今日は地下鉄一日乗車券で、
「ゴールド・シルバー・プラチナ巡りツアー」計画ですよ。
つまり千代田区・金座(昔の金貨造幣局。現在日銀がある所)、
中央区・銀座(同じく銀貨造幣局)、それに港区・白金台であります。
白金台ちょっとコジツケ臭いですね。
というか、適当に計画組んだら偶然こうなってしまいました。
ちなみに銅銭を作っていた「銅座」はないのかと言うと、
これは「銭座」という名前で、亀戸とか浜松町とかあちこちにあったようです。
東京メトロ一日乗車券は綾瀬からなので、
あと松戸-綾瀬間160円×2が必要です。
パスモでいいのですが、今回は駅前の金券ショップで300円で調達しました。
行きは一旦綾瀬で降り、綾瀬の券売機で一日乗車券710円を買います。
・・・が、帰りの切符をいつの間にか失くしてしまい、
金券ショップでの事前調達で20円トクしたはずが
かえって140円の損となりました。
金額以上に損した気分が激しいです。
よっぽど綾瀬から歩いて帰ってやろうかと思いました。
ともあれ日銀に到着。
ただ、日銀の見学は平日だけらしいのです。今日は代わりに、
向かいの日銀貨幣博物館が開いてるので、そちらに行きたいと思います。
ちょうど先日、科学未来館の「おかね道」展示がイマイチでしたしね。
しかも、日銀本体もこちらも見学無料ですよ。
制服警備員も多いし内装もいかにもな感じだし、
見学申込書を書かないといけないみたいだし、ちょっと身構えましたが、
都道府県と人数を書くだけでした。
正確には日銀は国家機関ではなく、国が株の過半数を押さえているとはいえ
理論上は倒産や乗っ取りもありうる株式会社なのですが、
この辺の不可解な仕組みは、やっぱり天下り的な施設なのかなぁ?
ここはまだ廊下ですが、マンガに出てくる原始人の石貨が飾られてます。
さすがに日常生活では使われず、骨董品に近い扱いながら、
ミクロネシアのヤップ島では一応今でも通用しているようです。
真札ではありませんが、1億円の札束とはこれくらい(約10kg)、というお話。
3億円強奪して逃げるって実際はかなり大変なのです。
土産物自販機。
右の方にのぞいている心霊写真っぽい人影は、「お札タオル」。
パンフコーナー。結構充実してます。
何やら日銀の広報誌?っぽい、見たことない冊子もあります。
それにしては、銀行のモーゲージローン広告記事とか大々的に載ってますが。
こんな博物館の片隅にあるだけでは、読者コーナーの投稿者など、
ほぼ関係者だけに限られているんじゃないかなぁ。
「全体として横ばい圏内の動きを続けている」
「弱含みとなっている」
「回復の動きが一服している」
「持ち直し基調にあるものの、そのテンポが緩やかになっている」
こういう景気判断の文章(経済企画庁=今の内閣府の仕事じゃないのかな?)
って、なぜこうも「他人事感」とか「奥歯に物挟まった感」が強いんでしょうね。
要するに全国一貫して前期比悪化判断されてるのに。
競馬新聞の馬評あたりだって、もうちょっと信用できそうな気がしますよ。
通帳が無くなっても本人確認ができれば引き出しを認める等、
災害時に各銀行へ特別措置も通達したりもします。
東日本大震災でも、こんなケースは多発したでしょうが、
あそこまで行くと銀行自体が津波に流されて消滅とかありそうですね。
免許証も何もかも一切合財全部失くしてしまったら、
本人確認自体さえ難しいような気もしますし。
実際、借金持ちが震災のどさくさに紛れて死んだふりしてたり、
行方不明の他人と戸籍を入れ替わっていたり、
下手すると建物倒壊や津波に紛れて人殺してもバレなかったり、
そんなケースも結構あるかも知れません。
廊下は空調が効いてなくて息苦しく蒸し暑いですが、展示室は快適です。
展示室内は写真撮れませんでしたが、古銭とか小判とか金本位制とか、
防犯対策にお金を隠せる場所がある刀とか、紙幣の偽造防止技術とか、
少なくとも「お金」というテーマについて言うなら
やっぱり科学未来館の展示よりアタリでした。
小学校高学年の社会科見学先などにもオススメ。
地下鉄ながら独特なテイストの三越前駅から、銀座へ移動です。
字画が細長い楕円っぽくて互いに離れている、このフォント。
大正や昭和初期をイメージするデザインによく出てきますが、
当時実際こんなフォントが使われていたのか判らないのに、
不思議としっくりきます。
銀座では「銀座柳祭り」があり、パレードがあるそうなのですが・・・、
普段土休日の午後からあるはずの歩行者天国にすらなってないとな?
こちら「銀座」跡の証。
仕方ないのでその辺をプラプラしていたら、
調味料関係が充実していそうなウィンドーを発見しました。
あ! これは噂に聞く「日本一辛い黄金一味」ではないですか!
800円ぐらいするけど、せっかくだから買っちゃおう。
店内には調味料ばかりか、袋入りラーメンまで含め、
各種食材が充実しています。
銀座だからといってとんでもない高級品ばかりというわけでもなく、
なかなかオススメのお店ですわよ奥さん。
もともと米屋だったのが、つい先月改装したお店のようです。
「北の国から」ではなく「北の方から」という、
北海道ではなく青森の焼肉ダレ
なども気になりましたが、
ウチで焼肉ダレはあまり使わないから買いませんでした。
「面白い恋人たち」的な、よくある大人の事情は大丈夫なんでしょうか。
というか「消防署の方から来ました」みたいな話です。
さて1時間経っても何の気配もなかったのですが、放浪の結果、
中央通りではなく隣の外堀通りが
それっぽいことになっていました。
パレードは既に過ぎ去ってしまったようです。
何だこのフェイントは!
踊る人々。
元々アンテナショップの多い土地柄ですが、
全国各地の観光紹介イベントなどが行われています。
茨城県笠間市はなぜか石材を配っていまして、
「色を塗って文鎮とか作ろうぜ」企画らしいです。
実用的な意味には疑問も残りますが、それでも子供たちには人気。
一方大人向けには、野菜の苗か何か配っているようです。
ちなみに私は別の場所で、銀座の柳の苗をもらいました。
ウチは陽当たり悪いし庭も狭いので、
柳の樹なんかそれこそ実用上問題があるのですが、
銀座界隈で先着2000名のものがまだ残っているとは意外だったので、つい。
こちらは小笠原諸島。
目黒区ではなく小笠原のゆるキャラ「メグロン」が、かわいいと好評でした。
ちょうど昨日存在を知った、
岡崎市の不気味すぎる「おかざえもん」辺りにも見習ってほしいものです。
でも今日なんか天気いいから、暑くて大変なんだろうなぁ、あの中。
交通安全啓発。
時間が合えば、凄い交通事故スタントショーが観られたとの噂もあります。
ベーゴマや剣玉のエリア。
最近の子供はもっと新型ハイテクのベーゴマで遊んでるのではと思いますが、
レトロバージョンも充分人気のようです。
囲碁教室もあります。
いつの間にか中央通りも歩行者天国化されていました。
子供ブラバンのステージや、普段からもよく居る大道芸など。
何やら工事のフェンスは、銀座を詩に詠っていたほか、
小学生の絵もあります。
消防署の
やけに消防車ネタが多いです。
今この工事をしている理由が、元のビルが燃えたからとかじゃないよね?
「良く判らないけれど不思議な迫力を感じる色遣い」の秀作が多いですよ。
まさか、ものすごいトラウマものの消防イベントだったとか・・・
本格的な衣装だけど高校生。
・・・と、ここで「帰りの切符を失くした」よりも残念なお報せがあります。
カメラが壊れました。
データは生きてますがレンズが動きません。歯車が摩耗しちゃったのかな?
この後、白金台の美術館にも行ったのですが・・・。
7年半ほど使ってますが、撮影不可なほどの故障は、3年半ぶり2回目。
他にもあちこちガタが来ているので、正直そろそろ買い換えたいですが、
目を付けている後継機種は現在3万5千円ぐらい。
今のが当時6万幾らとはいえ、まだ待ちたいです。
どうやら明日、GW最終日の予定は「カメラを修理に出す」で決まりです。
修理前最後の写真だと言うのに、銀座一丁目駅のトイレでも載せてやります。
重度の体調不良等だけではなく、「紙がない」のも
「非常事態」として認められているようです。
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