5月中は会社で富山に行ったりしていましたが、
初日から幸運にも蜃気楼に遭遇したと思ったらカメラが故障。
そのため5月末から隠岐のウォーキング大会に行ったのですが、
急遽1300円のトイカメラを携えての参戦となりました。
覚悟はしていましたが映りはかなり悪く(特に屋内)、
5日分を超ダイジェスト版で一挙放送することにしたいです。
大きくしても仕方がない画質なので、小さめサイズで貼っていきます!
木曜日、ひとまず米子まで移動。久しぶりに羽田までモノレール使ってみました。
リーズナブルに行くなら京急ですが、こちらは眺めの良さがメリットですね。
と思ったら、なんか暑苦しい広告が。
弓ヶ浜と中海、島根半島が見えてきました。
米子空港はいたるところ妖怪に占拠されています。
鉄道(境線)もです。車内アナウンスも声優起用。
駅名まで「ぬらりひょん駅」とかついてます。
おいでませ米子駅。
これも妖怪かと思いました。
歩道に星座が描かれてたり、なかなかオシャレな面もあるんです、実は。
大きな全日空ホテルの向かいの小さな薬局と、巨大なケロリンっぽい何か。
ホテルはやけに外国人客が多かったです。実は英語対応とか充実してたんでしょうか。
ちなみに部屋の水道には「米子の水道水は日本一おいしい水です」と書いてありました
が、全国あちこちの町と紛争になりそうな気がします。
金曜。境港まで戻ってフェリーに乗りますが、
その前にホテル裏の米子城跡に登ってみました。
暑いし、けっこうハードな山道でしたが登る価値はあります。
海ではなく、湖ですよ。
途中にミニ八十八ヶ所的な地蔵が点在しており、マイルストーン代わりになります。
でも宗派はあちこちごちゃ混ぜみたいです。
ホテルのアンケートに答えるともらえる、米子市の商品券もあります。
市と県で需要奪い合ってる状態ですが、
通用範囲とインパクトは「より鳥み取」に軍配があがるでしょうか。
市内には彫刻ロードなどもあるのですが、
駅前の謎の銀河鉄道が全部持って行ってしまいます。
境港に到着しました。駅とフェリーターミナルが隣接していますが、
どっちにしろ妖怪だらけです。
フェリーの時間を待つ間、駅前通りをブラブラしてきましょう。
夜中に見たら怖そうな、けっこうガチなやつも混じってます。
墓かと思いましたぞ御大。
もはや妖怪なしでは成り立たない町です。
車道に対して歩道の幅が広く、電線も少なくて、
観光客を念頭に改修された感じですね。
壁に穴があるとつい覗きたくなる人情を利用した、妖怪のワナ。
覗くと200m先にあるお店が見えます。
フェリーが入港したようです。
予想外に大規模化しつつあるらしいウォーキング大会の参加者たち
(大部分高齢者で、一部子供などを除き、40歳の私が最年少に近いぐらい)で
船内は混んでますが、天気には恵まれています。たまにトビウオも居ます。
なお100kmマラソン大会も別に存在し、そっちはもっと参加者が一杯で、
宿が足りないためすぐ応募しないと入れないほどなんだそうです。
一体何が待ち受けているというんだろう、隠岐。
鬼太郎を100ヶ所撮影すると記念品がもらえるとか、
そろそろそんな企画が可能なのではないでしょうか。
関西オカン的税関職員?
隠岐は大きな島が東に1つ、西に4つあり、
とりあえず西のやつの1つに入港して、すぐに小型船で他の島に移動します。
宿泊は勝手に振り分けられますが、私はさらにまた別の島送りです。
妖怪どもめ、鳥取県内だけではまだ領土が足りない模様です。
(隠岐は島根県に属します。)
西グループの4島は海底火山の外輪山のようなもので、すぐ近接しており、
静かな内湾を小型船で頻繁に行き来することになります。
島ごとに様相はだいぶ違い、観光客としては飽きなくて良いのですが、
学校や職場のある島が違ったりすると大変でしょう。
これから前夜祭として、夕食代わりの全員集合バーベキューがあります。
いきなり知らない人たちと10人ぐらいで卓を囲む(※麻雀ではありません)
というのもハードル高いですが、
例年参加している人達はすでに知り合いも多いようですね。
席には参加履歴や住所(広島あたりが多いようです)に応じて
一人一人違った歓迎コメントが書かれています。
大会本部があるこの島は、離島にもかかわらず昨年島根県内で唯一、
移入者によって人口の伸びた、島興しに全力を挙げている自治体だといいます。
島のスローガン「ないものはない」。
「何でも揃っている」とも取れますし、「無い袖は振れない」とも取れます。
参加者が数百人に及ぶため、何をするにも待ち時間が長いのが難点ですが、
港内の小魚を眺めたりしているうちにバーベキュー始まりました。
確か、食べ物は食べきれないほどあるけど
酒が足りなかったような記憶が残ってますね。
あと司会マイクの音量が大きすぎてかなわなかったりとか、
まぁ手作り感の強いイベントであります。
しゃもじ踊りが始まりました。
後半はみんなで自由参加で、同卓の幼女が特に興奮していました。
隣の島が陰になって、急速に日が暮れて行きました。
閉会後、また船でそれぞれ宿のある島に散開し、うちの島はさらにバス移動です。
宿の周りには本当になんにもないのですが、
部屋には存在すら知らなかった離島専門誌が置いてありまして、
もっとバックナンバーがあれば丸1日ぐらい部屋でダラダラしながら
読みふけりたいなと思ったほどです。
が、さすが「存在すら知らなかった雑誌」というだけあって、
この後まもなく、今年10月号までで終わってしまったようです。
そして明朝はついに大会開始でして、この宿が会場から一番遠い関係もあり、
6時前ぐらいに起きてまたバスと渡し船に乗らないといけません。
島はのんびりしていてもスケジュールは結構タイトなのでありました。
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