埼玉の奥地に紅葉ハイキング行きますよー。
先週わざわざ池袋まで行って
入手できなかった
東武東上線のフリーきっぷを、
なぜか妙に長時間待たされたりしながら、ようやく仕入れてきました。
(当日の朝買っていると営業時間的に現地入りがすごく遅れるので、
事前入手しておくしかないのです。)
なお、これを買いに行くのにわざわざ電車賃を払うのが悔しかったので、
せめて行きだけ、池袋まで1時間半ほど歩いてやりました。
ハイキングはすでに始まっているのであります。
しかし東武の切符売り場ではなく東武トラベルで扱っている商品なせいか、
東上線各駅の駅員はほとんどの人がこの切符を初めて見た様子でした。
自動改札を通れる切符ではないので見せるたびに確認に時間がかかり、
中にはフリーきっぷなのにそのまま回収されそうになることもあった始末です。
しかもなぜかどこの駅員も使用日のハンコを押さないと来ました。
それじゃそのまま別の日にまた使えちゃうじゃん・・・
さて当日。普通は埼京線で池袋、そこから東上線に乗り換えですが、
路線の形的に遠回りな上にあんなデカイ駅で乗り換えるよりも、
手前の板橋駅から下板橋駅まですぐ歩いてショートカットできそう。
で、実際やってみたら案外時間かかったような気がするのですが、
代わりに何やら悪魔的な笑みのキャラクターを従える餃子屋見つけました。
でも「人手不足のため11月1日からしばらく休業」だそうです。
何だかすき家みたいです。
京都の嵐山に似た景観だということで名づけられたという、
武蔵嵐山(むさしらんざん)駅に到着しました。
ここから11kmばかり歩いてみよう、というコースを東武が設定していて、
(朝10時までに行かなければいけませんが)駅で地図がもらえます。
本当はスタートのハンコがどうとか記念品がどうとか言う話だったのですが、
どういうわけかただ地図がもらえただけでした。まぁ目的は歩くことだけなので構わないのですが。
電車の中が尋常でなく高齢者ウォーカーだらけだなと思っていたら
少なくとも数十人規模の団体だったようで、準備体操などが始まりました。
巻き込まれると歩道が混むでしょうから、早めに出発しましょう。
他にも三々五々、意外と人出のあるイベントのようですね。
武蔵嵐山のマスコットキャラ、むさし嵐丸(らんまる)くんがいました。
各種画像素材のほか、着ぐるみの貸出・取扱方法などが
町のサイトで公開されている、非常にオープンなゆるキャラのようです。
〽 ビルの谷間の暗闇に~ キラリと光る怒りの眼~ ♪
それどころかスパイダーマンもいました。
三愛保険事務所なる所に侵入を試みているようです。
一体いかなる陰謀が進行中なのでしょう。
暴走族の大群が通過したりはしましたが
まずはのどかな嵐山渓谷キャンプ場。
ときどきポスターや絵に使われている気がする、欄干の低い沈水橋
(はじめから増水時は水没する想定の橋)。
・・・紅葉してはいますが、いまいち鮮やかさが足りない気がしますね。
そろそろ時期のはずだと思ったのですが。間違ったかなぁ?
というわけで、通常より圧縮ぎみ進行で行きますね。
政治家としてはちょっと孤独そうな名前過ぎないかと。
ちなみに政治家が本名でなくペンネームなどで立候補するのは全然問題なしです。
今回紅葉・黄葉として存在感あったのは、むしろこの辺の、
ソロ活動家な方々でしょうか。美瑛のマイルドセブンの樹みたいな。
陽当たりがよくないとダメってことなのかな。
川岸で死亡交通事故でもあったのかと思ったら
自生しているようです。こちらも存在感の強いソロ。
ほとんどが平地か、森にちょっと入る程度だったので
2時間半ほどで順調に歩き終わりました。
写真だとあまり面白みがないので省いてますが、大変さわやかな道中ですよ。
唐突に住宅街に現れる道の駅がゴール。
何やらすごいお祭り状態ですが、すぐ裏の家は普通に布団干してたりするのです。
しかしウォーカーたちは車じゃないから
白菜や大根かついで帰るわけにもいかないぞ。
赤と青だからってスパイダーマンではないようですが
幽鬼の如きと言うか、何か独特の凄味があるオブジェが屹立しています。
厳密なゴール地点なのかもしれない有料の工芸館では
和紙に関する展示をやっているようでしたが、
紙関係は先週大量に詰め込んだばかりだからなぁ。
え!?そんな事になってたの?
というかユネスコあれこれ手拡げすぎじゃね?
道の駅は鉄道駅から2km以上あるので、実はまた歩くのです。
一応バスもあるんですが運悪く行ったばかりでした。
小川町駅なんて言われると都営新宿線っぽいですが埼玉の奥地です。
ここから新御茶ノ水駅や淡路町駅まで歩いて乗り換えるのは厳しいです。
ついでに川越のもうちょっと先ぐらいに霞が関駅ってのもあります。
昔、おそらくは霞が関と間違えて霞ヶ浦のサイトがハッキングされた
なんて事件もありましたがここは大丈夫だったんでしょうか。
あと間違ってオウムのサリン攻撃を受けそうになったりとか。
さらにこの、男のフトンと書いてオブスマなる駅も気になります。
で、これからその隣の鉢形駅に移動しまして、博物館寄ってきますよー。
博物館は駅から1.2kmほど歩くのですが、
実際そんなにあるようには感じませんでしたね。今日さんざん歩いてるからかなぁ。
フサフサver。
喩えるなら老年期に入ったモリゾー?
こんな工事現場の水たまりみたいな所にもカモが群れています。
この手のダム放水警告に限ってなぜかよくある、「アブい」看板。
ちょっと道間違えて入り込んだところですが、皇帝ダリアがすごいです。
生け垣も2mぐらいありそうなんですけど、
(もし向こう側の地面も同じ高さなら)皇帝ダリアは4m以上はありそうです。
どうやらホテルらしいんですが、
ここまで川原に堂々ぶっこんだホテルはなかなか見ません。
しょせん荒川だし、そこまで眺めがいいわけでもなさそうなんですが・・・。
(一応もう少し上流に、深く切れこんだ渓谷のような一帯はあるのですが)
人権尊重の看板は
下ろしてしまったのですか?
さて、フィーチャリング荒川であるところの「川の博物館」に到着です。
入口がわかりにくいのが難点ですが、愛想の良さは特筆もの。
あと水車だらけです。
動いてはいませんが、遠目に観覧車かと思うような水車も。
しかも木造ときました。
もともと関東近郊の鉱山についての展示を見に来たのですが、
個人的に一番面白かったのがこの、1000分の1荒川立体模型ではないかと。
全長173m。水源地、遠いなぁ。
よくわからないけど、歩道に点々と魚マーク?
ミニ水族館もあります。
ザリガニとカメが、遠慮を知らぬ子供たちの魔の手から
逃げ惑っているところでした。
でも助けても竜宮城には行けなそうだなぁ。
大人も参加Okだったのか、ハイレベルな塗り絵大会が。
みな、塗り絵の外側の領域にも容赦なしでした。
そしてついに怪獣へと改造されてしまったカエル。
残念ながらここまで来るとスパイダーマンあたりでは力不足でしょう。
最近の子供がメカゴジラなんか知らないはずだよなぁ。
帰りはお待ちかね、グルメクーポンの方を消化しに川越のウナギ屋に寄ります。
モトを取る上では本末転倒にも、駅からバスに乗って。
そしてこの店、前にも一度来たような気がする。
・・・が、肝心のウナギがどうも見た目より薄っぺらくて期待外れのような・・・
たぶん国産ウナギではあるんでしょうけど。
今年はウナギが不漁だと言う噂でしたがそのせいなのか。
グルメクーポンだからって手を抜かれてるんじゃないと信じたいところです。
キンコと読んでしまうと、高級というよりも金にがめつそうな店に見えます。
フェデックス金庫ーズってのも空港でよくコンテナを見ますな。
池袋にはEchikaエチカとかEsolaエソラ、赤羽にもEquteエキュート。
そして川越はEquiaエキア。
いっそ全部統一してくれればいいのに。
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