一応ゴールデンウィーク突入であります。しかも概ね好天らしいという話です。
泊りがけになるような遠出は予算上苦しいですが、ひとつ運動不足解消に、
今年は都内など、近場であちこち出歩いてみたいと思います。
とりあえずイベント情報サイトなど眺めまわして見つけたのは、
根津のつつじまつりと町田の博物展。
厚木の米軍基地祭なども候補にあったのですが、
ボストンマラソン爆破事件などありましたせいで
荷物チェックがやたら面倒になってそうな気がしましてねぇ。
むろん周囲の商店街・飲食店なども相乗りモード。
確かに沿線だけどセンスがよくわかりま線
もしや「パチスロ 電車でGO!」なんて存在するのかな。
いや地下鉄を「電車でGO」にしたって真っ暗で面白くないでしょうが。
飛び込みがやたら多発する中央線なんてどうだろう。
しまった、明日にしておけばこんなのもあったのか残念。
会場の根津神社に到着しましたが、露店に埋め尽くされていて歩きにくいです。
ひたすら露店しか見えません。どこまで行けばツツジがあるのだろう?
あ、一応露店の脇に1株あったけど、
この位ならその辺の道路歩いてりゃ幾らでも見つかるもんなぁ。
あ、伏見稲荷みたい。でも事実上一方通行と化してます。通れません。
おっと、
キツネの像(狛犬、と言うのか何と言うのか)が居ますが、前脚もげてますね。
皇居のお濠にも似た閑静さ、に見えますが実は周囲は人だらけです。
お祭り時よりも、もっと空いている時に来た方が楽しめるかも。
密会とか時代劇の撮影にも良さそうです。
上に登るとツツジが見渡せます。
真骨頂はさらにもっと奥にあるのですが、
あの辺は有料エリアになっているのであります。
たかだか200円なので払っても良いのですが
そっちもツツジの列の間をゾロゾロとかなりな人数が行き来しているようだし、
イベント情報には何も書いていなかったというのになんか悔しいので
やめておきます。
そして本殿エリアのようです。
単にツツジだけの神社ではない、との威容を訴えています。
何やら門の脇で・・・女子弓道大会でもやっているのかな?
と思ったら剣道か何か。というか防具も着けてないし、型の演武?
薙刀かも知れませんがそれにしては短いような。
実戦想定のバトルロイヤル試合なんかはやらないのかな。
門から本殿まで延々と並ぶ参拝者。
私は例によって神仏に祈るような信心はゼロでありますが、
この分だと絵馬が充実してるかも
などと変な期待が湧いてきます。
ありました。御神木を囲んで低い柵に並べている、珍しいスタイルです。
絵馬は合格祈願・病気回復・会社業績・縁結び等々、
特にどうというものもなかったのですが、
私の眼前で急に1つ絵馬が落ちた
というのは何かの前兆でしょうか。
早めに脱出して町田に向かおうかな・・・(それとも家に帰るべきなのか)。
千代田線と小田急で町田に移動。とりあえず激辛ラーメンでも補給します。
でもラーメンというより汁無しラーメンに近い感じで、かなりドロドロしてます。
初めて行った店ですが、ドンブリがデコボコした焼き物なのがいいですね。
元々辛いメニューのさらに辛さ3倍。激辛党員なら充分いけるレベルですし、
甘辛い唐辛子の味だけではなく、ちゃんとダシも効いてますが、
ノーマルとか2倍ぐらいにしといた方が味のバランス良かったかも。
お店はJR線路沿いの「辛麺 真空」。
「真空」ってどういう事なんだろうな。「辛麺 真紅」じゃダメだったのかな。
「レンタルルーム」と同居していますが多分これラブホテルなんですよね?
そっちの階段から出てくるカップル結構多いんで、
このラーメン屋に行列ができるようだと、お互い少々気まずくなりませんか。
町田の飲み屋はアットホームさを売りにした店名が多いようです。
「アナタどこ行ってたの!?」
「小林さんとこ」
なんて会話が繰り広げられてたりするんでしょうか。
「居酒屋いくなら俺んち来る?」は、電話したら
「はい、居酒屋いくなら俺んち来る?です!」
なんて言われるのかな。
賄い2食付きがポイントのバイト。(シフト何時間あるんだろう?)
でも「腹ペコバイト」と表現されると、
フラフラで料理運べなかったり、つまみ食いが多かったりしそうです。
ついでに、信じがたいことに「本日松坂牛」だそうです。
ところでそれは、今日応募に行って即日労働開始という意味なんでしょうか。
そして「町田市民文学館」に到着しました。
雰囲気は児童図書館っぽいですが、
元々遠藤周作記念館として企画された資料館のようです。
児童に「海と毒薬」とかはちょっと刺激が強過ぎそうです。
「漢字がCOOL!?」展、および「舟を編む」展というのをやっています。無料。
写真撮影禁止の表示は見当たらなかったし
客も誰もおらず、のびのびと写真撮ってたのですが、
さて出ようかという時になって出口の小さな注意書きに気付いたので、
載せるのはやめておきますです。
「漢字がCOOL!?」の方は半分ぐらいが「もじバケる」という、
漢字オブジェが動物に変形する玩具の紹介でした。
「亀」がカメに変形するとか、「蛸」がタコに変形するとか。
聖闘士聖衣をちょっと連想したのは秘密です。
「蛸の黄金漢闘士」とかあんまりカッコよくなさそうです。
4分の1ぐらいが、変わったフォントの書籍表紙などが展示されています。
「変わった」とは言っても、正直今どき良く目にする類のものなので、
技術的・体系的な解説でも入れてくれないとあまり意味がないです。
残り4分の1は
ゾクの特攻服みたいな漢字だらけのスーツとか、
アメリカのバスケ選手の生々しい実話伝記劇画に
日本語の漢字と平仮名を入れて中国風巻物の形にしたやつとかで、
この辺に関しては面白かったです。
でもどうせなら、外人の入れている意味不明な漢字刺青とか欲しかったです。
「舟を編む」は、辞書編集者が主人公の公開中映画(と原作小説)だそうです。
でも主人公の名前が「馬締(まじめ)」だとか
作る辞書の名前が「大渡海(だいとかい)」というセンスが
個人的にどうかと思います。
これが本物のドキュメンタリーなら、多分観に行ってました。
展示では、辞書執筆用の文字数の少ない原稿用紙など、
撮影用小道具または辞書関連用品らしきものが並んでいますが、
なぜか「SM」の項目だけ妙に詳しく説明されているアメリカの俗語辞典
というのが最も気になりました。
しかし実は、松戸駅にも漢字は展示されていたのでした。
「・・・”在日ナントカ人”?」
としか読めなかったのですが、
右から読んで「観自在(般若心経の出だし)」だったそうです。
漢字罪。
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