2015年2月15日日曜日

[error:0734] アイと雪の殿様(余った時間編)


町の向こう側まで行ったので隣駅から帰りましたが、

駅舎がどこなのか見つからないなぁと思っていたら
道路から階段上がるとすぐホーム、そして駅舎はこれだけでした。




ホームの向かい側です。

下宿って単語久しぶりに聞きました
アパートなんでしょうか個人の商売なんでしょうか、これは。

いやそれとも「しもじゅく」と読む老人ホームか何かとか。




こちらは「うまかもん」なのか「ばかもん」なのか、それが問題。

電話したら「はい、ばかもんです」とか言うのかな。




んで米沢に戻ってきたわけですが、

やっぱり吹雪がひどいので指定席券変更して早めに帰ろうかと思ったら
「びゅう」の旅行商品なので日時の変更不可とのことでした。

まだ何時間も時間を潰さなければいけませんよ。




吹雪がピークであまり歩けないので、とりあえず駅前でまた米沢牛食べます。
米沢牛焼肉定食。本当は本格的な焼肉屋に行きたいところなのですが。




YOZAN戦士アズマンジャー


「溶岩戦士」とかじゃなく「鷹山戦士」。
リンゴと牛と鯉の力で戦うそうです。

悪の組織の女王がなかなかセクシーそうですが、
顔が「こ」と「す」になってる戦闘員2人を入れて
悪の組織は3人しかいないそうです。

まぁ鷹山戦士ですからたぶん財政難こそが最大の敵なのでしょう。


あと主題歌歌ってるのがダニエル・カールだそうです。




結局また100円バスで、三たび雪まつり会場に来てしまいました。

ゆるキャラの皆さんは雪の坂で転ばないようにね。




今度はますむらひろしの「ヨネザアド」?




雪まつりそのものはすでに一通り観てしまっているので、
図書コーナーでゆったり時間潰してみたり。




確かに今日などは「ぶらりと来た」としか言いようがないですな。




鷹山公に化けた物の怪がミュージアムショップに現れたぞ!

YOZAN戦士を呼べい!




寒いのに薄着で見事な和太鼓ソロライブ。

最後を飾るにふさわしいです。




4ページ、すなわち拡げた紙1枚しかない(うち1ページはTV欄)うえに
1面トップが地元民から見てもどうでも良さそうな話
正直これで70円は高いのではないか、と思われる新聞を

あえて買い、帰りの新幹線で地酒の小瓶と一緒に楽しみたいと思います。

昨日の雪まつりのニュースだってちゃんとありますし、
そうでなきゃせめて選挙の方をメインにもってくればいいのに・・・


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[error:0733] アイと雪の殿様(知らない町編)


新しい朝が来ましたが、
新しい春が来るまでどうにもならなそうなものを見ました。

いや、春が来たところでちゃんと使い物になるんでしょうか。




「山形鉄道フラワー長井線」というのがいつも地図上で気になっていたので、
帰る前に寄って行きたいと思います。

それでまずは米沢駅に来ましたが、ゆるきゃら雛壇なんてものがあるんですね。




直江兼続は、米沢藩初代藩主上杉景勝の重臣として、その才知を思う存分発揮しました。
また、上杉謙信の「義」の教えにならい、「愛」の精神で全ての物事にあたりました。


直江兼続が「義の教えにならって愛の精神で」物事にあたっていたかどうかは
我々には知り得ないことだと思いますし、

兼続の兜の「愛」は愛の精神の愛じゃありません。


ただでさえ大柄ムキムキの暑苦しそうな人だったらしいのに、
戦場でそんなのかぶってたらいよいよ
アッー!イイー!の精神の強制的伝道師
とでも言うべき方向性になってしまうではないですか。




まずはJR米坂線という、
日本海側に出る重要路線な割にフラワー長井線よりも時刻表が瀕死で、
米沢駅の発車ホームもわかりにくいやつをつかまえます。

晴れた雪原もいいですね。米沢盆地を囲む氷壁が迫ります。




車掌さん、といいたいところですが
本来ワンマン電車なのにたまたま同乗していた教官的な人が
線路からダンボール回収中です。

無人駅のそばなんか、車体から数センチ先が雪の壁だったりするので
むしろマトモに走れるのが奇跡かもしれません。




そのまま日本海を観に行きたくなるのもやまやまなのですが、
今泉駅というところで本命のフラワー長井線に乗り換えです。

この駅ではありませんがウサギ駅長が存在するそうです。


2両目のドアが開かないことが判らずにしばしウロウロしてましたが
乗り終わるまで待っててくれたっぽくて申し訳ないです。




車内はこんなことになっています。

なお車内においても2両目に移動できません。

実質1両編成のところ、誰も乗れない2両目をなぜ牽引しているのか謎。




窓にシールが貼ってあったりするバージョンもあるみたいです。

車体自体が明らかにどこかのお下がりなのが、むしろ哀愁を誘います。




特にアテがあるわけではないのですが、
とりあえずフラワー長井線沿線の中心地であるらしい
長井駅で降りてみます。

ほんの何キロかの差でいきなり天気が悪くなりましたが、
吹きさらしの線路をまたいで駅舎に入ります。




こういう駅はやっぱりストーブですよね。




剣玉が特産らしいです。

メタリックな剣玉ってのは初めて見ました。




日程違いでこの長井にも雪灯籠祭りがあるみたいです。

しかしさっき米坂線に引っかかってたようなプラスチックダンボールの灯籠・・・。




水路が多いのもこの町の特徴らしいです。

ところで、駅に着いたとき吹雪だったのがもう晴れてきましたね。
大変ミステリアスな気候です。




レトロな蔵屋敷などが多いのもここの特徴だそうです。

この医者はレトロ「風」というか、箱根あたりの温泉ホテルっぽいですが。




結局いまだに雪靴を仕入れられていなかったのですが、
ヨークベニマルがあったので寄ってみました。

そしたらよさげな雪靴はあったのですが、サイズがありませんでした。


灰皿に雪が詰めてあるというのが、雪国ならではの光景です。




火焔の庭。




このへんは本格的な蔵屋敷ですね。




昔はものすごい屋敷の門だったのかも。




明治時代風銀行もあります。

でもちょっと綺麗に修復しすぎかな。




すごく落ちやすそうな増設物置。




雪ってのも不思議な挙動を見せてくれるものですよね。




街中に水門というのも珍しいです。


昼食はここのラーメン屋にしようかな。

自販機が完全に侵食されちゃってますが。




男煮干しラーメンというのが看板メニューらしいです。

ちょっくら愛の精神で闘ってきたいと思います。オス!




どこが誤字だか深してみて下さいネ



思った以上にラーメンおいしかったので
つい写真を撮り忘れてしまいましたが、

代わりに誤字の写真撮って来ました。




なお店の脇にある「長井道頓堀」というのはこんな感じでした。

「よそのだんな」とはまさに私のことに違いありませんが、
残念ながら夜にならないと開かないのでしょう。




なんとなく最上川に出てみました(土手の階段が雪で埋もれてて大変ですが)。

何をしていても怒る人いなさそうです。ちゃんとした雪靴さえあれば。




屋根はともかく、植込みにツララとはさすがです。




ちょっとそうは見えにくいですがカラオケ屋だそうです。

しかも知り合いに遭遇する確率高そう。




融雪スプリンクラーのせいで歩きにくい場所と言うのは多々ありますが、

ここまでくると歩行者にケンカを売っているとしか。


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2015年2月14日土曜日

[error:0732] アイと雪の殿様(夜間編)


日が暮れました。
いよいよ雪灯籠まつりの本番ということで、再度バスで会場に向かいます。

駅前も雪灯籠が灯っていますね!





写真に撮ると信号や街灯に負けてしまいがちですが、
道端にも点々と雪灯籠が。

街全体が雪まつりに一体化しています。




点灯開始からまだそんなに経ってなくてこれじゃ、
帰りのバス、いっそう混んでそうだなぁ。

雪の中で動かずに行列するよりも、帰りは歩こうかな・・・




駐車場の一角もすでにこんな具合ですが、
手作り感あふれると言うべきなのかどうか。

なんとなく吉見百穴みたいじゃありません?




よく融けないもんです。




小泉純一郎等々がいた雪像ゾーンも昼間とはだいぶ違う、
何か鬼気迫る迫力を醸し出しています。




相模湖かどこかっぽい雰囲気になってるゾーンもあります。




臨時ラジオ局!

テレビも「ゆく年くる年」みたいな雰囲気で、
どこかの祭りとか全国生中継しても面白いんじゃないでしょうか。




壮観な灯籠ゾーン。

これでもし雪上バーとか足湯とかあれば、ぼーっと眺めていられそうです。




LEDなのか、色が変わったりすごく明るかったり、実はハイテク仕込み。




色々ゆるめなデザインのもあります。




この辺ちょっと、足元が滑って突っ込んだら危なそう?

むしろ完全に雪かきしてしまわない方が良かったかも。




ほっこりゾーン。





こちらは子供の絵ゾーンですね。

一目でそれとわかる護衛艦が、すごく良く描けていると思います。

艦番号4003が正しければ、
東日本大震災のとき石巻に来て仮設風呂などを提供した輸送艦くにさき。
当時まだ小学校にも上がっていないのに、はっきり覚えていたんでしょうか・・・


ところでそのくにさき、
ミサイル発射してるみたいなんですが
一体何事が起ったんでしょう?

なお、実際はくにさきは機銃しか積んでないはずです




こちらも一体何事が起こったんでしょうか。

もうかなり絶望的そうなムードが漂っています。




毒霧らしきものを吐く、下顎が機械化されたような非常に迫力ある怪獣。
屋上にリンゴ園か何かがある塔の上を宙返る、サトゥルヌスのような表情の怪鳥。
十字架のような何か。顔を塗りつぶされたハリツケ姿勢の人物。
赤い太陽のようなものがゆらゆら燃えているけれど全体に降りしきる青黒い雨。

まさにマッポーの世ですね。

細かい部分部分を良く見ると、画才の高さは間違いないと思うのですが、
ここまでサツバツの境地に至る何があったのでしょう。




あっ花火!




しかし、そんなに走ることないんじゃないかと思いますが。

滑りますよー。




どちらかというとお盆行事っぽいしんみりテイストにも感じられますが、
こちらは和ロウソクのコーナーだそうです。




ただし、燃やしているのは和ロウソクではなかったり。




と、思ったらまさに超お盆行事っぽいゾーンありました。

というか元々、戦没者供養が目的で発足した雪祭りなんだとか・・・





なお、献灯すると甘酒やこんにゃくがもらえるそうです。

「ゆく年くる年」度のとりわけ高い光景。




もはや修行僧レベルといえる雪中和太鼓部隊。





少し高い所に出ると会場全景が良く見えますが、
雪の階段にはご注意ください。

元々階段なのか、ただの斜面で雪を階段状に固めたのかは不明。

しかしせめてロープぐらい張った方がいいんじゃないかなぁ。




昼間の漁網ゾーンが、電飾迷路たる正体を現してましたよ。








帰りはこんな、ストーブが暖かい半個室のお座敷でソバでも。
昼がいきなり米沢牛ステーキで、重かったでしたからね。

ところが板ソバというのを頼んでみたら、ずいぶん巨大なのが来ました。


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