2013年8月17日土曜日

[error:0645] オールウェイズ 芝公園四丁目のトワイライトゾーン(蝋人形編)


スカイツリーはいまだ客足が衰えないようですね。

そんなときこそ東京タワーに行く程度には天邪鬼です。

というか、かの有名な蝋人形館が9月1日で無くなるらしいので、
一度は見ておきたいと思うのであります。




股下のあの建物に蝋人形館はあるはずです。


首都圏の人間は意外に行かない東京タワー。
大昔1回か2回行った気がしますが、良く覚えてないなぁ。

ちなみにタワーは標高20mぐらいのところに建ってますので、
てっぺんは標高としては350mぐらいあります。



おや、猿回しが居ますね。

ちょうど日光猿軍団廃業のニュースが入った昨日今日だというのに。


奥の黄色い一角は、ビアガーデンならぬハイボールガーデンだそうです。




意外に細い東京タワーの脚。




さて早速ですが蝋人形館へ。500円です。思ったより安いです。

しかも撮影可ですってよ奥さん。


さすが1970年開館だけあって内部は少し文字がハゲてたり、古さも感じます。

しかしタワー本体が1958年(昭和33年)オープンなので、
実はオープン後12年も経ってからできた施設だというのが意外です。


では見せてもらおうか、「子供のトラウマ必至施設」の実力とやらを。




入ってすぐ、謎の一角があります。

果たしてこれは、昔ここに何かが展示されていたのか、

それとも入館早々ここでタイタニックごっこでもやれということなのか
(背景が帆船っぽいですが)、

はたまた展示物と思わせてポーズを取り
他の客をおどかしてみろということなのか。

さすがに1人で来てそれをやるのも少々気が引けるので、とりあえず先に進みます。




出たな! まずこの辺は俳優関係の人々ですな。


ご丁寧にマリリン・モンローの足元が通風口になってますが
特にスカートがめくれ上がったりはしてません。

まぁ一応は全年齢対象施設ですからね。


ところで、スカート以前に格子の上をハイヒールで歩くのは危険なので
良い子のみんなはマネしないよーに。




廊下の角に監視員かと思った? 残念! チャーチルさんでした。




ホーおじさん、どう見ても米軍にとっ捕まって
尋問されている捕虜にしか見えません。




え、誰??


実は東京タワー創業者の前田久吉さんだそうです。

ラインナップは政治家とか芸能人ばかりではないようです。

・・・と思ったら政治家もやってたそうです。




ウホッ! いい三島・・・ (トラウマ源その1)


オイちょっと待てェ!
全年齢対象施設はどうしたァ!?

ちなみにこれだけ立像そのものではなく写真に撮ったやつなので、
横に回り込んでも何も見えません。




こちら蝋人形界の大御所、マダム・タッソー(1761-1850)。

この人の若い頃は写真なんてないから、顔がどこまで正確かは不明ですが。


そういえば、お台場にオープンしたマダム・タッソー館のほうも
いずれ押さえておきたいですね。




トラウマ源その2


マダムの手元の部品の数々は、ブレードランナーの世界を彷彿とさせます。

眼玉職人はチャイナタウンで捜索。




トラウマ源その3


良く判りませんが、可愛い妖精と呼ぶには少しばかり異形な方々です。

この辺は次の「最後の晩餐」の関係で教会音楽的BGMが入ってるので、
どこかサイレントヒル的な不気味さが醸しだされています。




ところで、閉館したらこれらの蝋人形はどうするんでしょう。

お台場のタッソー館にでも移すのか、競売にでも掛けるのか、壊すのか。

そうなるとこれなんかモノがモノだけに、
滅多な扱いをすると宗教紛争に発展したりはしないかと心配です。




なぜか蝋人形館って、隅っこで埃をかぶったピアノのイメージあるんですが、

ホラー映画の「蝋人形の館」あたりでそんなシーンとかありましたっけ?




うわらば!


ちょっと写真の解像度落とせば西洋画と区別つかなくなりそうな気がする、
おそらく全館で一番出来が良いと思われるダビンチさんと、

実際は何者なのか正体不明なモナリザさんです。


眉のない人が立体化されるとおっかないです。
というかむしろこれはアミバかも。




たぶん、「白人の老人」ってのが一番蝋人形に向いてるんじゃないかなぁ。




ちなみに黒人だとこんなです。ジミヘンさんです。




小さいのもあります。でも首から下は蝋じゃなくて市販フィギュアのようです。




そしてここから急にビデオ屋の成人向けコーナーか何かか
と思わせるようなモードに突入します。

秘宝館的なアイテムが次々出現したらどうしようかと思いましたが、
どうやら昔のハードロック関係のようです。

どっちにしろ子供にはサッパリ判らないだろうとは思いますが。




トラウマ源その4


実にサイケデリックな世界です。




リッチー・ブラックモアと思えば隣にジェームズ・ヘットフィールドとか、
見たことない組み合わせのバンドが組織されています。




Le Berceau De Cristal=水晶の揺りかご
Ash Ra Tempel=ドイツのロックバンド
トラウマ源その5)


立ち入れない森の奥から不安感を煽るBGMが流れてきます・・・が、
蝋人形は見当たりません。

1階でやってる大昆虫展と連動してクワガタとか居るわけでもないです。

単に子供客が怖がっているだけでした。

ここは何だったんだろう? 後で調べてみた結果、
この光景自体がロックアルバムジャケットの再現だったようです。







もしかしてさっきのピンク色ゲートからこっち、
単に館長の私物大公開ゾーン
なんじゃないですか?




最後は土産物コーナーですが、これも蝋人形どうこうと関係なく、
ハードロック関連商品ばかりに偏ってました。

しかも、あと2週間で閉館にしては価格設定が強気過ぎると思います。
ついでに値札自体も判りにくいし。


もっと広く、最新の時事ネタなども入れて内容を更新し続けるなどしないと、
リピーターは付かないような気がしますね。

タワー自体がそう繰り返しては行かない「観光地」だからOK、ってことかな?



さて、せっかくなのでもう少しタワー内をぶらついて行きましょう。
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