2014年9月27日土曜日

[error:0694] スメシ・インシデント

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「ブログ」とは「Webログ」。

つまり本来は日記ではなく、こんなサイト見たよ!という記録用のものらしいですね。




このたび遭遇しましたのはboontyという、翻訳物らしきゲームがたくさんあるサイト。

今日びかなりチープそうに見える、まぁ実際Simpleシリーズ級の手軽なものですが、
それぞれ体験版がブラウザ上で無料プレイできまして、
案外難しい間違い探しとか、短時間それなりには楽しめるものも多いです。



中でも今回、特にご紹介しておきたいのがコチラ




ニンジャの・・・・・・スシ屋! マグロ! ネギトロ!


「ヨーダ寿司ショップ」。

なんでしょうヨーダって。フォース剣術で寿司握るんでしょうか。
エントランスから死体の道がまるでツキジなのですか。

どうも開発元の会社名かブランド名っぽいです

BGMがむしろ中国っぽい旋律なのも気になります。


そしてゲーム自体は日本語化されているものの
名前入力欄に日本語入れられない
という点に気付くまで、しばし混乱を伴います。


と、いかにも翻訳モノらしい匂いがビンビンしていますが
もしかしたら判っていてわざとという高等戦略かもしれません。




皆 さ ん を 守 る エ ヴ ィ ス 社 の ジ ー ン ズ


ちなみにこれは、恵比寿と中目黒の間にあるけど
EBISUとかYEBISUではなく
LEVISかELVISプレスリーがちょっと混ざったようなつづりの服屋さん。

フォントが外国のニンジャ物によく使われそうなやつです。





暗黒メガコーポ(違)


ついでに、なにか木造アパートの概念をひっくり返してくれそうな物件。



話が逸れました。さっそくゲームを始めてみましょう。




ドーモ、KAIBARA Yuzan=サン。


やっぱ翻訳スタッフ判っててやってね?

他の作品だと「住民を避難」→「住民を非難」とか
よくあるダメな誤字やらかしてる人たちなんですけどねぇ。


なお店名はまだゲーム中で出てくる所もありますが、名前と性別の用途は不明です。

というか女性は手の皮が薄いので寿司職人には不向きと聞きますが。




奥ゆかしいアトモスフィア


全6ステージあるようですが体験版はステージ1だけです。

江戸時代っぽさを広角レンズ構図で表現するみごとな背景画ですが
実は舞台は完全に現代です。

というか江戸時代の寿司屋って、夜啼きソバみたいな屋台だったらしいですし。




ガンバルゾー!


なにしろ回転寿司ですからね。


外国で寿司屋と言うとむしろ回転寿司がイメージされるそうです。

ともあれ、
貯金をすべてつぎこんでしまったので1週間で経営を軌道に乗せなければならない
とのことですから頑張りましょう。

シャリと海苔を除いてネタがイクラしかない体たらくですが
幸いにも客だけはジャンジャン来ますので、たぶん宣伝費に全てを賭けたのでしょう。



ところでインターフェースが
「Papers, Please」というブラックな入国管理ゲームに似てる気がするなぁ。




お客様のエントリーだ!


回転寿司とはいえ客はみな注文をしてくるので、
それに合わせたネタを巻き簾の上に並べると寿司ができます。ヨロコンデー!


なお、常時巻き簾を使うだけあって、メニューはやけに巻き物に偏っています。
(欧米人は刺身が苦手なせいか、そうでなくともキュウリとか蒸しエビとかウナギ)

せいぜい後でサーモンが登場するぐらいで、
日本だと一番人気のあるマグロ握りなどは出て来ません。

せっかくの包丁も今のところ巻き物を切る用途ぐらいしかないと思いきや、
実は包丁を空中でクルクル回すパフォーマンスをすると客が喜ぶので
多少寿司を出すのが遅くなっても機嫌を直してくれます。ワザマエ!

むしろ脅迫じゃないかって可能性には目をつぶりましょう




ハードモード


寿司は材料の組み合わせさえ憶えてしまえばジャンジャン出せるのですが、

その材料が「どうしてこれだけしか開店時に用意してないんだ」ってほど少なく、
すぐに底をついてしまいます。その際はいちいち電話で注文しなくてはいけません。

皿の片付けと会計も自分でやらないといけませんし、この店は実は
すし屋じゃなくてすき家じゃないのか
と思えてくる深夜ワンオペ状態です。サツバツ!


ところでなんで寿司屋でオニギリ注文してるやつがいるんだ?




古事記にもそう書かれている


材料の組み合わせが判らない場合は、こっそりレシピ本でカンニング。

材料をたくさん使うメニューだと電話注文の頻度も上がるし、めんどいなぁ。




アイエエエ! BISHOKU CLUB スペシャルナンデ!?


店名を冠したスペシャルセット入りましたー!
ってそんなの初耳だぞ、どうやって作るんだ!?




実際インテリア重点


予算を溜めて内装をアップグレードしていくと客の満足度が上がったりしますが、
だんだんキャバクラめいた趣味に近づいていきます。

寿司屋にあるべきものは熱帯魚の水槽じゃなくてネタの生け簀だよなぁ。




アバーッ!客、実際多い!インガオホー!


頑張って手際よく客を回転させると次の客が即入るので、忙しさも増します。
スクリーンショット撮るのも実は大変なのであります。

もしやあえて皿を片付けずにおいて、
次の客が入らないように防いだ方がいいんじゃないの?


あと、回転寿司だけに下流の客の方が先に注文していたものを
後から来た上流の客が奪い取ってしまったり、
「持ち帰り」と称して割り込みの多数注文が入ることもあって、
ショッギョ・ムッジョの響きが感じられてきます。ちょっとやめないか!




スゴイ級! キンボシ・オオキイ!


ついに7日間をさばき切りましたよ!





オタッシャデー


というわけで続きは有料版で!

税抜1886円(税込2036円)という
ハンパかつちょっと強気すぎるかもしれないお値段だよ!







スッゾコラー!


ちなみにこれは近所にオープンしたばかりの海鮮居酒屋ですが、
窓から店内が窺い知れないのと
花輪の「子分一同」というのが気になって、まだ入る勇気が持てません。


ほら万一、料理学校とか外食チェーン会社の名前とでも思わせて
「グランキュイジーヌ組」たる人たちだったらアレですし。

というか親分、まだ自分のお店持ってなかったんでしょうか。


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2014年9月21日日曜日

[error:0693] ヨコハマよ、私は帰ってきた(後編)


時間が余ってしまったままなので、仕方なくテキトーにぶらついています。


いつのまにかヨコハマでは自転車専用レーンが実現しているのですな。

車からも歩行者からも迷惑がられがちな自転車ですが、
実地整備の不行き届きを棚に上げて一方的に締め上げられてきた面もあるので
こうした改善はどしどし進めて欲しいです・・・と、褒めたいところなのですが、

実はこの界隈の信号、バカにしてるのかってぐらい歩行者の渡れる時間が短くて、
道幅の広い所だと走らないと間に合わなかったりするんですよ。




あれ?ランドマークタワーのはす向かい、横浜美術館前の空き地だったところに
ショッピングモールができてますよ。

「MARK IS(マークイズ)」というモールのようですね。
実物の看板やロゴはスペースがわかりにくいからマルキスとかになってしまって、
そうなるとここの愛好者はマルキストと呼ばれてしまうのではないか
という変な心配をしているのは私ぐらいかもしれません。




ついでに、後で行こうとしている高層マンションの谷間の超隠れ家的映画館が、
いつのまにか地図看板に載るようになっていてビックリです。




このMARK ISがショッピングモールとしてひと味違うのは、
なんと地下4階まであるということです。 地上は6階まで。

ヘタな地下鉄駅を上回るアングラ度合いです。

あと、地上階(道路の高さ)がGLでその上(横浜美術館前の入り口)が1階という、
イギリス式な数え方をしていますな。




有名チェーン系もいくつかありますが、他に類を見ない、気になる店名もあります。




道後温泉土産の、源氏物語の姫君などが描いてあって
お湯で濡らすと着衣部分が消えるタオル
なんてのがウチにあるんですが、そういうの展示してあったりしますか?




ねえ…目を覚ましてよ ねえ、ねえ…アスカ… アスカ、アスカ!


しゃぶしゃぶキッチン→略してしゃぶキチってのはさすがにやばくね?

電話したら「はいシャブキチです」って言うのかな。




大自然超体感ミュージアム!なんか凄そう。よし、ちょっくら覗いてみますか。




どうやら3Dシアターっぽい何かのようです。

人はそれなりに並んでいるようなんですが・・・、




さすが横浜みなとみらい住民はリッチ、というべきか。いかんせん高いなぁ。

自然系の映像ならば興味がないわけではないのですが、
普通に2時間1800円ぐらいでドキュメンタリー映画上映するの待てばいいじゃないか
って考えてしまいます。


いやまてよ、このテの施設はひょっとしたら
誕生日特典で少し安くなったりなんて可能性は・・・!




誕生日特典ありましたが、特にうれしくないものばかりです。

以前ランドマークのレストランであった、一人客であるにもかかわらず
店員さんが歌を歌ってくれるという拷問よりはマシですが、
もしこの中から選ぶとしたらカフェのドリンクサービスとかなのかなぁ・・・




しかし残念ながら食欲なくなりますねこのメニューは。

ブルーバーガーってのは憂鬱なハンバーガーって意味じゃあるまいな。


大ヒットした「スライム肉まん」あたりとは何かが違うんですなぁ。




無理に高いバクチに手を出さずとも、景色はそれなりにいいですね。




屋上庭園もあるのですよ。空いてて穴場。




さらになんと畑までも!




しばしば農作業イベントなどがあるらしいです。
今日のゴマ収穫は、残念ながら終わってしまった模様。




モール自体は、新しいせいかデラックス感にあふれていますね。
これは東京ガスのショールーム。

日曜なのにそこまで混んでないせいもあるかも・・・




タオル博物館は実は単なるお店だということがわかりました。

服の消えるタオルとかも置いてないようです




麻婆専門店と書いてあるのに
ラーメンとかチャーハンとか酢豚とか色々あり過ぎじゃない?




これまたいつの間にかできていたらしい、
ボトルワイン数十種が2500円均一のお店で一人誕生会を。

なおステーキは980円ですよ奥さん。



しかしワインを飲むペースが少し速すぎたか、映画は最後少し寝てしまって不覚。





高級マンションの谷間の公園で、どこかの家族が季節外れの花火。幸福そうです。




ベイクォーターは一応私の居たころからあったショッピングモールですが、
こうして観ると満艦飾の客船を意識しているかのようですね。




しかし横浜名物シーバスってのはSEA BUSだとばかり思っていたら、
実は海の低音域って意味だったんですか?


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[error:0692] ヨコハマよ、私は帰ってきた(前編)

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新オフィスも始動して、まずは健康的な徒歩通勤ライフを送っておりますよ!




火曜、ドンキホーテ的ラーメン屋が気になるの巻。




水曜、奥さんか誰かの私的内容に流用されるだけの政治家掲示板が気になるの巻。





木曜、きれい目な普通の居酒屋に見えて実は
「魚心あれば水心」な料亭的談合でも行われていないか気になるの巻。

名前もチバかと思いきや船場吉兆っぽいし。




金曜。社長イチオシのうなぎ屋は「御商談に 御家族づれに」とあるものの、

ここは実は狭めの牛丼屋っぽいレイアウトの店内に
午前中から既に飲んでいる人々が密集している
店だという点に鑑みてそれはどうなのか、という。




そしてそんなことを考えているうちに日曜、ついに40歳になってしまいました。どうしよう。

ここはひとつ、かつて10年あまりを過ごした第2の故郷とも言える横浜に
3年半ぶりに湘南新宿ライングリーン車(追加料金570円)で戻り
1200円もする砂像展を奮発するという、
きわめて微妙な錦の飾り方でもするとしましょう。




わざわざ鳥取砂丘の砂を使っているそうですよ。

あそこの砂は割と貴重だったと思うんだけどいいのかな

花崗岩質の白っぽいタイプの砂ですな。
まずは横浜球場とか根岸線が出迎えてくれます。質的には期待できそうですね。

そしてコーナーを曲がると・・・




・・・え、これで全部なの?

うーん、質的には満足できそうだけど量的にはすぐ飽きそうだなぁ。

夜になるとライトアップもされるそうなんですが、それまで待つかと言われるときついです。




展示テーマとしては、どうやら日中韓友好活動的なものの一環だったようです。

こちらが韓国ゾーン。ハングル文字を創始した世宗王だそうです。

ドラえもんの秘密道具で実体化された擬音のようなハングルが特徴的です。

砂の色が一部だけちょっと違うのが気になる。




しかし限られた奥行きで遠近感を出すための独特の設計は、見どころと言えます。




続いて中国。始皇帝とか兵馬俑とか万里の長城とか。

始皇帝時代の万里の長城はこんな形ではなかったと聞いたこともあるのですが
まぁそれはいいでしょう。

個人的にはむしろ、木枠で補強されているとはいえこんな緻密な砂像を
4ヶ月近くも展示しといて、地震来たら大丈夫なのかというのが最大の懸念点ですな。




最後が日本。ここは紫色がかった砂が遠景に統一的に使われていて、
うまく距離感を出していますね。




このへんの建物も実は横に回るとペラペラ。驚異的です。




ペリーさん御一行もおいでです。

ちなみにペリーは本当は大佐なので「提督」ではないそうです

微妙に人相悪い人が多いような気もしますが
ある意味侵略者みたいなもんですからねぇ。

世宗、始皇帝と来たからってことで
軍服のマッカーサーと並んで縮こまってる正装の昭和天皇
とか作ったらかなり問題になるでしょうか。




夕方から飲み放題ビアガーデンも始まるそうですが、




客はかなりな部分が子供なので、果たしてどうなるか。

みな砂場で夢中です。

あ、一見赤レンガ倉庫脇でよくやりそうなイベントですが
会場は桜木町駅からすぐのところですよ。





記念写真のスピード写真機という、珍しい設備もあります。

500円という、記念写真としてもスピード写真機としてもお安い値段ですが
履歴書には向いていません。

ただ枠の中にスピード写真が入るだけの工夫の無さはちょっといただけないので、
どうせなら顔が砂像風に加工されて出てくるとか、できないモンかなぁと思います。




隣になぜか、ハイテク設備らしい野菜温室ドームもあります。話題騒然だそうです。

しかし予想よりだいぶ短時間で上がってしまったので、
野菜温室覗いてくるぐらいでは大して時間潰せそうもありません。
3時間後ぐらいに映画観るつもりなんですよね。




しかしチケットにもパンフレットにも書いていないのですが、実は砂像展の半券で、
私がいないうちに建っていた、このカップヌードルミュージアムにタダで入れるのです。

本来500円ですから、さっきの砂像展が実質700円になると考えると
まぁ悪くないのではないかと。

先にカップヌードルミュージアムに行った場合、
砂像展のほうが100円だけ割引されるそうです。
なんでしょう、この片務的な不平等条約は。


それにしても随分無機質なデザインの建物というか、
周りに広い道路しか見えないこともあって、CGみたいな写真にしかなりませんな。




ところが半券を見せて即入れるわけではなく、
正規チケットに引き換えなければならないそうなのです。

そしてチケット売り場、やたら並んでます。土産物売り場も奥に進めないほどでした。
何やら相当な人気施設だったみたいです。

並んでまでどんな展示があるのかもよく判らないし
この分じゃどうせ内部も満杯に決まってるので、他をあたることにします。




ちょっとお高めなのですが、すぐ隣にあるスーパー銭湯にでも行きましょうか。




風呂が高い代わりに、割と安価に宿泊もできるのが強みの施設なんですが、
しばらく来ないうちにラブホテルっぽいプランができてました。




うげっ、ここも混んでるぞ! こりゃとてもリラックスどころじゃなさそうだ。撤退だ!





以前はここまで混んでることはなかったと思うのですが、
カップヌードルミュージアムとの相乗効果なんですかね?

まさか御休憩プランが大人気だとか


すぐ外の、海に面した一角がいつのまにか「カップヌードルミュージアムパーク」
などと命名されていて、相当な資金余力があるのではと思わされます。

次は横浜球場がカップヌードルスタジアムと改称される番
ではないかという予感がします。


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