2014年11月9日日曜日

[error:0711] ODEN IN EDO (回文)

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コンビニのおでんは冬より秋の方が売れるらしいですね。

なんと北区も10月10日から1ヵ月間を「北区おでん月間」と銘打っているのですが、
だからといって何をする様子もない
というのはどうかと思ってました。

去年はその10月10日ごろにおでん祭りというのがあったらしいんですが
今年は何の音沙汰もなく、去年ウケなかったんだろうかと心配でした。


あ、一応、微妙に悲痛な曲調の公式ソングがYoutubeに置かれてはいますね。

そういえばファミマの「おでん ぜんぴん ななじゅーえん!」と
幼女が叫んでいる店内放送も、異様に悲痛な響きだったなぁ。


だがしかーし、そのおでん月間も終わるはずの今週になって、
ようやくおでん祭りが開催されるとの情報が入ったのですよ。
場所は2駅先、王子駅前のショッピングモールだそうです。




とりあえず金曜の晩に、つぼ八で北海道スープカレー風おでんというのを頼んで
勝手にひとり前夜祭することにしました。

種はおいしいのですがスープカレーではなく完全におうちカレーで、
ダシかスパイスかどちらか、もっと効いていて欲しかったですね。




が、おでん祭りに行く前に、赤羽の誇る岩淵水門見に来ました。

ここは荒川と隅田川の分岐点で、ここから下の荒川は元々、
洪水対策に隅田川の水を捨てるための人工放水路なのです。

そんな経緯だから水量調整用の水門もあるのですな。


ただしこの赤い水門は現在もう使われていない遺跡で、
じっさい川を堰き止める位置にありません。

向こう側にはお台場っぽい小島だけが残っていて、公園になっています。




本当の水門は隣にある青い方であります。ここからが隅田川。

もっとも水門閉じたところで、洪水なのなら周りの低い川原から
じゃんじゃん水流れて行きそうですが・・・。




使われていないとはいえ、わりと綺麗に保存されています。観光資源?




これも空襲ででもやられた何か河川施設関係の遺物かと思ったら、
元々こういう芸術作品みたいです。




すぐそばには荒川知水資料館という、入場無料の施設もありますよ。

入口前が何だか海の波止場みたいになってます。


博物館と言うより、お役所の宣伝っぽいテイストがちょっとありますが、
地図・地形好きならけっこう楽しめる内容です。
300円ぐらいなら入場料取ればいいじゃんってぐらい。




光が川を遡るのに合わせて、現地の空撮風景がモニターに映し出されます。

そういえば「空から日本を見てみよう」はいい番組でした。




こういう立体模型地図、売店で売ってたら買うんだけどな。やっぱり高いのかなー。

いやここには売店というもの自体が存在しないんですけどね。





いいポスターですが「現在地」が秩父湖になっています。

宣伝目的のポスターなら、むしろ現地には貼らないのでは。




他のページは幾らでもあったでしょうに、
化石展示コーナーで渡辺俊介が永遠のさらし者に。




さて、珍しく地下鉄南北線で王子に向かいます。

ちょうど飛鳥山公園で「北区民商まつり」という中小企業の祭りをやっていまして、
日曜1日だけの、しかも10時から2時半までしかやっていないという、
レアというか気合いの足りなすぎるお祭りです。

すでに2時ですので、こちらを先に見ていきましょう。




なんだかんだ言って人出は多いですね。

ステージでジャグラーが「この桶回してオッケー!?」とか言ってます。




実は赤羽夜のオリエンテーリングという
怪しげな名前の毎年恒例飲食店ハシゴイベントも、ここの企画。

いや赤羽人は午前中から飲んだくれてますけどね。




参加者の感想によると、回る順番が決まっているせいで
人の塊ができやすいのがネックみたいですね。

ところで誤変換発見しました。

あたかも開始19時30分と日本語で書かれてもわからねぇ、という外国人に。




露店もあれこれ出ていますが、大半が普通に焼き物とかカレーとかなので
中小企業祭たるオリジナリティが足りないですね。

立体地図作ってる会社が立体地図とか売ってたりしないかな。
あるいは唐突に水道のパッキン売ってたりとか
建設作業員の職人芸が実演されてたりとか。


ところで「居酒屋 たかい」は平仮名で書いてはいけませんね。




一番中小企業まつりらしかったのはこれ?

経営・暮らし何でも相談というのは、具体的にどんな相談が来るもんなんでしょう。
いっそこれステージイベントにしたら面白かったりしないかな。
子供電話相談室とか昼番組のみのもんたみたいな感じで。




んで!いよいよ本題のおでん祭りにやってきましたよ。

さっそく、おでん露店が1つ出ていますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

えっ、これだけ!?

もしや本当に去年ウケなかったのでは・・・



実は人気なのか、あんまり種類が残っていませんでしたが、
大根2個(厚さが全然違う)と昆布で150円。

おいしいですがこれが北区のどこのおでん屋の味なのか不明です。


酒は・・・なぜか〆張鶴という、かなりいいお酒を、
(たぶんプラカップ1杯)500円で売っています。

普通のカップ酒を200円ぐらいで売ってくれりゃそれでいいんだけど・・・。




一応、駅の向こう側に「北区おでん」の旗が出ている店も1軒ありましたが、
満員だったので断念。

なんなら民商まつりと合同企画にして、もっと街中大々的にやればいいのに。




おでん祭りもあっさり行く所がなくなってしまったので、この辺からオマケ度アップ。

板橋区にあるらしい温泉にでも行こうとしていますが、
こうしてみると王子界隈は道路や川が渡りにくくて面倒ですな。

まさか23区内の住宅地の奥で
塔のへつりより激しく揺れる吊り橋を渡ることになろうとは思いませんでした。




最初の計画、完全無視?




「防止」だけが隠れています。




あ、こっち行った方が面白かったかも。

すごそうだぞ野菜宝船!




温泉自体は、現地まで行ったものの
出て来た人が凄く混んでたとぼやいていたのでやめましたが、

その気になれば平日夜でも赤羽からバス(下手すりゃ徒歩)ですぐ行ける所ですし
良さげな公園に巡り合ったりもしたので、まぁいいかと。




間違っているわけではなく、表記が古いのかな。

「中仙道」まではまだたまにありますが「仲仙道」は珍しいパターンですね。

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