2013年6月16日日曜日

[error:0642] ジャイアンリサイタルは難しそうな原っぱ

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北総線・印西牧の原駅前の50haもある珍しい草地、
「奇跡の原っぱ」というのがニュースになっております。

UR(都市再生機構)と県の開発用地であるものの
開発後の売れ行きがイマイチなため開発ペースが遅く、
とはいえ一度は整地された場所なので、森でも更地でもない
「原っぱ」の状態が永らく続いているんだそうです。

首都圏のニュータウン駅前にも関わらず、キツネとかいるそうです。


でも、いずれは開発されて消えてしまうのかも知れないわけで、
今のうちにちょっと見ておこうかなと思います。

もう午後のけっこう遅い時間ですが、夏至も近いし大丈夫でしょう。

ただし北総線の運賃は
沿線市議会や国会で値下げが議論される
ほど高いので、行きだけでもJR成田線・木下(きおろし)駅からにします。

というか、そんなだから開発後も住民が集まらないのかもなぁ。




いきなり木下駅到着直前で電車が緊急停止してみたり。


それこそ線路にキツネでも出たかと思いましたが、
現場は木下駅からはまだしばらく歩くはずです。

いや木下はニュータウンと違って
元々キツネでも何でも出そうな所だったか。




おや。木下は高校時代、化石を掘りに何度か来たのですが、
いつのまにか駅舎本体だけはサッパリ近代化されています。

乗降客数は当時よりさらに3分の2ぐらいになっちゃってるらしいのに。




ちなみに昔の駅舎はこんな、いかにもな感じのやつです。

そういえば、いつの間にかこの辺まるごと「印西市」になってるんだよなぁ。
ついこないだまで「印旛郡ナントカ村」とか「大字ナントカ」の世界だったのに。




沖縄によくあるようなイカした給水塔は
日本デキシーという会社の広大な紙コップ工場。

しかし数年前に引っ越してしまって以来、放置状態のようです。


ところでDIXIEならむしろ「ディクシー」と読みそうなモンですが、
なぜこんな溺死っぽい表記にしてしまったのか。




この周辺は貝化石の密集した地層(古代人が貝殻を捨てた貝塚ではない)
がありまして、こんな感じのガケをしばしばほじくったものでありますが、

なんといつの間にか(2002年)、天然記念物に指定されちゃってます。

当然ながら掘れません。

都市部の地学部が電車で行ける気軽なフィールドだったんですが、
まぁ、ほっといたらいずれ全部切り崩されちゃうもんなぁ。




その代わり、地層の一部が記念碑的に飾られています。


知らない人は岩のベンチか何かかと思って座ってしまいそうな感じですが、
鋭利な貝殻のカタマリですのでそれは非常に危険です。




ちなみに貝ばかりではなく、カシパンウニというウニの骨も多く混ざってます。

絶滅してはいませんが、魚屋などでサッパリ見ないところからすると
食べられないか、食べられてもうまくないのでしょう多分。




このガケのある丘全体も、なかなかきれいな公園に生まれ変わっています。




頂上からの眺め。

似たような家が整然と並んでいるのは、同時期に一気に造成したのでしょう。




さて、丘の反対側の階段を降りれば目的の原っぱ方面なのですが・・・

どうもあの、交差点の向こうの森を越えろって話らしいぞ。





閑静な山道と思いきや、他に道路が少ないせいか意外に交通量が多いです。

とりあえず、キツネに先駆けて大きな稲荷神社があるぞ。




道のすぐ横は深さ数十メートルの大秘境の谷。

さらに森林地帯を抜けると、




途中ちょっと曲がってるけど、ずーっと真っ直ぐ延びる道。

何だか北海道に居るような感覚がしてきます。

そりゃキツネぐらい出るかもな。





まてよ、この道の横がそうなのかな? まさにURって書いてあるし。


なおフェンスが低そうに見えますが、手を目一杯上に挙げて撮っています。

「原っぱ」と言っても雑草が育ち過ぎてて、
例えば子供の遊び場などにはならない感じです。

野球とかジャイアンリサイタルとか。




釧路湿原みたいに展望台でもあるといいんだけどな。

キツネなんか居たとしても、そうそう見えはしなさそうだなぁ。

そこへいくと動物物のドキュメンタリー番組なんて、よく見つけますよね。
見つかって逃げられたり、猛獣なんかだと襲って来たりする前に。




ツタが何となく格好良かったので。


でも実際は周りの鋭利な葉っぱなども含め、有刺鉄線のようなものです。

半袖で近づくと痛いです。




つい数時間前手を入れたかのような、キレイな斜面です。

ちょっと雨でも降ればすぐデコボコになりそうなものなのに。




ここは小学校ができるそうですよ。




高級ネコジャラシ。(チガヤ?)




網がなければ、ここは見通しが良く適度に草もあり、原っぱっぽいのですが。


探せばもっと良く見える所もあるのかも知れませんが、
せめて自転車でもないとちょっと面倒な広さですね。





高速道路のサービスエリアより広そうな巨大ショッピングタウンが多いです。
ケーズデンキやジョイフル本田の巨大店舗も、品揃え凄いかも。

その代わり、路上にはコンビニとか自販機がありませんが。

アメリカ的なというか、シムシティ的な風景?




印西牧の原駅は東へまだもうちょっと歩いた所のようなので、
どうせなら帰りは西へ(帰る方向)へ歩いて、
1駅先の千葉ニュータウン中央駅へ向かいましょう。 3~4kmぐらいあるけど。

掘った谷に線路と新しい道路をひとまとめにした、ニュータウンの動脈です。




遠目に焼肉屋か何かかと思ったら、
焼肉焼いても家焼くなと呼びかけているほうでした。

割と自由な設計が認められてるんですね。




100円も負からなさそうな意志を示す車。

消費税5%で割ってもまだ1,108,000円です。




今のところまだ地名通りと言って良いと思います。

なお、読み方は「そふけ」だそうです。




これは本当に原っぱ(北総花の丘公園)。

まだまだ広そうなので、改めてまた探索に訪れてみたいところです。




只今何か冷し中。

この辺の店舗密集区域が千葉ニュータウン中央「駅前」と称されていますが、
実は駅はまだ100mほども向こうにひっそり隠れているので、大変戸惑います。




もう7時。陽が沈むところですが雲が晴れてきました。
まぁ、日中曇っていたお陰で涼しかったから良かったかな。

高度200mもなさそうに見える小さな黒い千切れ雲が高速で去ってゆく、
梅雨の晴れ間らしい光景であります。


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2013年6月9日日曜日

[error:0641] 少女が勝負で上手に菖蒲の絵を描いた?

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菖蒲が見頃だそうです。

名所の堀切菖蒲園や水元公園を抱える葛飾区は、
区を挙げて菖蒲まつり開催中だそうですよ。




堀切菖蒲園の最寄駅は京成の堀切菖蒲園駅ですが、
ついでに北千住で買い物がしたかったので、北千住から歩いてみます。

北千住の東口は来たことがありませんでしたが、
早速どんなヤバイ物を売っているのか気になる看板があったりします。




そろそろ、歩くには暑過ぎる気候ですね。特に都内などは。

ちょっと苦しくなってきたところで、
やはりここは東京砂漠だったのか
再確認させてくれるホテルが現れます。

「不毛の宿屋」とも翻訳可能です。




そんな砂漠で頑張る菖蒲たち。

ちなみに例によって入場無料です。




そんなに広大な園ではなく、周囲のマンションなども若干ミスマッチですが
それでも6000株ほどの菖蒲があるそうです。

水元公園はもっと多くて1万4000株あるそうなんですが、
予想外に体力の消耗が激しいので、両方回るのは諦めます。





紫のやら白いのやら。




なかなか盛況です。




絵を描くのも一興。

・・・・・・しかし花は後ろなんですが、何を見てるんでしょう?




ボートのプランター。




花に焦点を当てて見ていると、
少し枯れ色の入った下の葉っぱが虹色に見えませんか?




駅へ向かう道は飾り付けがされていて、
古い小さなお店などが書き入れ時と頑張っています。




踊る人々もいますが、今回こうした踊りがすごいのは、




道路が片側しか封鎖されておらず、
車がビュンビュン通る脇で踊っている
という点です。




駅前だけは完全に封鎖されていて、ここでも踊っています。

黒人の女の子も居ますね。キレのいい動きを見せてくれます。



さて京成に乗っても金町までしか行けないので、綾瀬まで頑張って歩きます。




日本で宇宙センターと言えば種子島だとばかり思っていましたが、
まさか葛飾区にあったとは思いませんでした。

しかしてその実態はパチンコ屋。


従業員は「宇宙センターに勤めてます」とか言っちゃっていいのかな。

客は「飛行士」とか「訓練生」?




ここは何かお祭りはやってないんでしょうか。




そして綾瀬駅前の公園でも菖蒲まつりやってました。

もうだいぶ疲れてた上に、道を渡れる所がなくて行けないので
この公園にも菖蒲があるのか判らないのですが・・・・・・、

あれ?ここは葛飾区じゃなくて足立区だよね?



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2013年6月8日土曜日

[error:0640] 見せてもらおうか!新型の性能とやらを!(愛宕山・丸の内編)


虎ノ門あたりの目抜き通りにこの構え、しかも「砂場」って
一体何だろうと驚きますが、実はソバ屋さん(しかもチェーン)。


そういえばもう3時半ぐらいだけど、今日はまだ昼食べてないなぁ。

暑いし、激辛マーボ豆腐か激辛ラーメンがいいなぁ。カレーでもいいかな。




そして角をひとつ曲がると、これまた都心らしからぬ異世界への坂道が。




登りきるとこんな所に出ます。

実は背景のビル、かなりまぶしいので、
前のカメラだったら間違いなく手前の森と一緒には写せません。新型機GJ。


ここは愛宕山。芝公園のちょっと北です。
昔はもっと見晴らしが良かったそうですが、今は樹木とビルでサッパリですね。

標高26m。

「自然の、山と称される地形としては、23区内では最高峰」
という、極めて微妙な場所です。昨夜なんとなく地図見てて気付きました。

つまり人口の「山」や、西の方の武蔵野「台地」なら、もっと高い所はあります。


ついでに千葉県の最高峰も「愛宕山」で、たった408mしかなく、
全都道府県中最低であります。

有名な京都の愛宕山なんかはもっと高いんですが。




大きくはありませんが、神社もあります。

ここは何が特徴かと言うと、




その名も「出世の階段」と言う、45度ぐらいある急階段であります。


ここを馬で駆け上がって見せた武将がその馬術を褒められ出世したという、
実際に合理的理由のあるイワクですな。

過去、ここを馬で駆け上がれた例は3例しかないとか。

むろん落ちたら出世どころの騒ぎではなさそうです。物理的に。


でも来る時ここを通らなかった私はやはり
出世には縁がないものと思われます。

いや、さっきの坂の最後にこの階段があるんじゃないかと予想してまして。




小規模ながら、憩える感じの池もあります。

木目の古船などではない、塗装された新しめのボートが
文字通りちょっと浮いていますが。




神社のほかに、NHK放送博物館というのもあります。

戦前、最初はこの愛宕山にNHKラジオの局があったんだそうです。


これも入場無料。横浜・日本大通りの放送ライブラリーと似て、
あれこれ昔の放送器具とか資料が展示されているほか、
昔の番組を視聴できるコーナーもあります。

最も印象に残った点としては、じゃじゃ丸やゴン太くんは
子供が実際遭遇したらかなり怖がるんじゃないか
ということが判りました。




玄関前にもアンテナ類が展示されています。ついでに東京タワーも見えます。




帰りは、ステキな木の階段も。







普通なら新橋駅あたりから帰るところですが、
まだ明るいし、秋葉原まで行って電車賃ケチろうかな。

写角が広いと皇居のお濠も広々写りますね。




まだあまり使っていない、望遠のテスト。

本気になればもっと行けますが画像が粗くなります。




接写のテスト。





改装以来、東京駅の外観はまだ見たことがありませんでした。

確かあそこの銅の屋根なんかが、職人手作りで復刻されたんですよね。



・・・あ、そうそう昼食。東京駅で食べたりすると、さすがに高いかなぁ?




結局、昼食っつーかもう6時近いけど神田でゴーゴーカレーに入りました。


初めて来ましたが、店のシステムは立ち食いソバに近い感じ。

そして石川県スタイルのカレーだそうです。

しかし実はアメリカ人に大人気らしいです。


本当に文字通りの「カツ+カレー」という感じで、
おそらくトンカツソースが混じっているからか、独特の酸味ある黒いルーです。

一見スプーンに見えるのは実はフォークという不意討ちもあります。

量「少なめ」でも、さすがにカツが重いです。



そして石川県出身の松井秀喜や永井豪が
壁の貼り紙で触れられていたりするのですが、良く見ると、




しまった!こんなメニューがあったのか!

しかも求めていた激辛ではないか。地獄へおちろ人間ども!

ちなみに続編でキューティーハニーカレーってのも出るそうです。



あと謎の『這いよれ!ニャル子さん』コラボってのもあるみたいです。

悪魔とか邪神とか、SAN値直葬作戦決行中なのかゴーゴーカレー。




おまけに、店を出て幾らもしないうちに

まさに本日最も求めていた
激辛マーボ豆腐+辛口坦々麺

の組み合わせの看板を発見してみたり。


それと「昼食」が遅すぎて夕食があまり入らなかったり。



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