2014年7月13日日曜日

[error:0683] 北区部。

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実は、在宅ながら本格的にWebデザインの仕事をやるようになりましてね!

と言ってもデザイナーとしては経験が薄いので、
現状主にシステムとかコーディングがメインなのですが・・・



現状、社長兄弟がそれぞれ川口と小田原で在宅仕事しているだけの会社でして。
私が加わる(これも厳密にはまだ社員でなく「フルタイムな請負人」なのですが)
のを機に、東京・北区界隈でどこか、オフィスを設けようという話になったのです。

私としても、先日メモリ増強が不可能と判明したせいもあり
自宅の開発環境には不安があったりします。


というわけで、どこか場所の希望はあるかと訊かれましたので、
これまでほとんど行った事のなかった北区を探検してみたのですよ。

オフィスができたら引っ越すつもりでもありますので、
オフィスだけでなく居住地の品定めも目的です。



半日で駒込から王子、東十条、十条、赤羽まで歩きまして、
色々見どころはあったのですが、なにぶん今回、何もアテのない彷徨ですからね。
そのまま書き連ねてしまうと、いつも以上にとりとめ無くなるのが見えているので、
当社比いつもよりダイジェストしてお送りしたいと思いますよ。




北区は大小やたらと商店街が多い印象がありました。

さっそく駒込(豊島区)から北区に入ってすぐ(道の向こう側が北区)、
霜降商店街というのがあります。細いですが活気はかなりありますね。




この辺りは巣鴨の延長とでも言いますか、古い木造住宅街のイメージなのですが、
突如こんな巨大な幼稚園が出現して度肝を抜かれました。

園歌を刻んだピカピカの石碑とかあるんですぜ。


むしろ園児、4階や5階まである階段でケガしやすかったりしないですか?
それともまさかエスカレーターやエレベーター完備?

エスカレーター式の幼稚園って言うと普通は違う意味ですよねぇ。




もともと一度行こうと思っていた旧古河庭園。
公園だとばかり思ってたら入場料150円かかりました。

ややお高いようですが、洋館は喫茶店にもなっています。
本格派のメイド喫茶か執事喫茶にしてみるのも良さそうです。




何にせよ雰囲気は良かったので、デートコースにもいいんじゃないかと思います。
入場料のおかげか、日曜なのに人は多くありません(バラの見頃は混むでしょうが)。
ただ、絵を描いてる人が多かったです。


この辺の構図を見ていると、洋館推理ものドラマのロケ地
最適なんじゃないかって気もしますね。




その場合、いかにもこの辺に
誰か幽閉されてたり何か隠してあったり
しそうです。




王子駅そばの飛鳥山公園という、古墳跡の広い公園ですね。

ここしか公園がないというならともかく、北区は大きな公園が多いのですが、
子供が大量集結しています。若夫婦層の多い地域なんでしょうか。

桜や紅葉の名所でもあるようなので、大人も集まるときは集まるでしょうけども。




ここは博物館が3軒も長屋状に固まっており、ここはその一つ「飛鳥山博物館」。
主に考古学関係+美術関係ですね。

喫茶室のノボリが一瞬「ご注文いただいてからトリップします」
に見えたりして玄関前で戸惑っていたら、
入口からちょうど出て来ている館長らしき人に誘われて、つい入ってしまいました。


そこまで大きくはありませんが、質的にはけっこう気合い入ってると思います。

展示室に入ってすぐの蝋人形の会話が
ホットペッパーのCMっぽい
という評判でもあるようです。




ところでなぜ、よりによってこのフォントを看板に使いますか?

いや確かに縄文人の人骨ぐらいはありますけども。




上野から赤羽までは、京浜東北線沿いにまっすぐハッキリと崖線があり、
西側が台地に、東の荒川・隅田川沿いが海抜2mぐらいの低地になっています。

この公園の側面がちょうどその崖ですね。


堤防決壊で洪水、とかまで心配していたらキリがないですが、
大雨で道路がビショビショになるぐらいのことは良くあるだろうと思います。

やっぱり住むなら台地の上の方がいいんだろうな。そっちを重点捜索しよう。




そんなガケップチの飛鳥山公園には、なんと無料モノレールまであります。
モノレールと言うか、駅のエレベーターに近いような感じですが。

その名もアスカルゴ。たしかにカタツムリっぽい形してます。

ちなみに、ちょうど背後に都電荒川線も写ってますね。




バイオレントな光景をちょっと想像しましたが、

そういえばオジサンって魚いるんでしたよね。




王子駅そばの「北とぴあ」という17階建ての区民プラザ的ビルは、
最上階が無料展望台になっています。

なんとなく世紀末な名前ですが南斗孤鷲拳のシンが飛び降りたりはしないはずです。


もう20年ほど前、唯一1時間ぐらいだけ北区に来たとき、ここに登ったかもなー。




飛鳥山と京浜東北線ですね。右が台地側。
水平線左方にスカイツリーもうっすら見えます。

こうして見ると王子もなかなかビルや大型マンションが多そうですが、
地域の中心地というイメージとは若干違いますかね(北区役所があるのは王子)。




隅田川と荒川に挟まれた細い中洲に高いビルが建っていると、少し不安に見えます。




王子は駅前が一応繁華街であるのに、線路の裏側は完全な住宅地で、
しかも例の崖線沿いに、こんな滝のある深い緑地まで出てきます。

名主の滝公園と言いますが、公園と言うより渓谷ですね。等々力渓谷みたいな。

坂がきついことをさっぴいてもかなり気に入りましたが、線路が近すぎるため、
静かな水音だけとは行かないのが惜しいです。




東十条に近づいてくると一戸建てやアパートの多い、古い住宅地になります。

寺や地蔵まで頻出します。

個人商店レベルらしきものなら会社もちらほらあるのですが、
オフィスの立地としては店が少なすぎますし、テナント入れるようなビルも少なそうです。




東十条から十条まで延々、またも細い商店街が続いています。

道も細いですし、正直あまり人通りもないのですが、
そんなところに突如横浜にぎわい座ばりの演芸場が出現して驚きます。

入口の幅より道幅の方が狭いかもしれないぐらいの集客施設ってあんまり無いな。




しかし十条に着くとぶつかる、直交するアーケード商店街は圧巻です。
というか多分こっちに客取られたのかなぁ。

環七まで500mほど、飲食店からダイソーから携帯屋まで、目白押しですね。

地方なら県庁所在地の中心街レベル、あるいは都内でこれに相当する程度としては
七夕祭りでごったがえす阿佐ヶ谷商店街あたりでしょうか?


時間限定で車両通行止めと書かれると、
夜はこの石畳を車通っていいのかなとか少し不安になりますが。




端の方はアーケードが切れてますが(所属上別の商店街なのかも)、

こっちは急にうら寂しさが増しますね。




どこの高原キャンプ場だというレベルの公園を経て、




赤羽に到着しました。

あっ、ここはすごい。駅の全周、モールとか飲み屋だらけ。
こここそ本当の北区の中心地ですね。

飲み屋が多いってことは、間違いなく会社が多いはず。しゃれた文房具屋もあります。
モールも多いのは団地でしょう。

松戸駅よりは見通しが良く、サッパリきれいな印象があります。
たとえるなら新横浜とは違うけど川崎、ってところでしょうか・・・




うっ!これは最近亀有で発見した、カルディコーヒーファームではないか。
まさかここで再会するとは・・・!

ここはコーヒーというよりも輸入食材とか調味料が多くて、
本来は京都ものである「黄金一味」という唐辛子に、個人的に用があるのですよ。

何だか運命的だなぁ。




台地上の団地の広い道を渡る風は涼やかで、
総数はそこまででもないもののサイゼリヤとかマルエツとか、
よく行きそうな店がピンポイントに存在しました。

駅前は完全に繁華街してますが、丘の上はそんなモンなかったかのように静か。


埼京線も京浜東北線も、少し歩くか乗り継げば地下鉄(南北線や三田線)もあるし、
交通の便は申し分なし。千葉と茨城以外はどこへ行くにも今より近くなりそう。

ちょっとぶらついたぐらいじゃ見えないところもあるだろうとはいえ、
オフィスを赤羽駅周辺に推薦して自分もこの丘に住めば、職住近接的に完璧じゃね?

家賃情勢がどうなのかよく判らないけど。

フルタイム復帰で一気に収入安定しそうだとはいえ、例えばこのオシャレそうな団地、URだよねぇ・・・




赤羽駅前に居並ぶちっこいおっさん将軍たちが何者なのかは、残された謎ということで。


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