2011年8月27日土曜日

[error:0534] 夏祭り強化月間なう。


通常8月頭ぐらいに開催されます松戸花火大会。

永らく独り暮らし時代には行ってなかったので、実は15年振りぐらいかも。

毎年予算の心配が噂されてたりするのですが
どうにか今年も開催されるようです。わざわざ市のサイトで当日告知中。

昔は協賛企業の名前が数分置きに放送されてたんですが、最近はそれもありませんからねぇ。



そもそも豪雨なら中止なのであろうに、なかなか配慮が行き届いていますね!



しかし会場周辺の放射能の心配というのは

少々行き過ぎではないかと思われるんですがどうでしょう。


そんなに不安なら普段から立入禁止にしてくれよな、江戸川河川敷!



のんびりシャワー浴びてたら遅くなってしまったです。
開演まであと15分ほど(川原までは約2km)。移動中に始まってしまうでしょう。

しかし首都圏に豪雨をもたらした雨雲は去ってくれた模様で、
涼しさだけが残っている絶好のコンディションでありますよ。


8月頭で6時開演とかだと正直ちょっと明るいのですが、
8月末で7時開演なので暗さも良い感じですね。



あ、始まりましたね。



わざわざ混雑した川原まで行かなくとも街路から充分見えたりするので、
そこらへんの道路でヤキトリでもつまみながら観覧する人多数。



そのヤキトリはどこで入手するのかと言うと、
飲み屋やコンビニなどが店の前に特設焼き台を出してレッツ書き入れ時!
なわけです。

今年みたいに豪雨かもしれない微妙な時の仕入れは、まさにバクチですね。



だいぶ会場が近づいてきました。

歩行者と並走ぐらいで微速前進している救急車(サイレンは鳴っていない)は
病院に戻る途中なのか、それとも急性アル中患者対策か何かでしょうか。



そして川原に到着しました。

全国幾多の激混み祭り会場を渡り歩いてきた私としては
「案外そこまでではない」印象ですが、
階段などは眩しいほど照明が焚かれ、警備員も大量配置されて万全の態勢。



会場のだいぶ端の方まで歩いて、
人口密度の低い土手の斜面に落ち着く事ができました。

さぁとりあえず日本酒の小瓶でもあおりながら観覧するぞ。



最近の花火は、やっぱり昔のより進歩している感じがしますね。



しかし花火写真というのは非常に難しいのです。

まず光量が暗いので、1秒前後を手ブレせずに撮影できる技術。
これは今回、土手に座っていられたので好条件でした。

いや手ブレ補正機能付きの新しいカメラ買えって話ですが。



感度や露光時間を大きくし過ぎると真っ白になってしまい
(実際は白くない花火です)、



露光が短いと単なる光の点になってしまいます。

望遠過ぎたり広角過ぎたりしてもショボくなります。


なにしろ、次にどの位置からどんなタイプの花火が上がるか判らないので
ここら辺もまたバクチですね。



枝垂れ柳のような新趣向の花火も色々。

スマイリーマーク(笑顔に見える花火)なども最近増えましたが、
発行時間が短いので撮りづらいですね。



良く見る微妙に渦巻く「流れ」があるのが判りますでしょうか。



終盤の大尺玉。露光時間短め。



最後の花火をもって無事終了であります。



本当は少し早めに帰らないと、混雑がひどいんですよね。

ところでここは歩行者天国では無いそうです。





ファイナルアンサーを求められる不動産屋?



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2011年8月20日土曜日

[error:0533] 踊るアホーに観るアホー。


早くも秋雨前線がウロつき回る大変涼しい週末ながら、夏祭りのハイシーズン。

新松戸から武蔵野線で7駅、埼玉県越谷市でなぜか
泡踊り 阿波踊り祭りが例年盛況なようです。



良く見ると検索窓を模したアレが。

でも文言そのまんまなので余り意味をなしていなかったり。

実際はこのデザイン自体、さほど広告効果増大には繋がらないそうですが、
そもそも既に現場に来ていながら検索も何も無いよなぁ。



駅のまん前は出番待ちエリアっぽいです。もっと先まで移動してみましょう。



まぁ、外国人選手が居ないとも限りませんよね。



電車はそれほど混んでもいなかったのですが、
踊り現場が近づいているのか、段々渋滞がひどくなります。

細い一本道ではない分だけ、阿佐ヶ谷七夕祭りよりは若干マシ程度かなぁ。


道路の側なんか人の壁で全然見えやせず。こういう時背が低いと損ですね。

早々に諦めて裏道に退避する事にしました。



しかし大通りから逸れると今度は露店街で、ここもまた狭くて歩きにくい。

例によって前進するのがやっとで露店どころではありませんが、
焼き鳥100円とかキュウリ一本漬150円とか、全体に割とオトクな様子でした。

ビールだけは400~500円ほどもしますが。



どうにか脱出した頃には現在位置が良く判らなくなってましたが、
たぶん踊り手の人々に付いて行けばどうにかなるに違いない。

そういえばこの、八つ橋みたいな阿波踊り用麦わら帽子こそ
売ればウケそうなのに、どこの露店にも見当たらなかったなぁ。



そしてついに踊り場所発見!

しかも不思議なほど空いているぞ?

今年は震災復興支援大会と銘打って照明少なめにしてるそうですが
それにしても随分暗過ぎる気もいたします。

もしかして関係者専用スペースとか練習場とかなのかなぁ。 まぁいいや。



連(阿波踊りチーム)の集合目印でもありそうな提灯。消えてるけど。

はるばる徳島から助っ人に来る連もあるそうです。


「祭り」は集中した大群衆の姿よりもこういう、
広い道にグダグダ散発的に人間がダレてる風景こそが良いですね。



特に「踊るアホー」と歌は入っていませんでしたが、
全身丸々使い尽くす動きにはキレがあり、なかなかに盛り上がっております。


そういえば阿波踊り用の足袋中敷き、なんてのもあるそうですね。

舗装の上で連日深夜まで踊り明かしても疲労が少ないんだとか。




「ご自由にお持ちください」なウチワが山積みに。

照明よりウチワの方が要らない気がするのは
俺だけかなぁ。あ、裏面に企業広告入ってるのか…。




帰りはついでに、流山花火大会を埼玉県側からチラ観。


なかなか輝度および精度の高い、良い花火使ってましたですよ。
実は阿波踊りも花火も、天気イマイチだったので中止かと思ったんですけどね。

というか、横田基地祭が強行されていた事の方がさらに残念な見込み違いだったり。


来週は地元・松戸の花火大会なので、好天を期待しましょう。


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2011年8月15日月曜日

[error:0532] いわゆるひとつのぷっちょ~さん主義。



5時間に及ぶデザイン塾授業のおともに、まだ売っていたのかと懐かしい
ソフトキャンディー「ぷっちょ」を買いましたところ、



個装紙が人知れず気合い入っていた事が判りました。


「校長」
特徴:朝礼での話が長く、倒れるぷっちょくんが続出する。


「漫画ぷっちょ」
性格:喜怒哀楽が激しい いつでも気分は悲劇のヒロイン。


「ギリシャぷっちょ」
τιμιοξσ…


むしろ個装紙が気になって、単純作業で次々と口へ放り込めませんです。



中でも一番の会心作はこちらでしょうか。

「ソーダソーダ!」とイエスマンなソーダぷっちょと
「コーラ!」と怒りっぽいコーラぷっちょ

そうか俺が買ったのはイエスマンだったのか…



そしてトドメに合体ロボっちょと来たもんだ。


他にもまだまだ「社長」とか「船長」とか「アチョー (ブルース・リー)とか、

「UHA味覚糖」は実は「UMA味覚糖」だったのではと疑わしくなるほど
未確認生命体の百鬼夜行状態であります。

これも誰かデザイナーが、Photoshopで原稿描いてたりするんだろか。



しかも、製品ホームページに行けば全キャラ網羅されているかと思いきや
そのような紹介は見当たらず、代わりに可愛らしい絵本的コンテンツなど。

これの対象層になりそうな未就学児童に、リー先生とか判るのかなぁ?



あ、ぷっちょ自体は爽やかで大変おいしいですよ。





そんな「ぷっちょ」食べて頑張っている授業の方は一応
こげなボタン用画像など自力で作れるようになりました。



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2011年8月6日土曜日

[error:0531] 日本張り子化計画。


デザイナー塾の方は、低いビルを高くする合成写真の授業など
いよいよ面白くなって来たところですが(※自殺者は教科書には居ません)、




旧暦7月7日である本日は、50年以上の歴史を持つという
「阿佐ヶ谷七夕祭り」になどやって参りました。


松戸から中央線方面となると、普通は上野かお茶の水を目指すところですが、
定期券の届く武蔵野線回り・西船橋からの方が安い事を発見。

まぁ遠回りではありましたけどね。


左側の人だかりは、



短冊記帳所のようです。


とりあえず、毎年夏になると発症する
脇の下のできものが痛いので治して欲しいですが、

「手術しないと完治しない」と既に宣告されているので諦めます。


目下その次の願いとしては…、
そろそろ髪の毛がもっさりしてきてるので床屋行きたいなぁ。



良く見ると短冊は星型。その下は祭りの歴史パネルですね。


第1回は1954年で、もともと戦後復興策のような祭りらしいのですが、

今年は兄貴分とも言うべき仙台七夕(こちらは江戸時代以来)の
震災復興の件などで特盛り上がりだったりするかも知れません。



会場は駅前の大通り(中杉通り)ではなく、実は裏手の細いアーケード街。

というか「七夕祭りのためにわざわざアーケードにした」んだそうです。


道が細いだけに、仙台七夕よりも混んでそうな雰囲気でありますが…、



ハイ案の定、身動きできないほど混んでました。

祭りは5日間ぐらい続きますが、土日は24時間オープンにでもしとかないと
客数さばききれなそうな勢いです。


そして阿佐ヶ谷七夕祭りの特色は、張り子の数々。



商店街の各店舗、および地元の各種団体などがあれこれ出品しております。



まぐろメンチ200円は良いのですが若干不吉なオーラが。



首吊りっぽさも気になりますが
(うまく吊れるよう、重心位置の調整なども製作のポイントになるはずです)、

俗に言う「パン・ツー・マル・ミエ」な点も気になります。


ちなみに、萌え絵っぽい後姿ながら正面に回ると凄みのある顔で、ビックリ。

しかし人波に流されるので、通り過ぎてから後方を撮るというのは困難でした。



元々昭和っぽい商店街には
左の金魚張り子(金魚すくい)やら右の越後屋やら、

沿道の商店・露店も気になりますし、またそれが主催者の狙いのはずですが、
混み過ぎててそれどころではありません。

長い商店街なので、たぶん床屋だって1軒や2軒あるんでしょうけども、探せず。


一方通行化するか、ロープで簡単な「車線」を作るかすれば
少しはマシになるでしょうか?



10月の別イベントの告知も張り子で。


ふぅ、一旦脇道に逸れて休憩しようかな…。



労力の掛かった大物もあります。

張り子とはいえ、落ちて来たら結構な惨事だろな。実重量よりむしろパニックで。



遠目に目玉のおやじ宇宙服仕様? とか思ったらドコモダケ。



消防団員募集でありながら
マッチか何かくわえたナマズ、というこの不吉さよ。

でもナマズの出来自体は良いですね。良く曲率計算してある感じです。



あまり「義援金」云々のセリフは似合わなさそうな土方艦長がおいでな所を見ると
宇宙戦艦ヤマト、いやヤマトではなくアンドロメダ級かな。

なにぶん、吊られてるだけに艦底部しか見えないですからねぇ。


かなりコアなネタかとは思いますが、曲線の多いヤマトよりは簡単だからかも?



こちらも30年の歴史を持つガリガリ君。

顔部分に比べて、むしろ圧倒的に簡単なはずのアイス部分のクオリティが
少々低いような気もします。整骨院が不器用そうでは困ります。



祭りには、金魚すくいが異常に良く似合います。

良く読むとクワガタとかカエルとかイモリとかウーパールーパーとか
一緒に売ってるみたいですが?



トウモロコシの下にあるのは…、タコヤキ屋とお好み焼き屋でした。


なお、ずーっと見てるとカッコいいカールおじさんっぽい気もしてきます。



商店街の終わり近くまで来てやっと床屋見つかりましたけど、
値段がどこにも書いてないってのがちょっとなぁ。


なお分岐点なせいもあってか、人口密度はだいぶ減ってきました。



あ、こっち2000円だって。決めたこっちにしよう。

しかしトリコロールはLEDより、普通の蛍光灯ののほうが目立ちますね。



七夕祭りに来たからと言って床屋寄るような人も多くないでしょうから
空いていたのはまぁ不思議でもないんですが、

わずか20分余りでズバズバッと終わりましたよ、2000円床屋。

特に顔剃りのスイングスピードが恐ろしく高速でビビリました。



こちらは整骨院の前。

えードナルドさんの死体的な何かが鎮座してるんですが?

首から提げているのは「義援金入れ」の様子。




ひょっとしたらただの同姓同名な人かも知れませんが、

期待のニューフェイスらしいパン屋さんなので
さっきアーケード街で何も買わなかった分、チーズパンでも。

さすが、東京都内は今や世界一のグルメタウンであります。





最後はちょっと中野に寄って、
件のデザイン塾同級生が広報担当もしているインディーズ的映画を。


昔の南氷洋マグロ漁船の記録映画ですな。
せっかくだからまぐろメンチ200円を差し入れしてあげたかったです。


本編暴投やチラシに鳥羽一郎とか漁港バンドが出てくるソウルフルさに
圧倒されかけますが、意外にもNHKドキュメンタリー風に上品にまとまってます。

1回しか上映しないのがもったいないほど良く出来てましたよ。



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