2014年9月14日日曜日

[error:0690] 僕と契約して、オリエンティアーになってよ!(前編)

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来週、初めてオリエンテーリングという、野山などで地形図を頼りに
チェックポイントを探して回るスポーツに参加予定でしてね。

※写真撮ってる余裕がないと思うので当日の模様はお伝えできなさそうです


事前に軽く練習でもしておこうかと、パーマネントコース(常設コース)という、
大会でなくとも普段から好きに回れるコースに行ってみたいと思うのですよ。

パーマネントコースは全国に多数ありますが、赤羽から比較的近く、
栄えある公認通し番号001を与えられているという、
埼玉県入間市の元加治というところにしてみます。




専用地図はセブンイレブンのネットプリント経由で配布されています。
カラーなので200円。

しかしチェックポイントの詳細な特徴を説明してる表があるはずなんですが、ないなぁ。
(使われていない、紛らわしいポストと区別するためにポスト記号が書いてあったり)
あと、北が真北なのか磁北なのか紛らわしい書き方なのも気になります。
実際コース上ではそこまで気にする必要もないのかも知れませんが。




僕たちはね、有史以前から君たちの文明に干渉してきた


マスコットキャラ?




そんなわけで西武池袋線、元加治駅。

引っ越し後、初の遠出になります。
もうすぐそこは飯能だってのに、1時間かそこらで行けるっていいなぁ。


ちなみに、名前だけは良く聞く特急レッドアロー号に乗ってみようかとも思ったのですが
池袋→元加治だとあまり意味ないみたいです。
あとレッドアローってのは総称で、正確には「ちちぶ」だの「むさし」だのらしいですね。




実際的な意味はあまりなさそうだけど駅にライオンズ戦のスコアボードとは、
さすが西武鉄道。

いや、でもプリンスホテルのロビーにこんなモン置いてあったりはしないよね多分?




12時40分、あまり何もない駅前をスタートします。

総行程10kmだというから、大半が丘陵地だとしても
暗くなるまでには充分間に合う・・・はず。

ちなみにオリエンテーリング大会は本当は走るそうなのですが、
少なくとも今日はそこまでするつもりはないです。




実にさわやかな風景でありますよ。




おそらく断層地帯なのか、駅から1kmほどで急に丘陵地帯が始まります。

最初のポストは小径を分け入ってすぐらしいのですが・・・
この民家の脇の道でいいの??




うっ!道の上をヘビが逃げて行ったぞ!

こりゃ、この先足元にはかなり注意してないといけないんでない?





道が左右に分かれているようなのでコンパスで確認します。
なんかおかしいような気もするけどここは左・・・なんだろうか?

上級者はもっと本格的なコンパスを使い、はじめから道なんかアテにせず
方角と距離だけで森の中を駆け抜けるみたいです。




ヒイッ!ここはビーラーの巣だぁッ!


さて問題は、オリエンテーリングというのがこういう、
草の海の中を泳ぐようなものであるはずかどうか、ということですな。

しかも草木だけならまだしも、全周至るところ蜘蛛の巣だらけです。

ココ本当にオリエンテーリングしにくる人、居るのかい??




そんなの、あたしが許さない


なんかおかしいので一旦引き返すことにします。
たぶんこれ、1本隣の尾根に入っちゃったんじゃないかなぁ。

だとするとここを渡った向こうあたりが正解のはずなんだけど・・・
思いきりフェンスに阻まれてますね。




わけがわからないよ


フェンスは迂回しましたが、結局木の幹や根を掴みながら急斜面をよじ登っております。




こんなの絶対おかしいよ


足元を撮ってる写真です。

木の枝は斜面を登るためではなく、蜘蛛の巣を払うために拾いました。

いや、地図上だとこの斜面に小径があるはずなんですよ・・・。




最後に残った道しるべ


相変わらず蜘蛛の巣だらけだけど、小径とはこれのことだろうか・・・?




あったッ!第1チェックポイント!

間違ってはいなかった・・・と言いたいところですが
向こうからそれっぽい道が来てますね?

※私は画面左の斜面を登ってきました

もっとずっと向こうから迂回してこなきゃいけなかったのか・・・




利根川・・・オレが蛇に見えたか・・・?そうか・・・なら・・・おまえが蛇なんだっ・・・!


しかし気を取り直して、今までと比べたら天国のようなこの道を前進するのです。

ちなみにちゃんとした大会だと「Eカード」という不穏な名前のチェックカードを持っていて、
ポストに据えつけてあるハンコだか機械だかを通して通過証明にするらしいです。




手持ちの地図は基本、道の曲がり具合や等高線で現在地を把握しないといけません。
建物が書いてあっても名前のたぐいが一切入ってなかったりもします。

でもハイキングコースとぶつかると、現在地点の正確な表示が現れてくれたり。




まさかこんな道が舗装されているとはなぁ。

でもハイキング客などはごくたまにしか遭遇しません。
まして私と同じ地図を持っている人など言うまでもなし。




最初のチェックポイントまでに1時間ぐらいかかりましたが、
その後は順調。第2チェックポイントが現れます。
こういう標識を見かけたらそれはオリエンテーリングのポストですよ。




登山と言うには大げさ過ぎますがケルン?





ここは派手なキノコが多いです。




これは蛇の穴なのかな、それともモグラ?




駅周辺の町並みから、こんなに上がってきたっけと思わされます。

ここらで一杯、狭山茶が怖い。
(舗装までされてるわりに自販機のひとつもなかったりするので飲み物は持参しましょう)


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