです。




口が後頭部まで貫通していて、
子供が通り抜けられるギミックなのかもしれませんが不気味。




誰? しいて言うなら小泉純一郎に似てる気がしますが、
あまり「THANKS」なんて言いそうじゃないよなぁ。




今どき木の床の車両ながら、
大雪の中で頑張っている100円シャトルバスで駅方面に戻ります。


駅まで2kmぐらいあるんだし、歩道はさっきの通り歩きにくいし、
200円ぐらいは取っても大丈夫だと思うんだけどなぁ。

結局このバスには2日間で3回乗りましたので、
1日(または2日)フリー乗車券作っても良さそうな気もします。



ホテルは駅の向こう側。まだ少し早いけど、そろそろチェックインできないかな?




右上に見えているのがホテルなのですが、街中雪の壁で見通しが利かず、
一体どこから接近できるのか判りません。

「雪の進軍」でも歌いたくなるぐらいです。
スーパーのバックヤードにまで入り込んでウロウロしましたからねぇ。


グルーッと一周して結局、わずかな雪壁の切れ目から
路地裏みたいな所に入るのが正解だったという、
駅徒歩数分のはずのホテルには想定できない結果となりました。





ホテルはルームシアターなど整っていて、
朝食会場が明らかに人手不足で回っていない点を除けば
1泊ではもったいないぐらいですね。

外は、少し晴れて山が見えたかと思えば、また降ってくる繰り返し。

ゆったり山形県産つや姫玄米茶でも飲みましょう。




今から駅に行くと甘酒やら豚汁やらが貰えるらしいのですが、

ここまで辿り着くのにかかった苦労を考えると
貰いに行く労力に見合わない
気がするので、夜また雪まつり会場に行くまで、部屋で休みます。

.

0 件のコメント:

コメントを投稿